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折々の記 2004 A

【心に浮かぶよしなしごと】

【 01 】04/02〜        【 02 】04/16〜
【 03 】04/25〜        【 04 】05/09〜
【 05 】06/07〜        【 06 】06/19〜
【 07 】07/17〜        【 08 】08/15〜
【 09 】08/22〜        【 10 】08/31〜


【 05 】06/07〜

  06 07 赤目四十八滝
  06 08 白川郷
  06 14 永平寺
  06 16 ザクロの花
  06 17 白川郷A

 06 07(月) 赤目四十八滝

5日赤目四十八滝へ行ってきた。

『不動滝(ふどうだき)』

 高さ15m、幅07m、滝壷の深さ10m。滝参りとは、不
 動明王にちなんで名付けられたこの滝にお参りするこ
 とをいい、明治初年頃までここより奥は原生林で入る
 ことができなかったという。渓谷にかけられた不動橋
 からの眺めは壮観である。
 





サンショウウオセンターで入山料300円を支払って、最初の赤目五瀑に出会うのがこの滝である。
朝8時半頃でファインダーの映像は暗く、どうかなと思ったが、日中になると明暗のコントラストが強すぎたので、むしろ幸いであった。

ただチョッと手ぶれ気味で残念であった。

『千手滝(せんじゅだき)』

 高さ15m、幅04m、滝壷の深さ20m。滝、岩、樹木、
 滝壷が調和して、絵のような美しさである。
 岩を伝わって千手のように落水するところから名付け
 られたとも、千手観音にちなんで名付けられたとも言
 われている。
 





ハッと息をのむような感覚におそわれた。自然の織りなす景観には違いはないのであるが、人界をはなれた共存の美しさがそこにはある。

安山岩の性なのかもしれない。

『布曳滝(ぬのびきだき)』

 赤目五瀑の三番目がこの滝である。
 全国各地に同名の滝があるのだが、この滝は代表格
 といってもよい。滝壷の深さは30mもあるというのだが
 どの滝壷を見ても石がないのである。
 どうして石が無いのか判らない。不思議といえば不思






議なことである。

安山岩の性?この岩は千手滝のゴツゴツとは違い、スベスベなのである。どうしてだろうか。

撮影の位置をもっと左のほうにしていくと縦一本の布曳映像になったのだが、気がつかなかった。

『荷担滝(にないだき)』

 高さ8メートルの滝が岩をはさんで二つに分かれて流れ
 落ちるさまが、荷を担っているようで荷担滝の名が付い
 たという。
 この滝も不動滝や千手滝と同じような赤目特有の景観を
 呈している。






渓谷随一の景観だと絶賛されるというが無理もない。

ゆっくり登っていったので2時間余は経っている。ここまで約2500m1時間と書いてあるが右を見左を見ていくと倍の時間はかかる。

カジカガエルの鳴き声、青糸トンボと褐色糸トンボ、川辺の小魚など五感に伝えられてくる情報は素晴らしいものである。

『琵琶滝(びわだき)』

 赤目五瀑の最後の一つである。
 高さ15m、絶壁に囲まれた岩風呂のような滝壷は深さ
 10m、蒼い色をしていた。
 滝の形が琵琶に似ているので琵琶滝と名付けられている
 という。
 好天に恵まれて夏のように高温なのに、渓谷のせいなの
 かあまり汗がでないのは幸いであった。







画像の掲載は以上とする。

出発してから3時間はかかった。11時15分である。

 06 08(火) 白川郷

一度は白川郷へいってみたいと思っている。合掌造りの民家が狙いである。

白川郷調査は google と MapFannet で調べてみた。
「google」で白川郷を検索して見ると次のようなサイトが見つかる。

世界文化遺産 白川郷・五箇山の合掌造り集落

 公式サイトとして一応の知識をマスターしておきたい。必要事項はプリント。

世界遺産と地域整備ホームページ

 これも公式サイト。必要事項はプリント。

白川郷観光協会ホームページ TEL 05769-6-1013

 観光協会らしく見学施設、食事、温泉、お土産、散策マップなど掲載している。

世界遺産ひだ白川郷

 合掌造りについての知識を身につけておきたい。必要事項はプリント。

岐阜県白川村 TEL 05769-6-1311

 村のホームページ。世界遺産と観光情報があり、映像のダウンロード大歓迎とある。

『白川郷合掌集落』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 http://shirakawa-go.org/ ダウンロードの画像である。

 06 14(月) 永平寺

一昨日の晩、テレビで永平寺宮崎という104歳の方の話が放映された。

 座禅は法に則している。
 法とは天地自然の法則のことである。
 縦のものは縦にしておくことである。

 自由とはわがままのことである。

 善いことはできる限り真似ることがいい。
 教えは真似ることである。
 なんでも実行することである。
 法に則して実行することである。

こんなことでは要約したとは言えないけれども、骨子になっていたと思うことをまとめた言葉である。
「自分というものは、ナスと同じであり、ミミズと同じである」私はそんなふうに思っている。

今朝パソコンで http://www.mitene.or.jp/~katumin/ というURL“禅の里 永平寺へようこそ”を見た。なかなか充実したホームページで56歳になるお店のご主人がつくっている。
そのなかで、テレビ放映のことを次のように掲載していた。


NHKスペシャル
永平寺 104歳の禅師
(ポスター 234KB)

永平寺78世住職 宮崎奕保(エキホ)禅師
人が生きる ”知恵” がそこにある

放送予定 6月12日(土)
午後9:15〜10:04
NHK総合テレビ



続いて歴代住職も出ていたので、開祖の道元と今の宮崎奕保禅師を取り出した。

永平寺歴代住職     
世代道号法諱禅師号普住年月日生年月日
退院年月日示寂年月日
開祖道元佛性伝東国師寛元2年(1244)7月 正治2年(1200)1月26日
どうげんぶっしょう建長5年(1253)7月 建長5年(1253)8月28日
でんとうこくし
承陽大師
じょうようだいし
78世栴崖奕保黙照天心禅師平成5年(1993)9月 明治34年(1901)11月25日
せんがいもくしょう福寿無量
えきほてんしんぜんじ

いろいろ調べてから、永平寺、朝倉氏庭園、丸岡城めぐりの旅をしたいと思っている。

 06 16(水) ザクロの花

ザクロの花が咲き始めた。 『ザクロ』

 ザクロは以前坪庭にあった。この家の一代目真広氏が植
 えたものだった。昔の人たちはザクロが体にいいと言い
 伝えていたから植えたに違いない。花も鮮明で美しい。
 こんなことからか、家内の秀はザクロを植えたいと希望
 していたから、柿干場の裏へ植えつけた。






そのザクロが大きくなって2〜3年前から花をつけるようになった。6月中旬になると花が咲くのである。キリッとした感じの花である。

柿の徒長枝の芽欠きの時期は6月上旬で、その仕事もやっと終わることができた。畑の草退治も一応すんで、ホット一息というところである。

 06 17(木) 白川郷A

06 08の白川郷をうけて今日の記事になる。

仕事が一段落になったし、今週末には天気が崩れるというので急に思い立って念願の白川郷へ行ってきた。

大白川(白山国立公園)の『白水の滝』

 御母衣湖ミボロコを過ぎて大白川をしばらく遡ると、白
 水湖に達する。谷あいに残雪をのこしている別山を背
 景に、静かに白水湖がいずまいを正している。
 そこから流れでいる滝がこの『白水の滝』である。
 展望台に出るまではこんな滝があるとは想像もつかな
 い。下方から見ることは先ずはできない。見たとおり自
 然が織りなした幻想的な景観である。







  湖畔の説明板に次の記事がのっている。


今から3000年前、現在の御前峰周辺の噴火により、大量の溶岩が噴
出しました。その溶岩は剣ヶ峰の山頂を形づくるとともに、山を下って
大白川を埋めました(白水滝溶岩流)。そのとき一時的に水がせき止
められ、現在の白水湖の位置に湖ができました。……………………
やがて時とともに水は溢れ出し、谷を削り始めました。そして長い年月
をかけて現在の白水の滝を作り、それとともに湖は消えました。しかし
その後人口のダムが作られ、白水湖ができました。…………………


白川郷『合掌造集落』

 この映像は荻町が見渡せる「荻町城址(展望台)」で撮
 影したものである。木が茂ってきてちょっと邪魔になっ
 た。
 中央やや上、左四分の一、大きな木がある家が「国指定
 重要文化財」の『和田家』である。






合掌造りの家は『和田家』に限らず同じような造りであり、内部に使われている柱材など、家の重さを支えるだけあって重厚なものである。

詳細については、『新0歳教育』へジャンプして“旅の記録-白川郷2004”で見ればよい。

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