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折々の記 2004 @

【心に浮かぶよしなしごと】

【 01 】12/29〜        【 02 】01/15〜
【 03 】01/24〜        【 04 】01/30〜
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【 09 】03/09〜        【 10 】03/21〜


【 10 】03/21〜

  03 21 ‘茶色の朝’
  03 22 ‘信州のトラウマ長野五輪の調査委が始動’
  03 23 さくらの花見
  03 27 俊成宅からの最終移転
  03 28 梅久保洞のザゼンソウ
  03 29 再びさくら

 03 21(月) “茶色の朝”

きのうは天気がよかったので、馬鈴薯の植えつけをした。一昨日は松本一本葱の苗床を作って種を蒔いた。春の苗作りは、父真広の流儀だったもので、それを踏襲している。ジャンバーを脱ぐがなければならないほどの陽気になった。

東京新聞を見ていると、「茶色の朝」という言葉が目にとまった。まえにもどこかで見た言葉だった。



フランス寓話が問いかけるもの

「茶色の朝」というフランスの寓話(ぐうわ)が注目を集めている。日本でも昨年暮れ、邦訳(大月書店刊)が出版された。茶色はファシズムの象徴。原文はわずか十一ページ、声高ではなく「ファシズムの危険は市民の事なかれ主義に潜む」と指摘する。フランスではベストセラーとなり、同国や欧州で台頭する極右勢力の動きをけん制した。戦後初めて戦地に自衛隊が派遣された。「茶色」の危険は日本社会とは無縁だろうか−。

……以下省略「フランス寓話が問いかけるもの」へジャンプしてみて……



「ファシズムの危険は市民の事なかれ主義に潜む」という言葉も、「寄らば大樹」「赤信号みんなで云々」と同じことで、洋の東西を問わず諺のようにうけつがれている気質なのであろう。


 03 22(月) “信州のトラウマ長野五輪の調査委が始動”

田中泰夫が知事になる前の長野県の県政は、旧来の陋習といえばその通りであった。その象徴は長野冬季オリンピックの会計の‘うやむや’であった。

社会党の森田県議と話す機会があったので、県議としての責任を問求めたが明らかな返事はなかった。古い殻にドップリ漬かっている。困ったことだと思っていたが、いよいよ五輪調査が始まるようだ。委員会のメンバーが載っていたので引用した。

GENDAI NET 政治



【奇っ怪ニッポン】
 2004年3月11日 掲載  
信州のトラウマ長野五輪の調査委が始動

 3月26日まで1カ月に亘(わた)って長野県議会が開催中。先週の代表質問に続いて今週は一般質問が、午前10時から午後6時近くまで続いています。どうしてダムを造らないんだ、どうして公共事業を削減するんだ、と相も変わらぬ僕に対する“嫌疑”の御質問が行われています。

 世論調査では7割近い県民が僕への支持を表明しながら、他方で斯(か)くなる県議を選んでしまう。ソクラテスの悲劇から2500年もが経過して猶(なお)、民主主義は試行錯誤なのでしょうか。思えば、随分と高い月謝です。

 その信州に暮らす人々には、トラウマが存在します。言わずと知れた長野冬季オリンピックの帳簿焼却事件です。IOC会長を務めしファン・アントニオ・サマランチの為に、幕張メッセから戸倉上山田温泉まで“お召し列車”を走らせて歓待した事実など露知らぬ県民とて、等しく心的外傷となっているのです。

 更には、オリンピックに合わせて開業した長野新幹線の陰で、並行在来線として誕生したしなの鉄道が、当初は無償譲渡の筈が何故か103億円もの高額で地元が買い求める羽目に陥った経緯。

 のみならず、バブル経済崩壊後にオリンピックという大義を得て、公共事業費を最大でバブル期の2倍、県単独事業費を3倍に膨張させた県政のツケが、1兆6000億円を超す起債残高となって、綱渡りの財政運営を余儀なくされています。

 その名も「長野県」調査委員会が始動しました。正に旧弊たる「長野県」の膿と垢を白日の下に晒(さら)す為の委員会で、委員は7名です。

 談合体質を解消するべく設立した長野県公共工事等入札適正化委員会の委員を務める内に三重県から軽井沢へと居を移したオンブズマン系弁護士の松葉謙三氏以外は、「長野県」に柵(しがらみ)を有さぬ面々。

 委員長には、「日本経済新聞」経営幹部の公私混同を追及するスクープ記者・大塚将司氏が就任。ロス疑惑の銃弾の際に活躍した弁護士の喜田村洋一氏。記者クラブの腐敗を暴く岩瀬達哉氏。警察一家の腐敗を暴く黒木昭雄氏。東京都議で行革110番を主宰の後藤雄一氏。NHKスペシャルでも特集された外郭団体の見直し委員会で、小倉昌男氏と共に獅子奮迅の闘い振りを見せてくれた東大教授の醍醐聰氏。

 一騎当千の面々が、手弁当に近い安価な報酬で、而(しか)も会合の際の弁当代まで自己負担で集ってくれたのです。閉塞感に充ち満ちた日沈む国を信州から変える為に。尤(もっと)も、オリンピック招致を最初に打ち出した「信濃毎日」を始めとする護送船団マスメディアの皆様は、県議諸氏と並んで“渋い表情”です。知事就任3年を経ても猶、相も変わらぬ「長野県」の姿です。【田中康夫】



県政については「毎日チェックするWeb」へは、次のページを入れておくとよい。

K嬢の長野県政ウォッチング日記…http://www2.diary.ne.jp/user/95992/

■2004/03/20 (土) 元の木阿弥…県議姿勢は何一つ変わっていない
■2004/03/17 (水) 菅谷氏当選についての知事コメント
など、あたらしいものを読むだけでもいろいろと参考になる。

 03 23(火) さくらの花見

去年は「南信州」に飯伊地域の桜がたくさん紹介され、豊丘村の堀越にある見事な桜をカメラにおさめてきた。ところが、フリーズのため映像を消去してしまった。

昨年の桜情報「折々の記 2003A4/19」を参照するとよい。

今年は、飯伊の桜とともに岐阜の「根尾谷の薄墨桜」、「寺尾ヶ原千本桜公園」へ出かけたい。ついでに、孫が使える左利き用のハサミとナイフを買うために、関市の‘刃物市場’へ寄ってきたいと思っている。

山梨の神代桜や県内の桜もデジカメへ納めてきたい。

電話で問い合わせないと、案内日時とは一週間以上はずれているようだから注意したい。いまの陽気は三寒四温ということで、きのうなど寒くて飯田では雪が舞ったという。今日はいいと思う。

桜を調べるには Google で検索すればいいが、 【桜便り】を足場にして調べていってもいい。

 03 27(土) 俊成宅からの最終移転

今日明日の土日が、荷物の運び込み最後になる。
大きい荷物は真介が手伝いにきてくれてありがたかった。学年末で忙しいことと思う。

南瓜植えつけの準備ができ、タマネギの追肥もして畑は一段落となった。ぼつぼつ葱が発芽するので毎日の管理を欠かさないようにしなければならない。

 03 28(日) 梅久保洞のザゼンソウ

午後ザゼンソウの撮影に出かけた。




座禅草 (ざぜんそう)

 ・里芋(さといも)科の山野草。
 ・学名 Symplocarpus renifolius
     Symplocarpus : ザゼンソウ属

 ・春、湿地で開花。
 ・花は、茶色の大きな仏炎苞(ぶつえんほう)の
  なかにあり、仏炎苞を仏像の光背として
  そのなかにある花を「座禅を組んだ“達磨大師”」に
  見立てた。
 ・花のあと、葉がどんどん伸びてくる。
 ・有毒で悪臭があるそうです。
 ・別名 「達磨草」(だるまそう)。

 ・似ている花  水芭蕉 武蔵鐙


インターネットは都合もいいし、ボケ防止にも役立つと思う。

 03 29(月) 再びさくら

「季節の花」の中の 「桜」を見ると、このホームページの充実振りがわかる。

参考になるところを転載する。


・薔薇(ばら)科。                                    
・学名  Prunus × yedoensis(染井吉野)               
        Prunus lannesiana var. speciosa (大島桜)    
        Prunus jamasakura  (山桜)                   
          Prunus : サクラ属                           
 
・開花時期は、  4/  1頃〜  4/10頃(染井吉野)。
・気象庁が3月に、全国の桜の開花前線予想を発表する。  
  1日の平均気温がだいたい10度を越えたら”開花”。  
  (最高気温が14度、最低気温が6度くらいかな)。    
  実際の開花宣言は各地の標本木の咲きぐあいをもとに    
  なされる。花の見頃は開花宣言から1週間ぐらいあと。  
・”花見”といえば桜。いろいろ種類があるが            
  染井吉野(そめいよしの)がもっとも有名。            
  染井吉野はうすピンク色。白花でよく見かけるのは      
  大島桜(おおしまざくら)。                          
 
・桜の霊である「此花咲耶姫(このはなさくやひめ)」が  
  最初の種を富士山からまいたといわれ、「さくやひめ」の
  名前から「さくら」になったらしい。                  
      此花咲耶姫 → ”この花(桜)のように美しい姫”。
                    この名前は「古事記」に出てくる。  
・染井吉野は江戸時代に江戸駒込の染井村から植栽が      
  始められた。初めは見事な桜の代名詞として「吉野桜」と
  呼ばれたが、誕生地の「染井」の名を加えて「染井吉野」
  になった。                                          
・幹のところに横向きの線が入っているのが桜の特徴。    
・秋には早めに落葉する。楓(かえで)が紅葉する頃には  
  葉が残っていないことが多い。                        
・日本の国花はこの桜と菊の2つ。                      
 
・なんで桜は一番人気があるんでしょうか。              
    「大木になる」→ 木自体が目立つ                   
    「花が木いっぱいに一斉に咲く」 → 鮮やか          
    「花は葉が出る前に咲く」       → 花が目立つ      
    「すぐ散る(開花時期が短い)」 → 日本人好み      
    「節目の季節に咲く」 → 卒業、入学、入社など、    
          いろいろな節目の重なる時期にいっぱい咲くので
          印象に残りやすい                            
    「うすピンク色(染井吉野)」 → 見ていると        
                            ほのぼのとした気分になれる
    「咲く前から待ち構える雰囲気がある」              
        →  ”いよいよ桜シーズン!”といううたい文句で
              いろいろPRされるので                  
              開花日が待ち遠しくなる                  
  こういった要素が桜にはそろってるからかな?          
  (これだけの条件がそろってる花は、他にはないですね)
 
・大島桜(白っぽい桜)の葉っぱは「桜餅(さくらもち)」
  に使われる。若葉を塩漬けにしてクマリンの香りを      
  引き出すことで、独特の香りと塩味が出る(防腐剤の    
  役目もある)。葉っぱであんこのお餅を包みます。      
・サクランボは染井吉野などではならず、西洋桜などに    
  しかならない。 → さくらんぼ                        
  ふつうの桜にも5月頃赤い実がなるが、さくらんぼより  
  小さくて固い。 → 桜の実                            
・山桜は、花が咲くのと葉が出てくるのがほぼ同時。      
  (ほかは、だいたい花が先ですね)                    
・「桜」の旧字は「櫻」です。                          
・3月8日の誕生花(桜)                              
・花言葉は「優れた美人」(桜)                        
・東京都の花(染井吉野)                              
・山梨県の県花(富士桜)                              
 
・「あしひきの  山桜花  日(け)並べて                
        かく咲きたらば  いと恋ひめやも」              
            山部赤人(やまべのあかひと)  万葉集      
  「花の色は  移りにけりな  いたづらに                
        我が身世にふる  ながめせし間に」              
            小野小町(おののこまち) 古今集   百人一首(09)
  「もろともに  あはれと思へ  山桜                    
        花よりほかに  知る人もなし」                  
            前大僧正行尊             金葉集   百人一首(66)
          (さきのだいそうじょうぎょうそん)          
  「高砂の  尾上(おのえ)の桜  咲きにけり            
        外山(とやま)の霞  立たずもあらなむ」        
            権中納言匡房           後拾遺集   百人一首(73)
          (ごんちゅうなごんまさふさ)                
  「おしなべて  花の盛に  なりにけり                  
        山のはごとに  かかる白雲」    山家集  西行    
  「ほのぼのと  花の横雲  明けそめて                  
        桜に白む  三吉野の山」      玉葉集  西園寺入道
  「世の中に  たえてさくらの  なかりせば              
        春の心は  のどけからまし」    在原業平        
  「花の雲  鐘は上野か  浅草か」      松尾芭蕉        
  「桜咲く  前より紅気  立ちこめて」  山口誓子   



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