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折々の記 2003 B

【心に浮かぶよしなしごと】

【 01 】06/15〜        【 02 】06/20〜
【 03 】06/26〜        【 04 】08/13〜
【 05 】09/02〜        【 06 】09/24〜
【 07 】10/17〜        【 08 】10/31〜
【 09 】11/26〜        【 10 】12/03〜


【 08 】10/31〜

  10 31 足の衰え
  11 02 孫
  11 04 デジカメと映像
  11 10 パソコン周辺機器
  11 14 除湿機
  11 15 人権擁護委員
  11 24 死の商人●HPリンク集

 10月31日(金)足の衰え

明日から三連休で小諸の孫 涼羽 がくる。年はとっても幼い孫が来るということは嬉しいことだ。一歳九ヶ月になっているが、「ジーチャ」「バーチャ」という呼びかけを聞くとたまらない。

家の中を廊下伝いに走り回るだろうし、階段が好きだからママを連れて上り下りすることだろう。友美や優も来るだろうから、一度に賑やかになりそうである。

ところで、足の衰えについて書き留めておきたい。
20日ほど前になるが糖尿の検査があるからA1Cの数値を下げておかなくてはと思って、walking を始めた。伊久間の新道なら歩きやすいだろうと考え、夜弁天橋まで歩いたのである。往復では一時間十分であった。

弁天橋でないときは、加工センター入り口でユーターンしてきた。四十分はかかった。
膝から下がパンパンになってきた。夏の水泳のこともあったので筋肉ができたのかと一瞬そんな思いが頭をかすめた。ところが大間違いであった。24日の検査で「何か重労働でもしましたか」と聞かれて唖然とした。筋肉疲労が驚くほどの数値で現れていると言うのである。

これには驚いた。いつでも一日に合わせて一時間くらいはゆうに歩いたり動いたりしているのに………である。続けて一時間歩くということは、こんなに足を疲労させるものか。こそこそとそこらあたりを動き回っているのとは、全く違っていたのである。

五十代でも走ってみたときにはまだまだ大丈夫だと思っていたのに、走るどころの話ではない。一時間歩いてこの態ザマである。足はむくんで腫れあがり指で押せばへこみができ、困ったことだなどうしたらいいかなと思い続けていたのである。

ゆうべ、やっと足を腰掛に乗せて指で揺すってみると、プラプラといくらか柔らかく動いたのである。ああ、嬉しいなという思いとともに、わが身の老化現象をこれほどまともに感じたことはなかった。

以上が「足の老化」の記録である。

 11月2日(日)孫

孫は可愛い。小さいとよけいにかわいい。

昨日は小諸から涼羽が来た。一歳九ヶ月である。両親が柿取りに来てくれたからだ。

足が速い。よくしゃべる活動的な孫である。

伊久間の孫は大きくなっていわゆる「少女」らしくなった。

孫は季節の如何にかかわらず、まわりのみんなを明るく温かくする。太陽のようなほとばしるエネルギーがあるから。

天衣無縫、このことばは三歳未満の幼児期にぴったりのことばだろう。

「まご」という歌がつくられている。

   孫   作詞者名   荒木良治

  なんでこんなに可愛いのかよ
  孫という名の宝もの
  じいちゃんあんたにそっくりだよと
  人に言われりゃ嬉しくなって
  下がる目じりが下がる目じりがえびす顔

  もみじみたいな小さな手でも
  いまにつかむよ幸せを
  仕事いちずで果たせなかった
  親の役割代わりの孫に
  今は返して今は返しているところ

  つよく育てよおお空泳ぐ
  五月節句の鯉のよに
  親の背よりも大きくなって
  一人立ちする二十才が来たら
  祝い言葉を祝い言葉をかけてやろ

  (女の子の場合の歌詞)
  春になったら飾ってあげる
  桃の節句のひなかざり
  きりょう良い娘に育っていつか
  嫁に行く日が来たその時は
  祝い言葉を祝い言葉をかけてやろ

いろいろ考えるに、これも世代交番の一頁なんだろう。
孫たちが大きくなって、こんな頁を見て何を感ずるのだろうか。この孫たちもやがて婆ちゃんになったときには同じ想いに駆られるのであろうか。

 11月4日(火)デジカメと映像

今年の夏二回目のフリーズとなって、大事なデジカメのデータが多くパーになってしまった。写真機のようにネガはないからどうにもならない。失ったデータは復元できない。

こんなことがあってもいいように、USB接続の映像専門のハードデスクを用意した。これなら何千枚でも保存できそうだ。
データの整理の仕方をどうしたものか考え中である。分類の仕方によっては検索がこんがらかってしまうからだ。

このハードデスクはソースネクスト販売の「 Logitec 」で製品問い合わせは次の通りである。

【お問合せ先】
 ロジテック株式会社 テクニカルサポート
  受付時間: 平日 10:00〜12:00/13:00〜17:00
  ※ 土日祝・GW・夏期休業日・年末年始を除く
  TEL: 03-5326-3667(東京)
  FAX: 0265-74-1456(長野)

商品発送に伴うソーテックからのメールには次のように記されている。

 商品名  : 大容量ハードディスク160GB 特別販売 (03.09.22) 1個
 出荷日  : 2003年09月23日
 金額   : \26,880
 御支払方法: クレジットカード
       佐川急便お問い合わせ番号: 5709128692

トラブルがなければ都合のいいシステムができたものである。

 11月10日(月)パソコン周辺機器

記録のためにここへ載せておく。

ソースネクストからはペンタブレットを購入している。

 出荷日  : 2003年11月07日
 商品名  : ペンタブレット・コードレスマウス付Pro(白) (03.11.01) 1個
 金額   : \16,380
 御支払方法: クレジットカード
       佐川急便お問い合わせ番号: 5709407513

ソースネクストからではないが、山田電気から携帯パソコン「 NEC Lavie 」を購入している。 

ところで、昨日は衆議院議員の選挙日でした。私はアメリカ追従型の現政権の姿勢に応援はできない。しかも国連を無視したような我侭さは国際協調を願う平和の道程とは筋が違う。

土井さんの憲法擁護はいいのだが、昔の社会党のようなエネルギーにかけている。軍備反対を根底にしている共産党は大いに共鳴しているが、国際協調という観点から見ると今ひとつ何かかけている。

政官癒着の構造は病根が深いようだ。道路公団の藤井総裁の威張り散らした対応の仕方は、官僚の天下りの最前線の縮図のように思う。細かいことは隠蔽していて“俺の方がいろいろ知っているし、正しいのだ”という明治以降の官僚主導の体質は、戦後も温存し続け、ことに公私を問わず企業トップとしての天下り体質が一向に改善されていない姿を見ると、どうしてもすっきりしない。

具体的な変革としては、自民党の政権をやめにして、野党に政権を代えることが早道である。そうした意味から私は選挙区議員も比例代表議員も民主党を支持して投票をすませた。

今朝の南信州新聞の選挙速報をパソコンでみると、次のようであった。

長野速報・当選者
 1区 小坂 憲次 57 自民     比例  岩崎 忠夫 60 自民
 2区 下条 みつ 47 民主     比例  篠原  孝 55 民主
 3区 羽田  孜 68 民主     比例  堀込 征雄 61 民主
 4区 後藤 茂之 47 自民     比例  村井  仁 66 自民
 5区 宮下 一郎 45 自民

信濃毎日新聞の選挙速報をパソコンでみると、次のようであった。

1区 小坂 憲次(こさか・けんじ)
         57歳 自民・前5 団体役員・対人地雷全面禁止推進議連会長
2区 下条 みつ(しもじょう・みつ)
         47歳 民主・新1 政党役員・近代経済研究所松本支部長
3区 羽田  孜(はた・つとむ)
         68歳 民主・前12 政党役員・党最高顧問・元首相
4区 後藤 茂之(ごとう・しげゆき)
         47歳 自民・前2 党4区支部長・党県連副会長
5区 宮下 一郎(みやした・いちろう)
         45歳 自民・新1 党5区支部長・元住友銀行員・大臣秘書官
比例 岩崎 忠夫(いわさき・ただお)
         60歳 自民・前2 政党役員・党選挙区支部長
比例 篠原  孝(しのはら・たかし)
         55歳 民主・新1 党県連副代表・元農林水産政策研究所長
比例 堀込 征雄(ほりごめ・いくお)
         61歳 民主・前5 党県連幹事長・元衆院農林水産委員長
比例 村井  仁(むらい・じん)
         66歳 自民・前6 党税調副会長・元国家公安委員長防災担当相

 11月14日(金)除湿機

昨年の干柿作りでは秋冷乾燥であったため、夜間外気の出入りができる乾燥方法のところでは、干柿の製品が黄色みを帯びた。短期間の過乾燥となったため渋味の凝固と糖化不十分になり、よくなかった。そういう人が多かった。

今年はその逆の現象で、温暖多湿で一番心配の種となるカビ発生の陽気になった。

そこで、我が家では除湿機をいれてこの心配のないようにした。一日の除湿能力が水分16g〜18gという性能をもつ除湿機である。湿度100%のデータだろうが、バケツいっぱいの水分除去とは驚嘆に値する。2基購入して稼動してみて実力のほどに驚いた。

干柿作りの技術的な管理方法は、年々歳々、気象条件に左右されるから一番神経を使うところとなる。

 11月15日(土)人権擁護委員

9年6ヶ月に亘るお勤めが終わった。総合表彰式でその披露があった。

例年この頃村の総合文化祭が行なわれている。表彰式はこの中の一つの行事である。

 11月24日(月)死の商人

時の流れ……時勢の流れはわが身がその動きの中にいると気づいたときに判るものです。自衛隊の海外派兵が問題になったとき、そして選挙で社民党や共産党が海外派兵反対をアピールし、憲法問題が紙上に云々され始めてから平和憲法を守ろうとアピールしているとき、時の流れを感じない人はなかった。

問題は軍備を削減するということが、いかに至難の業であるかをお互いに確認することであろうと思う。

軍事費の削減は、日本の産業構造の中では景気回復どころの騒ぎではない。兵器産業を壊滅させ、さらに基幹産業自体の存続如何にまで影響してきます。

だが、それに恐れてはいけない。

広島の誓いを美辞麗句にとどめ反古にしてはなりません。

軍事産業や兵器産業の実態を調べ、それらを築いている実情を白日のもとに公示して、人類の平和のために『死の商人』を国民投票によって、そんな方式はもちろんないから、私たち一人一人は《何をなすべきなのか》をお互いに認知しなければなりません。

この分野の資料としては次のものを挙げてもよい。

 『死の商人』岡倉古志郎(新日本新書)
 『日本の兵器産業』吉原公一郎(社会思想社)
 『兵器産業』朝日新聞社会部(朝日新聞社)
 『兵器大国日本』前田哲男(現代史出版会)
 『日本の軍事産業』木原正雄(新日本出版社)

●HPの目次、F【戦争を語り継ごう…リンク集】をみていくと、いろいろな考え方の基本部分に根を下ろすことができるのだが、戦争と平和の理念を築くだけでは積極的な平和構築には具体的エネルギーが不足する。

有事理論は相互殺人相互破壊を認めた人の言い分であるから、机上の空論である。

具体的に友達を失い、夫を失い、親を失い、子を失ってもいいということを容認しなければ、有事理論などすべきではない。

有事(戦争のマヤカシノ言葉)をなくしていくには、一人一人が具体的な意見をもつことが基本になる。政治を語るにも、選挙に臨むにも、子々孫々の平和をみとうした哲理に準じていくことが、人を愛していく基本でありましょう。

政治家と企業:財界の癒着はなぜ絶つべきなのか、その根拠を誰でもわかるようにアピールしなくてはならない。親や子がたとえ軍事関連の企業に勤務しているとしても、人が目指すべきものを曲げてはならないんです。日本経済が崩壊するなどといいますが、そんなことで簡単に破綻をきたすようなものではありません。経済崩壊は脅し文句なのです。

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