折々の記へ

折々の記 2003 B

【心に浮かぶよしなしごと】

【 01 】06/15〜        【 02 】06/20〜
【 03 】06/26〜        【 04 】08/13〜
【 05 】09/02〜        【 06 】09/24〜
【 07 】10/17〜        【 08 】10/31〜
【 09 】11/26〜        【 10 】12/03〜


【 04 】08/13〜

  08 13 パソコンフリーズ
  08 14 敗戦 ●広島市長長崎市長の平和宣言
  08 15 涼羽の成長 ●敗戦2
  08 27 鈴虫 ●幼児英語教材の紹介

 8月13日(水)フリーズ

パソコンをフリーズさせてしまった。はやく戻らなかったので大変だった。

この前の「折々の記」が6月27日だったから、一月半はパソコンと離れていたことになる。修理がきかず、結局は新しい基盤と取替えて修理完了ということになった。

URLの設定とEメールの設定も面倒であった。まだ画像がパソコンに出ないので、努力してみようと思っている。

どんなことにしても、何か一つのことを計画し推進しようとする場合には、整理整頓は大事な環境設定である。

その意味では、パソコンの掃除はこまめにすることである。個人データはコピーしていたので、ある程度は助かった。

ことしは、もう盆になってしまった。
新盆は、知久平の斎藤家、馬場の高見、藪の下の木下家、少なかった。

 <8月14日(木)敗戦/B>

明日は敗戦の日である。

いやな戦争が終わった日である。望ましくない指導者によって日本は戦争に突入し、私もそれに参加した。戦死した友達もあった。戦争とは命をかけた壮絶なたたかいなのである。うまいことを言っても言わなくても、戦争とは無法地帯であり、人をどれほど殺傷しようと如何なる世界的遺産を破壊しようとも、責任もなにもないのである。戦争とは無法地帯をある地域にセットすることなのである。
その戦いに勝てば勝者であり、負ければ敗者なのである。勝った国は戦勝国であり、負けた国は敗戦国なのである。
いやな戦争をセットしたものの責任を問わなくてはならない。どこがどう間違っていたのかを明らかにしなければならない。

軍隊とは戦争をする集団である。同じ集団を日本では自衛隊と言っている。明らかに間違った国語表現である。自衛隊という言葉は新造語である。小学館の大辞泉によれば「自分の力で自分を守ること」とある。 戦争のことを有事と言うのも新造語である。
終戦も自衛隊も有事も、要するにゴマカシ語なのである。

私が敗戦後戦争から得たものは「人を殺してはならない」という一事であった。そしてそれを自分のバックボーンの一つに組み入れてきた。次代を担う少年たちに対する基本的姿勢として堅持してきたし、人生観の太い骨組みにもなっている。

諸外国との連携の上からも、遠慮をせずに進んで発言しなければならない時代になっている。
ことに、日本の歩みを見ていて苦になることは、「なしくずし」体質の一点である。

「寄らば大樹」の体質であり、
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」の体質であり、
「ねまわし」体質であり、
それが「なしくずし」体質につながっている。

広島市長の挨拶も、長崎市長の挨拶も、すてきなものであった。広島での総理大臣の挨拶は貧弱で迫力もエネルギーも感じられなかった。

●次に少々長いけれども、広島市長と長崎市長の平和宣言を掲載しておく。

  全国自治体マップ検索
    http://www.nippon-net.ne.jp/cgi-bin/search/mapsearch/nn_MapSearch.cgi
  から広島県、広島市、平和宣言にすすめばよい。
  同様に、長崎県、長崎市、平和宣言にすすめばよい。
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広島市長の平和宣言

今年もまた、58年前の灼熱地獄を思わせる夏が巡って来ました。被爆者が訴え続けて来た核兵器や戦争のない世界は遠ざかり、至る所に暗雲が垂れこめています。今にもそれがきのこ雲に変り、黒い雨が降り出しそうな気配さえあります。

一つには、核兵器をなくすための中心的な国際合意である、核不拡散条約体制が崩壊の危機に瀕しているからです。核兵器先制使用の可能性を明言し、「使える核兵器」を目指して小型核兵器の研究を再開するなど、「核兵器は神」であることを奉じる米国の核政策が最大の原因です。

しかし、問題は核兵器だけではありません。国連憲章や日本国憲法さえ存在しないかのような言動が世を覆い、時代は正に戦後から戦前へと大きく舵を切っているからです。また、米英軍主導のイラク戦争が明らかにしたように、「戦争が平和」だとの主張があたかも真理であるかのように喧伝されています。しかし、この戦争は、国連査察の継続による平和的解決を望んだ、世界の声をよそに始められ、罪のない多くの女性や子ども、老人を殺し、自然を破壊し、何十億年も拭えぬ放射能汚染をもたらしました。開戦の口実だった大量破壊兵器も未だに見つかっていません。

かつてリンカーン大統領が述べたように「全ての人を永遠に騙すことはできません」。そして今こそ、私たちは「暗闇を消せるのは、暗闇ではなく光だ」という真実を見つめ直さなくてはなりません。「力の支配」は闇、「法の支配」が光です。「報復」という闇に対して、「他の誰にもこんな思いをさせてはならない」という、被爆者たちの決意から生まれた「和解」の精神は、人類の行く手を明るく照らす光です。

その光を掲げて、高齢化の目立つ被爆者は米国のブッシュ大統領に広島を訪れるよう呼び掛けています。私たちも、ブッシュ大統領、北朝鮮の金総書記をはじめとして、核兵器保有国のリーダーたちが広島を訪れ核戦争の現実を直視するよう強く求めます。何をおいても、彼らに核兵器が極悪、非道、国際法違反の武器であることを伝えなくてはならないからです。同時に広島・長崎の実相が世界中により広く伝わり、世界の大学でさらに多くの「広島・長崎講座」が開設されることを期待します。

また、核不拡散条約体制を強化するために、広島市は世界の平和市長会議の加盟都市並びに市長に、核兵器廃絶のための緊急行動を提案します。被爆60周年の2005年にニューヨークで開かれる核不拡散条約再検討会議に世界から多くの都市の代表が集まり、各国政府代表に、核兵器全廃を目的とする「核兵器禁止条約」締結のための交渉を、国連で始めるよう積極的に働き掛けるためです。

同時に、世界中の人々、特に政治家、宗教者、学者、作家、ジャーナリスト、教師、芸術家やスポーツ選手など、影響力を持つリーダーの皆さんに呼び掛けます。いささかでも戦争や核兵器を容認する言辞は弄せず、戦争を起こさせないために、また絶対悪である核兵器を使わせず廃絶させるために、日常のレベルで祈り、発言し、行動していこうではありませんか。

また「唯一の被爆国」を標榜する日本政府は、国の内外でそれに伴う責任を果さなくてはなりません。具体的には、「作らせず、持たせず、使わせない」を内容とする新・非核三原則を新たな国是とした上で、アジア地域の非核地帯化に誠心誠意取り組み、「黒い雨降雨地域」や海外に住む被爆者も含(ふく)めて、世界の全ての被爆者への援護を充実させるべきです。

58年目の8月6日、子どもたちの時代までに、核兵器を廃絶し戦争を起こさない世界を実現するため、新たな決意で努力することを誓い、全ての原爆犠牲者の御霊に衷心より哀悼の誠を捧げます。

   2003年(平成15年)8月6日 広島市長 秋 葉  忠 利
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長崎市長の平和宣言

 近代的な建物や家々が立ち並び、緑豊かな現在の長崎のまちからは、あの日の出来事は想像できません。第二次世界大戦の末期、58年前の8月9日、午前11時2分。米軍機が投下した一発の原子爆弾は、松山町の上空約500メートルで炸裂しました。熱線と爆風、放射線が一瞬にして人とまちを襲い、長崎はこの世の地獄となりました。死者7万4千人、負傷者7万5千人。死を免れた人々の多くは、身体と心に癒すことのできない深い傷を負い、今なお原爆後障害や被爆体験のストレスによる健康障害に苦しみ続けています。私たちは、このような悲惨な体験を繰り返してはならないと、核兵器廃絶と世界平和を訴え続けてきました。

 そのような中で、今年3月、米英両国は、イラクの大量破壊兵器保有を理由に、国連の決議を得ることなく、先制攻撃による戦争を強行し、兵士のほか、多数の民間人が犠牲となりました。国際協調による平和的解決を求める私たちの訴えや、世界的な反戦運動の高まりにもかかわらず、戦争を阻止できなかったことは、無念でなりません。

 昨年1月、米国政府は、核兵器を巡る政策・戦略の見直しを行い、小型核兵器などの開発や核爆発実験の再開を示唆し、場合によっては核兵器の使用も辞さない姿勢をあらわにしています。一方、インド・パキスタンの核実験に続いて、朝鮮民主主義人民共和国の核兵器保有発言が、国際社会の緊張を高めています。核軍縮と核兵器拡散防止、あらゆる核実験禁止などの国際的取り決めは、今や崩壊の危機に瀕しています。

 かつて長崎を訪れたマザー・テレサは、原子爆弾によって黒焦げになった少年の写真を前に、「すべての核保有国の指導者は、ここに来てこの写真を見るべきです」と述べました。米国をはじめ核保有国の指導者は、今こそ原爆資料館に来て、核兵器がもたらす悲惨な結末を自分の目で見てください。

 日本政府は、被爆国の政府として、核兵器廃絶へ向け先頭に立つべきです。日本の軍事大国化や核武装を懸念する内外の声に対して、専守防衛の理念を守り、非核三原則の法制化によって日本の真意を示してください。近隣諸国と協力して、朝鮮半島非核化共同宣言を現実のものとし、日朝平壌宣言の精神に基づき、北東アジア非核兵器地帯の創設に着手すべきです。

 若い世代の皆さん。人類は幸福を追求するために、科学・技術を発達させてきました。その使い方を誤ったとき、人類に何がもたらされたのか、長崎・広島で何があったのかを学んでください。今世界で起こっていることに目を向け、平和を実現するためにできることを考え、互いに手を取り合って行動しましょう。

 長崎では、高齢に達した被爆者が、懸命に被爆体験を語り続けています。多くの若者が、積極的に平和のための活動やボランティアに取り組んでいます。長崎市は、これからも被爆体験を風化させることなく継承し、学び、考える機会を提供します。本年11月には、平和を願う世界の人々やNGOとともに、2回目の「核兵器廃絶―地球市民集会ナガサキ」を開催し、2005年に国連で開かれる核不拡散条約再検討会議に向けて、核兵器廃絶を求める各国市民の声を、長崎から発信します。

 被爆58周年にあたり、原爆で亡くなられた方々の苦しみを深く思い、御霊の安らかならんことを祈りつつ、長崎市民は、核兵器のない真の平和な世界を実現する決意を宣言します。

   2003年(平成15年)8月9日   長崎市長 伊 藤 一 長
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 8月15日(金)涼羽の成長

涼羽を連れてきてくれる。19日で満一歳七ヶ月となる。

「涼ちゃん、あれなぁに」 真弓さん
「アジサイ」       涼羽

これにはみんな驚いた。これはこの前だから一歳と六ヶ月のときだ。
紫陽花に限ったことではない筈である。

0歳教育は受胎と同時に始まっている。カール・ヴィッテと
ストーナー夫人が、先駆者としては知られている。
育児ほど素晴らしい仕事は他にはない。


●敗戦 2

戦争とは、自分の親が死ぬことである。自分の子供が死ぬことである。自分の家族が死ぬことである。
それ以外のなにものでもない。

戦争を肯定している人は、戦争というものを他人事として考えている人である。

家族愛も慈悲も十字架の心も、本来はもっているこれらの真実を直視せず、
出口もわからない戦という空論の林をさまよっているとしか言いようがない。
戦という感覚は誰しも原始的なエネルギーとして体内のどこかにあるからだ。

そこで、事実に直面する一つの方法をお勧めします。

西羽 潔という人が編集している「戦争を語り継ごう」を見つめることだ。
ことに、中学生から高校生や大学生、14才位から20才位の青少年のみなさんに読んでいただきたい。自分の屋台骨を築く大事な時期だからです。

このホームページの目次にもあるんですが、つぎのURLを開いてください。
 http://www.rose.sannet.ne.jp/nishiha/senso/

あとは、時間のあるままに読み進めていけばいい。

 8月27日(土)鈴虫

この25日から鈴虫が鳴き始めた。最初は一匹だったし遠慮がちな鳴き方で、いとおしい感じがした。茄子と削り節、時には瓜をやって、どこにいるのか分からないようなチョッとした子供時代から、ときには餌をやるのを忘れたようなありさまで今日まできた。関心はあったのだが手をかけなかったから、それだけに気の毒でありいとおしかったのだろう。

鈴虫は住んでいるところを手直しするようなことはしない。20匹くらいいるのだが特別けんかをしている様子もない。まだ鳴き方はあどけない。

●幼児英語教材の紹介

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出典 :Baby Minds, Brain-Building Games Your Bably Will Love by Linda Acredolo, Ph.D., Suson Goodwyn, Ph.D
(アメリカでの0歳教育の考え方です)





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