07 17(火) 16日<中越沖でM6.8>大地震 |
発生日 | 震源域・地震名(震度) | M | 人的被害 |
2000年07月01日 | 神津島近海(6弱) | 6.4 | 死亡1 |
2000年10月06日 | 鳥取県西部(6強) | 7.3 | 負傷182 |
2001年03月24日 | 芸予(6弱) | 6.7 | 死亡2、負傷288 |
2003年05月26日 | 宮城県沖(6弱) | 7.1 | 負傷174 |
2003年07月26日 | 宮城県北部(6強) | 6.4 | 負傷677 |
2003年09月26日 | 十勝沖(6弱) | 8.0 | 死亡・不明2、負傷849 |
2004年10月23日 | 新潟県中越(7) | 6.8 | 死亡67、負傷4805 |
2005年03月20日 | 福岡県西方沖(6弱) | 7.0 | 死亡1、負傷1087 |
2005年08月16日 | 宮城県沖(6弱) | 7.2 | 負傷100 |
2007年03月25日 | 能登半島沖(6強) | 6.9 | 死亡1、負傷336 |
2007年07月16日 | 新潟県中越沖地震(6強) | 6.8 | 死亡10、負傷1118 |
07 18(水) 墓地周辺の整備およそ完了 |
07 19(木) 柿酢の飲用とその効用 |
柿酢で健康71歳 from <http://www.ruralnet.or.jp/gn/200209/kant.htm> カキ、モモ、リンゴにも散布して脱・殺菌剤 愛知県・河部義通さん ●肌はつやつや、老眼鏡いらず 若さを支える柿酢 畑の一角で防除用の柿酢を仕込む河部さん。入れ歯、虫歯知らずで、 視力1.5の老眼鏡いらずという若さを保つ。その秘密が毎日飲む柿酢 (赤松富仁撮影、以下も) つややかな肌、きれいに並んだ白い歯。河部義通さん71歳。背筋がシャンとしているせいか、もう少し若く感じる。老眼鏡をかけなくても新聞の字が読める、というから、ますます若く見えてくる。そんな河部さんの若さを支えてくれるのが柿酢なのだ。 河部さんは愛知県新城市でカキを中心に栽培する果樹農家。若いときはカキだけで3町もやっていたが、価格が下がってきたこともあり年齢とともに縮小して、15年ほど前からモモと、周りでは誰もやっていなかったリンゴの栽培を始めた。ちょうど同じ頃、河部さんの奥さん・文子さんが婦人部か何かの講習で柿酢のつくり方を教わってきた。 カキはもともと健康食。身体にいいはずだし、材料のカキなら家にたくさんあるからと自分でもつくってみることにしたのだ。以来10数年、毎年12月になると仕込んでは、毎日おちょこ1杯ずつ柿酢を飲む生活が続いている。奥さんはハチミツを入れて薄めて飲むこともある。冷蔵庫で冷やしておけば、夏の疲れも吹っ飛ぶ爽やかなサワードリンクのできあがりだ。寿司飯などの料理酢にも柿酢を使っているので、このところ市販の酢は買っていないという。 柿酢愛好者の輪は河部さん夫婦にとどまらない。 リュウマチで困っていた知り合いの女性は、柿酢を飲み始めてからだんだんと痛みが和らいできたという。医者にも通っていたから、もちろん柿酢だけでよくなったわけではないだろうが、「前は外出もできなかったのに、最近では泊まりの旅行に行けるほど元気になっちゃった」と報告してくれた。 他にも糖尿病で困っていた人が、「朝昼晩におちょこ1杯ずつ飲んでいたら血糖値が下がったよ」と喜んで、わざわざ病院の診断書を持ってきたことがあった。 お酒が好きな人の中には、「ただの焼酎ではバツが悪いが、柿酢を入れた焼酎割りなら別」という人も…。 柿酢がきっかけで広がっている健康の輪。河部さんは「カキ1本あれば百薬の長」と感じている。 ●飲むだけでなく殺菌剤としても 柿酢は飲むだけでなく、防除にも活用。軽トラに積んだ500l タンクに2升の柿酢を入れて殺菌剤代わりに散布。 河部さんは柿酢を飲むだけでなく、7〜8年前からは自家製農薬、栄養剤としてあらゆる作物に散布している。ちょうどその頃にブームになり始めた木酢、竹酢などを作物にかけると病気に抵抗力がつく、と聞いて、同じ酢なら柿酢でもいいんじゃないか、と思ったのがきっかけだ。 柿酢を防除で使う場合は、殺菌剤の代わりに使うことが多い。割合は、500lのタンクに2升(3・6l)ちょっと、倍率にして150〜200倍でかけるようにしている。最初はちょうどいい倍率がわからず、薬害を出してしまった。若芽が開き始めた4月、500lに5升入れて散布したら濃すぎたようで、芽のふちがチリチリとなってしまったのだ。100倍以下の濃度では、薬害が出るのではないかとみている。 柿酢を使うのはカキ、モモ、リンゴはもちろん、スイカなどの家庭菜園などにも、あらゆる作物に散布する。柿酢を散布したところとそうでないところを比較してはいないのだが、柿酢が栄養剤となっているのか、葉の色艶がよくなってきた、という手ごたえを感じている。市販の葉面散布剤よりはいいみたいだ。いろんな病気が出るが農薬を買うとなったらけっこう高い。それよりも自家製の柿酢のほうが安上がりだし、何よりお客さんが食べて安心なカキができる。最初は、うまく発酵しなかった飲用の柿酢を防除用にまわしていたが、最近では飲用とはまた別に防除用の柿酢もつくり始めた。いずれは、殺菌剤に関しては、柿酢中心でいきたいと思っている。 ●2級品のカキと発酵のスターター「コンニャク」をカメに入れるだけ 〜柿酢のつくり方〜 河部さんや周りの人々だけでなく、作物も健康にしてくれた柿酢。河部さんのつくり方はこうだ。 柿酢の材料は生果用に出荷できなかった2級品のカキ。そういうカキは柿酢をつくるためにコンテナにとっておく。そして、カキの選別、出荷が一段落つく12月になったら、いよいよ仕込みを始める。 飲用のほうは農薬が残っているといけないので皮をむいてヘタをとり、常滑焼のカメの中に入れる。カキの量は、柿酢1升をつくるなら大きめのカキで20個ほど、約4kgかもう少し多いぐらい必要だ。できあがりの柿酢の量は、材料に使ったカキの重さの半分以下、4割ぐらいになるという。 収穫後、1カ月ほど寝かせてあるのでカキは熟して軟らかくなっている。皮もむきやすく、甘くなっている。中には糖度25度になるものもある。カキは渋柿でも甘柿でもいいが、糖が高いほうが発酵しやすいようだ。糖がアルコールに変化し、そこから酢酸発酵して酢になるからだ。 カキを入れたら、そこへ発酵のスターターとなる、ヌルッとした「コンニャク」のようなものを入れる(右の写真)。1斗のカメならゲンコツ1つぶんぐらい入れておけばよい。 柿酢を半年ほど寝かせると表面に白い膜が張ってきて、だんだん厚くなり 「コンニャク」のようになる。 これが柿酢の元となる「コンニャク」だ!! この「コンニャク」、前年につくった柿酢の上に張ってくる白い膜からできたもので、柿酢の中に入れておくとだんだんと増殖して白い層を増して、厚くなってゆく。この「コンニャク」とカキがあれば、いくらでも柿酢がつくれる。 河部さんが最初に柿酢をつくったときは、文子さんの友人で発酵研究室にいる人に簡単に発酵する菌を分けてもらった。その人に言わせれば「柿酢なんて赤ん坊でもつくれるわ」というぐらい、カキは比較的簡単に発酵してくれるそうなので、そのような特別な菌でなくてもパンなどに使うイースト菌を代わりに使ってもよいという。1斗のカメの中にイースト菌スプーン1杯でよいそうだ。 ◆図解 河部さんの熟成柿酢のつくり方 防除用の柿酢は皮もむかず、ヘタ付きのまま桶に入れておく。 これは去年の12月に桶に入れてカキ畑の中において、 雨水が入らないようにビニールでフタをしておいたもの ●寝かせれば寝かせるほどよい 柿酢を寝かせるときは、ある程度の温度がないと発酵しないようなので、日が差すところに置いておく。とはいえ、暖かすぎるところでは発酵がうまくゆかず、いい匂いがしてこない。雑菌が入ったのか、うまく発酵しなくてタクアンのような匂いがすることがある。そんなときは防除用にまわしてしまう。 12月に仕込みを始めれば春頃には酢になっているかもしれない。水を1滴も入れていないのにヒタヒタになるぐらいに水が上がってきて、いい匂いがしてくる。だが、河部さんは「それはまだ色が出ていない」と手をつけない。とりあえず半年寝かせておいたら、中ずみの部分だけをすくって別の容器に移してから、もう何年か寝かせてだんだん色が濃くなってゆくのを待つ。ここで火入れをして殺菌してもよいのだろうが、「そうすると発酵がとまって、熟成してゆく本当のおもしろみがなくなってしまいます」。そのまま寝かせておいたほうが、酢の成分が高まっていくような気もするのだ。今、河部さんが飲んでいる柿酢は5年もの。なんともいえない琥珀色をしている。 なんでもスイスでは女の子が生まれるとブドウ酒をつくって寝かせておき、その子がお嫁に行くときに酢になったものを持たせるそうだから、年数がたつほどいいのかもしれない。 かつて、河部さんの息子さんがバイク旅行のお土産に柿酢を買ってきてくれたことがあったが、その値段を聞いてびっくり。とても毎日飲んだり、防除に使えるような値段ではなかった。やはり柿酢は自分でつくるのがいい。好きなだけつくれる。飲んで健康、防除に使ってなおよろし。柿酢は河部さんの農家としての暮らしを支えている。 柿酢は寝かせれば寝かせるほど琥珀色が濃くなり、そのよさが出てくると河部さんはいう。「古いものは20年ものにしようと思い、今、14〜15年ものを寝かせているところです」とも。 柿酢 720ml\3,150(税込)商品番号:K112900H製造元:田村造酢 ヤマカ 柿酢 720ml\1,869(税込)商品番号:Y114930H発売元:ヤマカ醤油 「酢の健康百科」 from <http://automoney.sakura.ne.jp/vineg/200/ent283.html> 柿酢の効用/健康効果 高血圧予防 柿にはタンニン、カリウムなど高血圧を予防する栄養素が豊富です。 さらにお酢に含まれる酢酸の血管拡張作用で血圧の高い人にうってつけの飲み物です!! (お酢の高血圧改善効果) 「酢の健康百科」へジャンプし、この(〜)をクリックすると<必見> お酢が血圧を下げるしくみ 血圧改善には継続が必要 コレステロールにも効果 この三つの項目の詳細な図入りの解説があります。 抗酸化作用 柿にはポリフェノールをはじめさまざまな抗酸化物質が含まれています。 お酢の抗酸化力と相まって体の活性酸素を強力に分解してくれます。 (お酢の抗酸化力) 「酢の健康百科」へジャンプし、この(〜)をクリックすると<必見> クエン酸サイクル 健康効果 この二つの項目の詳細な図入りの解説があります。 抗アレルギー作用 柿に含まれるフラボノイドには強力な抗アレルギー作用があることが確認されています。 脳卒中予防 柿には血管を拡張させるアセトアルデヒドが含まれています。柿は脳血流を増加させ脳卒中を予防します。 柿の有効成分 タンニン 高血圧を予防するほか、抗酸化力もあります。 カロテン 活性酸素を消去する働きをします。また、疫学的研究からガンを予防する効果も確認されています。 ビタミン、ミネラル類 柿にはビタミンC,K、B1,B2、カリウム、など豊富なビタミン、ミネラルが含まれています。 |