01 04(木)‘頂きます’ |
広辞苑 【食べる】 @飲食物をいただく。「食う」「飲む」の丁寧な言い方。 A転じて、生計を立てる。「こんな安月給では-・べていけない」 【食う・喰う】@食物を口に入れ、かんでのみこむ。食べる。 A生活する。くらしをたてる。 Bくわえる。ついばむ。 Cくいつく。かみつく。かむ。また、蚊などが刺す。 Dしっかりかみあわせる。くいついて離さない。 E傷つける。 F(好ましくないことを)身に受ける。こうむる。 Gうっかり信じこむ。だまされる。 H相手を飲みこむ意。こばかにして存在を認めない。 I他の領分を侵す。くい入る。 Jスポーツなどで強い相手を負かす。また、演技などで共演者などを圧倒する。 K金、時間などを消費する。ついやす。 L(「としを-・う」の形で)かなりの年齢になる。 M(演劇用語)上演脚本の一部を省略する。カットする。 |
01 08(木) 地球温暖化による‘気象変化’ |
福娘童話集 > きょうのイソップ童話 > 3月のイソップ童話 > アリとキリギリス 3月31日のイソップ童話 アリとキリギリス 夏のある日、キリギリスが野原で歌を歌っていると、アリたちがぞろぞろ歩いてきました。 「おい、アリくんたち。そんなに汗をびっしょりかいて、なにをしてるんだい」 「これはキリギリスさん、わたしたちは食べ物を運んでいるんですよ」 「ふーん。だけど、ここには食べ物がいっぱいあるじゃないか、どうして、いちいち家に食べ物をはこぶんだい。おれみたいにおなかがすいたらその辺にある食べ物を食べて、あとは楽しく歌を歌ったり、あそんだりしていればいいじゃないか」 「でもね。キリギリスさん。いまは夏だから食べ物がたくさんあるけど、冬が来たらここも、食べ物はなくなってしまいますよ。いまのうちにたくさんの食べ物をあつめておかないと、あとでこまりますよ」 アリたちがそういうと、キリギリスはバカにしたようにハハハハハハッと笑って。 「まだ夏が始まったばかり。冬のことは冬が来てから考えればいいのさ」 そう答えると、また歌を歌い始めました。 さて、それからも毎日キリギリスは陽気に歌ってくらし、アリたちはせっせと家に食べ物を運びました。 やがて夏がおわり、秋が来ました。 キリギリスは、ますます陽気に歌を歌っています。 そしてとうとう、さむい、さむい冬がやってきました。 野原の草はすっかり枯れ果て、キリギリスの食べ物は1つもなくなってしまいました。 「ああ、おなかがすいたな。こまったな。どこかに食べ物はないかなあ。あ、そうだ。アリくんたちが食べ物をたくさんあつめていたっけ、よし、アリくんたちに何か食べさせてもらおう」 キリギリスは急いでアリの家にやってきましたが、アリは家の中から。 「だから、食べ物がたくさんある夏のあいだに食べ物をあつめておきなさいといったでしょう。家にはかぞく分の食べ物しかないから、悪いけど、キリギリスさんにはあげることができません」 といって、げんかんをあけてくれませんでした。 キリギリスは雪の降る野原のまん中で、寒さにふるえながらしょんぼりしていました。 いま楽をしているなまけ者は、そのうち痛い目にあうというお話です。 |
01 10(水) 生命の果て…死滅とは |
01 13(土) 文化とは何か |
諸 行 無 常 是 生 滅 法 生 滅 滅 己 寂 滅 為 楽 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらはす。おごれる人も久しからず、只春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。 散るさくら 残るさくらも 散るさくら |
01 16(月) 素晴らしい文化…「子育て」 |
…「0歳教育」(私製本)の序文 … 有線本部から「0歳教育シリーズ」の放送を受持ってほしいと話があったのは、62年の10月でした。個人的には、0歳教育に身も心も投入するつもりでいたので、非才を顧みずお引受けしました。 教育の荒廃が、家庭の親子関係に端を発しており、且つまた、教育が行なわるべき時期というものは、実は0歳に近いほどよいという科学的研究の結果もあり、そうしたことから私はおこがましくも、喬木村有線放送引受けを「可」とする判断をしたわけであります。 引受けた限り責任があり、話の内容は充分な根拠に基ずく必要もあったので、それから急ピッチで資料としての書籍の収集と読解が私の課題となりました。 驚いたことに、調べれば調べるほど人間の<mind-brain,mind-brain-body>「心脳」或いは「心脳体」の恐ろしいほどの能力にぶちあたり、吾を忘れて没頭することとなりました。 受胎から6歳まで、誰でもが持っているという、その不可思議な超能力<ESP=Extra Sensory Perception>を活動させ、一人一人の幼児に、素晴らしい能力や、素敵な人格や、逞ましい心身を、どう身につけてもらったらいいか、それこそが「0歳教育」が取組む課題にちがいないと思いました。 じっと考えていると、なにか頭の中がぞくぞくしてくるような、未来へ電気がほとばしるような、次々に新しいことが生まれでるような、そんな感じがしました。 さて、一つの幼い生命体がそんな素晴らしい能力・エネルギーを持っていることとは別に、どんな親でも、生まれながら幼い子供に対して、命を賭ける一途な本能を持っていることを自覚しなければなりません。 親というものは、水火も辞せぬ激しい愛情と、静かなそれとはわからない温かい愛情を持っています。 ここに0歳教育が完全に成功する基盤があります。 私は、この放送原稿を書いているうちに、親の愛情とは何か、という課題の答えに気がつきました。それはこういう言葉でよいと思います。 「親の愛情とは、わが子のしあわせを願って、何かを、してやることである」 この冊子は、放送原稿をまとめたものであります。ですからこの内容をよく読みとって、具体的な仕事にとりかかって頂きたいと思います。この素晴らしい子育ての仕事に命をかけてください。 昭和63(1988)年10月19日 |
01 19(金) 涼羽、5才の誕生日 |
01 20(土) パソコンのリカバリー |
01 24(水) 楊貴妃の最後 |
長恨歌(ちょうこんか)---白居易 白居易は中唐の詩人、字(あざな)は白楽天で、日本ではこの名前でよく知られている。菅原道真は白居易の忠実な祖述者であり、紫式部や清少納言は彼の詩の愛読者であったとも聞く。 彼の詩の中でも「長恨歌」は、古来多くの日本人に最も愛されてきた。この詩は叙事詩の体裁で、物語詩とでも言うべきであろうか。それは、8世紀の偉大な唐の玄宗皇帝とその愛人楊貴妃の悲劇的な恋物語で、漢詩の中でもストーリーを持った珍らしい全編120行の長編作品である。 【皇帝の馬前で38歳でこの世を去った楊貴妃(宛轉蛾眉)】 漁陽鞁鼓動地来 漁陽の鞁鼓(へいこ) 地を動かして来たり 驚破霓裳羽衣曲 驚かし破る 霓裳(げいしょう)羽衣(うい)の曲 皇帝と楊貴妃が、政治を忘れるほどの愛の生活を楽しんでいる間に、漁陽に陣を構えていた安禄山が、兵を挙げて皇帝の住む長安めがけて謀反を起こし、陣太鼓を響かせながら皇帝の住む長安に攻め上がる。皇帝が作曲したむせび泣くような「霓裳羽衣」の曲は、反乱軍の陣太鼓に驚かされて吹き飛んでしまった。 六軍不發無奈何 六軍発せず 奈何(いかん)ともするなく 宛轉蛾眉馬前死 宛轉(えんてん)たる蛾眉(がび) 馬前に死す 宮殿に反乱軍が突入し、皇帝は楊貴妃を始めとする身内と僅かばかりの側近を連れ、成都へ向けて脱出したが、百里ばかり進んだ馬嵬驛で部下の兵士が反乱を起こし、楊貴妃の命を求めた。 かくて美しい楊貴妃(宛轉蛾眉)は皇帝の馬前に練り絹で自ら首をくくり、38歳でこの世を去った。 <参考資料>宛轉蛾眉・霓裳羽衣 代悲白頭翁(白頭を悲しむ翁に代る) 唐 ・ 劉希夷 一朝臥病無相識 一朝、病に臥して、相ひ識るもの無し 三春行樂在誰邉 三春の行樂、誰が邊にか在る 宛轉蛾眉能幾時 宛轉たる娥眉、能く幾時ぞ 須臾鶴髪亂如絲 須臾にして鶴髮、亂れて絲の如し 【宛転】 えん(ゑん)てん ゆるやかにめぐる。女の眉の美しいさま。唐・劉希夷〔白頭を悲しむ翁に代る〕詩 宛轉たる娥眉、能く幾時ぞ 須臾(しゆゆ)にして鶴髮、亂れて絲の如し。 〔字通による〕 【須臾】 しゆゆ しばらく。〔中庸、一〕道なる者は、須臾も離るべからざるなり。 離るべきは道に非ざるなり。〔字通による〕 【娥眉】 がび 美しいまゆ。美しい女。唐・劉希夷〔白頭を悲しむ翁に代る〕詩 一朝、病に臥して、相ひ識るもの無し 三春の行樂、誰が邊(ほとり)にか在る 宛轉たる娥眉、能く幾時ぞ 須臾(しゆゆ)にして鶴髮亂れて絲の如し。 〔字通による〕 【霓】(げい) 声符は兒(げい)。〔説文〕十一下に「屈虹なり。赤或いは白色、陰の气なり」とあって、虹をいう。虹に雌雄の別があり、色の鮮やかなものは雄、色の暗いものは雌霓(しげい)。虹の首尾に竜形の頭があり、兒はその象形。卜文の虹にその形がみえる。卜辞に「昃(ゆふぐれ)にまた出ありて北よりし、河に飮(みづの)めり」とあって、虹があらわれるのは河水を飲みに下るとされた。仙人の衣裳を霓裳羽衣という。 〔字通による〕 【裳】(しょう) 声符は(尚)(しよう)。〔説文〕七下に「常は下(かくん)なり。常、或いは衣に從ふ」とあり、常・裳を一字とするが、区別して用いる。〔詩、風、緑衣〕「衣裳」の〔伝〕に、上を衣、下を裳とする。下とは、はかまをいう。 〔字通による〕 【霓裳】(げいしよう) 虹を裳にたとえる。唐の玄宗がもと波羅門の曲をえて、潤色して霓裳羽衣の曲を作ったという。〔字通による〕 (岩波新書では(ぎょうしょう)としてあったが、字通で調べても【霓】は(げい)とあり、それに準じた。) 《霓裳羽衣の曲》この言葉は「お気に入りの歌@の3羽衣」の歌詞に出てきます。 |