09 11(土) 喬木村新体制 |
南信州新聞社/南信州サイバーニュース 2004年9月9日BR> 来年から新体制で 喬木大平村長 喬木村の大平利次村長は8日、開会した9月定例村議会の所信あいさつで「先の住民投票で、村民は自立の道を選んだ。今後、村は地域戦略をたて、行政サービスのあり方、住民と行政のあり方を住民と協働で取り組み、平成17年1月から新体制をスタートできるようにしたい」などと述べ、時期を明示して議会、村民と一丸となった自律への道にまい進する考えを強調した。 この日は、会期を21日まで14日間と決め、大平村長がこれまで進めてきた今年度事業の執行状況や、各種イベントなどを報告。その上で、7月の合併住民投票の結果を踏まえ、今後の村のあるべき姿(決意)を提示した。 同村長は「住民投票で、自律した村を築いていくことになった。村は発足以来、先人の努力とともに、村民一丸となって様々な困難を乗り越えながら、今日の村を築いてきた。合併しようと、しまいと、喬木の地域は存続し、これからも人々はそこに暮らし続ける。そのためには地域戦略をたて、子・孫の代までその地域のなりわいを残せるか、という視点で行政サービスのあり方、住民と行政のあり方を住民と協働で進めることが重要であると考える」と述べ、村民との協働による新しい村づくりの必要性を指摘した。 その上で、行政と村民との関係を「役場は住民のためにあるのであって、住民は役場のためにあるのではない。職員は住民全体の奉仕者であるとの原点を再確認し、住民の立場にたった職員の意識改革を進め、17年1月から新体制をスタートさせたい」とし、年内に下準備を行い、来年1月から村の生き残り(自律)に向けた新体制に臨む考えを明らかにした。 そのための基本方針として「村民の健康を大切にしながら、ヒト、モノ、情報が行き交う環境を整え、新しい時代に対応したコミュニティーの形成、産業振興、地域活力の創造に努め、元気でいきいきと快適に暮らせる村をめざし、自律に向けた取り組みを、むらづくり推進室を中心に進めたい。全職員による事務・事業全般を見直し、そして、全職員参加のむらづくり推進グループによって行財政改革大綱の見直し、自律のための財政シミュレーション、第4次総合振興計画の課題、問題点を整理して作業を進めていきたい。それを基本に公募と推薦でむらづくり委員会を設立し、これからの村の方向、あり方をさらに検討したい。そして、振興計画策定への提言をいただき、持続可能な村づくりに取り組みたい」と語り、自律への決意を重ねて表明した。 村づくり委員会は、喬木村の将来像と、それを実現するための施策を企画・立案する機関。今後の村のあり方、方向性、村の行財政改革、第4次総合振興計画などを検討し、公募と村推薦委員で構成する。公募期間は今月末までで、10月に設置する予定だ。 |
証 一金 弐千円也 為 先祖代々精霊位 右如来前江奉納之処 正ニ致領収候依之 自今供養執行可有 之候也 平成十六年九月九日 信州 善光寺 |
09 13(月) 「いのちの根がふかくなる」 |
長い人生にはなあ どんなに避けようとしても どうしても通らなければ ならぬ道というものが あるんだな そんなときはその道を 黙って歩くことだな 愚痴や弱音を 吐かないでな 黙って歩くんだよ ただ黙って 涙なんか見せちゃダメだぜ そしてなあ そのときなんだよ 人間としての いのちの根が ふかくなるのは みつを ○み印................ |
09 14(火)続「いのちの根がふかくなる」 |
仏教の術語。釈迦(しゃか)は人生の現実を直視して、自らの思うままにならぬもの・ことの満ちあふれているさまをつきとめ、それを苦とよんだ。それは自己の外部だけではなくて、自己の内にもあり、究極は人間の有限性とそれから発する自己矛盾とに由来する。その苦を分析すると、生(しよう)(生まれる)・老・病・死の四苦が最大であり、ついで、愛するものと別れなければならない(愛別離苦)、怨(うら)み憎むものと出会わなければならない(怨憎会苦(おんぞうえく))、求めても得られない(求不得苦(ぐふとくく))、いっさいは苦に満ちている(五蘊盛苦(ごうんじようく))の四つがあげられて、あわせて八苦とされる。これらは避けようとしても避けられず、むしろそれら苦のありのままをそのまま知り体験を深めることによって、それからの超越すなわち解脱(げだつ)を釈迦および仏教は説く。のちにこの四苦八苦の語は広く日常語化されて、とくに激しい苦をさしていうようになっている。 |
仏教の中心となる術語。四聖諦(ししょうたい)ともよばれる。諦(たい)(サティヤsatya、サッチャsacca)とは真理、真実をいう。人生におけるもっとも根本的な真理、真実を4種に分けて四諦の名称がある。すなわち〔1〕苦諦(くたい)は、人生の現実は自己を含めて自己の思うとおりにはならず、苦であるという真実、〔2〕集諦(じったい)は、その苦はすべて自己の煩悩(ぼんのう)や妄執など広義の欲望から生ずるという真実、〔3〕滅諦(めったい)は、それらの欲望を断じ滅して、それから解脱(げだつ)し、涅槃(ねはん)(ニルバーナ)の安らぎに達して悟りが開かれるという真実、〔4〕道諦(どうたい)は、この悟りに導く実践を示す真実で、つねに八正道(はっしょうどう)(正見(しょうけん)、正思(しょうし)、正語(しょうご)、正業(しょうごう)、正命(しょうみょう)、正精進(しょうしょうじん)、正念(しょうねん)、正定(しょうじょう))による。この苦集滅道(くじゆうめつどう)の四諦は原始仏教経典にかなり古くから説かれ、とくに初期から中期にかけてのインド仏教において、もっとも重要視されており、その代表的教説とされた。なお四諦を釈迦(しゃか)の最初の説法とするのは、この反映によるとみられる。 |
09 17(金) 寂志左乃極尓堪弖 |
寂志左乃極 尓堪弖天地 丹寄寸留命 乎都久都九止 思布 左千夫詠 赤彦書 |
09 18(土) 小学校運動会 |
09 19(日) 秋祭り打合せ |
連続殺人、27歳男を逮捕 高森町吉田で8日、1人暮らしのパート従業員、木村あい子さん(74)が自宅玄関で殺されているのが見つかった事件で、飯田署の捜査本部は17日午後8時10分、強盗殺人の疑いで本籍・飯田市桜町、住所不定、無職、西本正二郎容疑者(27)=住居侵入などですでに逮捕=を再逮捕した。西本容疑者は供述の中で、4月の飯田市大王路、無職、島中実恵さん(77)、8月の同町出原、無職、加藤仁さん(69)が殺された事件のほか、愛知県内で今年1月に起きたタクシー運転手殺害事件についても関与をほのめかしており、連続強盗殺人事件として裏付け捜査を急いでいる。 |
産まれた土地の守り神をウブスナ神という。ウジガミといっている氏の守り神と、多くの場合混同していることが多く、双方とも守護を受ける側の人を氏子とよんでいて、こんなところが混同の源かもしれない。生児の誕生後32〜33日目に行われる宮参りには、産土神に詣(もう)でるという風習があり、この場合土地の守護神に参詣(さんけい)するのである。 |
■作品数は史上最多 山田洋次は「天賦の才がなければ映画監督にはなれない」と言ったことがあるが、自分の才能に相当な自信がなければこのようなセリフは出てこないだろう。現に山田洋次にはあふれんばかりの才能があった。皆が妬みきれないほどあった。その才能は今も枯れることなく成長を続けている。映画化された脚本は100本以上で、そのほとんどは自分で演出しているが、テレビ作品も含めたら、山田洋次が手がけた作品は膨大な数になる。年に3本という驚異的なペースで作品を発表し、そのほとんどが大成功していることを思うと、山田洋次が人間であることが信じられなくなることもある。山田洋次はどのような映画がヒットするのかを理解しており、そのルールを守りながらも、映画の中に自分なりのメッセージを詰めこむことができた技術者である。日本にも巨匠と言える監督はいくらでもいるが、作品を作るスピードとクオリティにおいては山田洋次を凌ぐものはいなかった。山田洋次は誰よりも映画を作ることが得意だったのである。おそらく山田洋次この人こそ戦後世界一沢山の映画を作った「選ばれし男」になるのではないだろうか。 ■男はつらいよシリーズの偉業 山田洋次が作った映画はもちろん「男はつらいよ」シリーズだけではない。しかし発表した作品の半分以上が同シリーズであることから、山田洋次にとってそれは生涯で一番記憶されるものだろう。落語と映画が融合したような車寅次郎という魅力あるキャラクターを作り上げたという功績は大きい。山田洋次と渥美清はまるでビリー・ワイルダーとジャック・レモンのように息が合っていた。シリーズは30作目を超えた時点で史上最長映画としてギネスに認定され、その後も記録を伸ばして通算48作・27年間も続いた。盆と正月の風物詩として国民から愛され、松竹を支えるビッグタイトルであった。山田洋次もよくプレッシャーに耐え、毎回脚本の構成力のすばらしさには世間を驚かせた。中には「寅次郎忘れな草」(73)、「寅次郎相合い傘」(75)、「寅次郎ハイビスカスの花」(80)、いわゆるリリー三部作のような、まったく非の打ち所のない大傑作もあったが、それでいて、シリーズと平行して他の作品も作っていたのだから体力・精神力の強靱さは尋常じゃない。 |