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折々の記 2006 A

【心に浮かぶよしなしごと】

【 01 】05/24〜        【 02 】06/21〜
【 03 】07/07〜        【 04 】07/17〜
【 05 】07/23〜        【 06 】08/02〜
【 07 】08/10〜        【 08 】08/25〜


【 02 】06/21〜

  06 21 保津川下りと嵯峨野
  07 01 デジカメ
  07 02 習字「天上天下唯我独尊」:‘金子みすゞの世界
  07 06 5日北朝鮮ミサイル発射


06 21(水) 保津川下りと嵯峨野

パソコンがおかしい。

ホームページへの接続やFTPへの接続はなんの支障もなくできるのだが、MapFannet への接続ができないのだ。他の人のパソコンから接続しようとしてもできないのだろう。

一度 NTTから来てみてもらわないとまずい。

大井川の上流へは一度は行きたいと思っていて、やっとその思いはかなった。どんなところでも人はみんなその地域で何のかわりもなく明るく生きている。 山あいで生活しなければならないのは気の毒だなど、そんな思いはトンデモナイ自分勝手な思い上がった考え方だ。どこに生活していようとも、心のもち方しだいによって都ともなり地獄ともなる。

その地域にあった生活が営まれていたのである。そういう意味では今度の奥大井への旅は私自身の考え方への警鐘ともなった。 文化は工夫と努力による技術の成果であることを改めて知らされた。

お茶にしてもメンパにしても、‘働いてこそ’結果が生まれる……だいじな要諦であった。

それはそうとして、トロッコ列車ということで調べているうちに「保津川下り」と「嵯峨野トロッコ列車」があることがわかった。保津川の船下りは聞いたことはあったにしても、嵯峨野トロッコは記憶になかった。これは格好の旅の目当てになる。

「トロッコ列車」でトロッコ嵯峨駅からトロッコ亀山駅へ行き、亀山から保津川下りを楽しみ嵯峨嵐山で船を降りて、嵯峨野の見学をするのである。

嵯峨野の見学といえば渡来人の秦氏が活躍した地域を見るということである。進んだ知識や技術をもっていた人たちによって灌漑が行なわれ、嵯峨野一帯が開けていった。かれらは権力や武力に頼るということなく、もっぱら安定した生活の実現を理想とし世襲の精神にしてきたようである。

関東の武蔵野の渡来人として知られる高麗氏一団も、同じように安定した生活の実現を理想としていたようである。

ここ数日旅行の下調べをしてきた。


保津川下り;嵯峨野を訪ねて 【 目 次 】

  001 保津川下り
  002  四季の保津川渓谷
  004  保津川下りMAP
  005  時刻表・料金表
  006  保津川下りの歴史
  011 嵯峨野トロッコ列車
  012  時刻表と運転日
  014  きっぷのご案内
  016  座席のご案内
  018  車両のご案内
  020  トロッコマップ
  022 周辺観光ガイド
  023  トロッコと保津川下り
  025   トロッコのお店屋さん
  027   会社案内
  029   よくある質問
  031  嵯峨野めぐり
  031   嵯峨野めぐりモデルコース
  032   嵯峨野めぐり観光ガイド
  034   トロッコおじさんのレンタサイクル
  035  保津峡からハイキング
  038 嵯峨野・太秦の知ってるつもり
  039 【古代豪族秦氏を訪ねて】
  040  ・古代豪族秦氏とは
  042  ・秦氏の生活圏
  043  ・渡来人秦氏について
  044  ・葛野(カドノ)大堰
  046  ・蛇塚古墳
  048   蛇塚と渡来の氏族・秦氏
  052  ・双ヶ丘(ナラビガオカ)1号墳
  053   嵯峨野の古墳群
  059   京洛そぞろ歩き 
  059    双ヶ丘のほとり;兼好法師あれこれ
  061    洛西に秦氏をたずねて
         双ヶ丘・蛇塚古墳・葛野の大堰・蚕の社・広隆寺
  066  ・太秦広隆寺と秦氏
  067    広隆寺
  072  ・松尾大社
  073  ・蚕の社
  074  ・嵯峨野の古墳群
  076 【嵯峨野の自然と文学史跡】
  077  ・向井去来
  079  ・西行法師
  080  ・兼好法師
  081  ・藤原定家
  082 【嵯峨野の女人物語とその史跡】
  083  ・六条御息所
  085   野宮神社
  087  ・祇王
  090  ・横笛
  092  ・勾当内侍
  094 【角倉了以・角倉一族と嵯峨】
  095  ・大堰川の開削とその技法
  097  ・大悲閣千光寺
  098  ・保津川・嵯峨の今昔
  099  ・嵯峨本と角倉与一
  100  ・朱印船貿易
  101  ・高瀬川とその開削
…………………ここから主として活字 …………………
  103 角倉了以
  104  保津峡
  105  大堰川
  106  加茂川/鴨川
  108  高瀬川
  109 嵯峨野
  110  広隆寺
  111  秦河勝
  112  飛鳥美術
  116  大覚寺
  117  大覚寺
  121  清涼寺
  122  天竜寺
  123  天竜寺船
  124  松尾大社
  125  去来
  126  西行
  128  西行物語
  129  吉田兼好
  130  徒然草
  131  小倉山
  132  藤原定家
  133  有心
  134  源氏物語
  138  祇王寺
  139  祇王
  140  祇王・祇女
  141  横笛草子
  142  瀧口・横笛
  143  瀧口
  144  斎藤氏
  145  蔵人所
  147  二尊院
  148
  〜  二人の時頼
  162
  〜  瀧口入道
  197
  198 嵯峨清涼寺
  201 落柿舎と向井去来
  203 鎌倉五山と京都五山


調べているといろいろのHPがあって、有難いやら感心するやら、その努力には脱帽する。

 http://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/essay/izumiayuko.html
 <「日本ペンクラブ:電子文藝館」和泉 鮎子“二人の時頼”>

 http://www.aozora.gr.jp/cards/000271/files/1556.html
 <“瀧口入道”高山樗牛>

この二つのデータは 148〜二人の時頼(15枚)と162〜瀧口入道(37枚)として載せてあるのだが、具体的にこれだけのデータをHPに挙げておいてくれるのは本当に有難かった。

さらに瀧口入道として次ものがあり、素敵な大和絵と分かりやすい解説が載っているのに、横幅が広くて印刷には不向きであった。

 http://www.rose.sannet.ne.jp/dai-en-in/takiguti.htm
 <“瀧口入道・横笛”大円院(高野山宿坊)>

ことに感心したのは、次のブログでした。
 http://blog.goo.ne.jp/hozugawa/c/f3383ce40a7ee84e5beac71e67a3c5a6
 <保津川下りの船頭さん>

ブログはホームページ以上の内容を公開できるのだが、この船頭さんの主張や表現力には学ぶべき点が多くある。

旅行関係のブログを見ていて感心するのは、ことに女の人のブログである。女性の表現法はゆったりとした温かみがあるのだ。小説などは男性にしても女性にしても、読んでいてそれほど違いがあるとは思わなかったのだが、ことブログとなると全く趣を異にする。

です、ます、らしい、だ、という単なる締めくくりの表現にとどまらないおおくの特異性がある。やっぱり女性は女性らしい表現があるんだろうし、それが叶っていると思う。

表現といえば、漱石の殊に「草枕」の表現方法、吉川英治の「宮本武蔵」のリズム感、山本周五郎の作品に見られる表現のやわらかさ、表現にはいろいろとありそうだ。そうしてみると、川の流れのようにただ文字を追っていくだけで、景色が浮かびあがったり微笑みを感ずるような、そんな文が書ければいいのになあと思う。

文章ば文章としてまた考えていくこととしよう。これとは別に渡来人という言葉を使うがいいかどうかわからないが、要するに他所から来た人たちによって日本がものすごく変わってきたし、日本の文化の方向も決められてきたという、そんな思いが体の中にしっかりと根づいてきたように感ずる。

ヘレニズムってなんだっけ? 大雑把にいえば異質文化の融合といえばよかったのかなあ? ともかく、日本は南方から来た人たちや朝鮮半島から来た人たちのことを考えると、何回かにわたってヘレニズムの経験者だったわけであり、来た人たちもここにいた人たちも、案外人との協調性があってスムーズに異質文化が溶け合ってきたと言えますね。

私たちは、南方系の人たちや朝鮮から来た人たちの血をうけ伝えているのです。 誇り高い混血民族なのです。 埼玉の高麗神社をはじめとしての武蔵野の人々、太秦をは中心としての嵯峨野の人々、私たちはこうした人々から多くのものを受け継いでいるのですね。 この頃はしみじみとそのことを感ずるのです。


ちっとばっかのことにはへこたれない根性、優しさと思いやり、もったいないという価値観をずっと持っていたようですね。木曽の王滝村でも奥大井でも春野町の気田川上流でも、わたしは素晴らしい民族性を感ずるのです。褒めすぎなのだろうか?

ホリエモンとか村上ファンドとか、金を稼いで何が悪い、と開き直ったあの人柄の悪さ! 働かなんで金を手に入れるというのは悪いに決まっているじゃないか! それに、こすい人も嫌いです!

わたしは働いているお父さんやお母さんが好きでした。働いてものを作り出していく人が好きでした。一生懸命にこどもの幸せを願って働いている人が好きでした。スターにならずともいいじゃないですか。運動選手にならずともいいじゃないですか。金持ちにならずともいいじゃないですか。親がこどものために働くことが素晴らしいのです。子供が親のために働くことが素晴らしいのです。

最近の「純情きらり」を見ていると、それが端的に表わされていて気持ちがいいじゃありませんか。

身近な人の幸せを願うことが、どれほど素晴らしいことかはかりしれません。


キイを打っていると自分の考えがあちこちに動いていって、気がつくと文が曲がりくねって自分でも馬鹿じゃないかと思えてくる。

ともかく、古代から多くの人たちが孫や子の幸せを願って働いて今日にいたっていることに感謝を捧げたい。

せっかくできた「保津川下りと嵯峨野の逍遥」計画です。今年のうちに実現したい。

07 01(土) デジカメ

パソコンにはデジカメの映像を欠くことができない。最初に買ったのはフジフィルムの安いピクセルで、次に2000年になって「FinePix4900Z」定価 128000円という高級品を手に入れた。432万画素というのでこれは気に入った。

そのうち軽量で 400万画素のものがカシオの「EX-Z40」として出てきた。これは良かったのだが、落として液晶を破損してしまったので、パーになってしまった。

 PC-roomの窓を開けて試写した画像。

 しかたなくカシオと同じ頃買った「Groovy」というDigital Video Cameraを使うことにした。

 普段ビデオは撮らないので、カメラ機能を専門に使うだけである。

 試写したものを印画紙に焼いてみても結構だから、フジフィルムデジカメのカバーにはなりそうである。

 ちなみに定価は15540円。 安くなってありがたい。

07 02(日) 習字「天上天下唯我独尊」‘金子みすゞの世界’

何年も前に書いた色紙を額に入れて、下の塾へ入った正面に吊るしておいてある。いわれをあまり知らずにいたので、聞かれて初めて説明に窮する。

PCで調べてみるとウィキペディアの説明が一番よさそう。道元でなく玄奘の翻訳からのようだ。生命の保全は生物の根源的な意志だから、そのレベルで言えばメメズ(ミミズ…幼い頃にはメメズと言っていた)もわたしも同じなのである。

その理論でいえば金子みすゞの詩「わたしと小鳥とすずと」と同類である。金子みすゞはさすが詩人である。着想が素晴らしい。他の詩を見ても‘在るもの’の本来の姿を、生活すべての分野で徹頭徹尾追求している。

「わたしと小鳥とすずと」の詩を座右の詩といる人もいる。

以前にも「金子みすゞの世界」を調べ、必要なものはプリントして旅行の準備をしたことがあった。

●‘金子みすゞの世界’山口県長門市訪問の資料

今再び‘仙崎’の地図へ必要なことを書き込んでいると、この地方の前向きの姿勢を感ずる。

検索>全国自治体マップ検索>山口県>長門市>観光情報>歴史・文化>の中に‘ひとの歴史’として「 金子みすゞ : 近松門左衛門 : 楊貴妃 : 香月泰男 : 村田清風 」が出てき、‘自然の歴史’として 「 市営公衆浴場恩湯-礼湯 : 青海島-船越 」などが出てくる。

更にまた、観光情報>の中に「定番観光スポット」として10箇所を解説している。これらを見ていると長門市の意気込みを感じざるを得ないではないか。

前期の‘ひとの歴史’‘自然の歴史’を印刷し、「金子みすゞの世界 2 」の冊子を作った。

その目次は次のようになっている。


     長門市仙崎を訪ねて 目次

 002 仙崎の地図 MapFannet 1/12500
 002 ハイウェイナビゲーター検索結果
 005 金子みすずの世界
     <http://home.owari.ne.jp/~fukuzawa/misuzu0,.htm>
 022 金子みすず詩集
     <http://www.geocities.com/sisimaikusiki/2001/1028/kanekomisuzu.html>
 026 金子みすず_1
     <http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Ayame/3482/misuzu/kaneko_misuzu1.html>
 082 長門市役所>観光情報>歴史・文化>金子みすゞ
     <http://www.city.nagato.yamaguchi.jp/~kanko/rekisi/misuzu/mis.html>
 133 金子みすずさん詩集
     <http://www5b.biglobe.ne.jp/~oogama/kanekomisuzu's%20room.htm>
 143 日本渚百選の青海島と金子みすず、長門市仙崎
     <http://www.sanjo.co.jp/kankou/mis/huzino.html>
 147 青海島(観光遊覧船)<定番観光スポット<観光情報<長門市役所
     <http://www6.ocn.ne.jp/~omijima/kankousen.htm>
 165   >青海島自然研究路
 167   >王子山公園
 168   >千畳敷
 169   >日置ウィンドパーク
 170   >菅無田公園
 171   >龍宮の潮吹き(国指定天然記念物及び名勝)
 172   >妙見山展望公園
 173   >川尻岬
 174   >くじら資料館
 175   >金子みすゞ記念館
 177   >ルネッサながと
 178   >楊貴妃の里
 179   >村田清風記念館
 181   >三隅山荘
 183   >香月泰男美術館
 184 近松門左衛門<歴史・文化<観光情報<長門市役所
     <http://www.city.nagato.yamaguchi.jp/~kanko/rekisi/tikamatsu/tika.html>
 201   >楊貴妃
 206   >湯本温泉の起源
 212   >船越の名前の由来
 213   >長門地区の文化財


自宅を出発して飯田ICから中央道へ入り、中国自動車道を経て美祢ICで高速を出る。そこから北上して仙崎にいたる。

自動車道741.3km 通行料15400円(10800円…ETC利用深夜料金) 

普通道路が 50km はあるから、自動車道が途中二回休んで約9時間、一般道で一回休んで約2時間、朝食はおむすびとして、全行程およそ11時間はかかる。仮眠をとるとすれば12時間はかかりそうである。

仮眠をとったり車中泊をとるとすれば、自動車道のSAを利用することを前提として計画を立てるといいだろう。

07 06(木) 5日北朝鮮ミサイル発射

最新ニュースは次のものだ。


「テポドン2号」残り1基、補修後発射か…韓国当局者

 【ソウル=福島恭二】聯合ニュースによると、韓国の情報機関、国家情報院当局者は6日、非公開で開かれた国会情報委員会で、北朝鮮の弾道ミサイル「テポドン2号」に関し、北朝鮮が今年5月初めに平壌から2基を同時に運んだと述べた。

 さらに、今回の発射の失敗の原因は「技術的欠陥にある」としたうえで、「それが補修されれば、必ず(残り1基が)発射される」と述べ、注視していることを明らかにした。

 ただ、同ニュースは国防省関係者の話として、発射台への2基目の設置や燃料の注入など、発射が差し迫った兆候は確認されていないとの見方も伝えた。

 一方、国情院当局者は、発射に失敗したテポドンは発射から7分間、499キロ飛行したことを明らかにし、「発射から40秒後に失敗した」とする米国の発表について、発射から42秒間は正常軌道を飛行したことだと述べた。
(読売新聞) - 7月6日20時55分更新


これまでのニュースを見ると、次のような見出しで多くの情報が世界に広まっていった。

    枠中の青字部分はインターネットでジャンプできるもので、この枠では通用しない。

海外トピックス - 7月6日(木)20時 35分 更新
北朝鮮ミサイル開発問題
ヘッドライン
ミサイル実験継続を表明=5日の発射認める−北朝鮮外務省  【ソウル6日時事】平壌放送と朝鮮中央放送によると、北朝鮮外務省は6日、「ミサイル発射に成功し、自衛的国防力を強化した」と主張、同国が5日にミサイルを発射したことを認めるとともに、今後もミサイル実験を継続すると表明した。ラヂオプレスと朝鮮通信(東京)などが伝えた。北朝鮮当局が今回のミサイル発射に言及したのは初めて。(時事通信)
[記事全文]

ミサイルめぐる北朝鮮外務省報道官発言全文 - YONHAP NEWS
【ミサイル発射】韓米日はどうやって察知したのか - 朝鮮日報
北朝鮮から発射されたミサイル - 落下地点など。朝日新聞「北朝鮮ミサイル発射
主なミサイル | ミサイル開発をめぐる動き - 毎日新聞「北朝鮮の動き
北朝鮮によるミサイル発射 関連情報 - 外務省
国際軍事情勢 北朝鮮 - 北朝鮮軍の動向など。平成16年版防衛白書

・[解説]テポドン - 日本国際問題研究所

北朝鮮核開発問題 | 日朝国交正常化交渉 | 北朝鮮への経済制裁問題 - Yahoo!トピックス

バックナンバー ミサイル実験継続を表明(6日) / 北朝鮮 ミサイル発射認める(6日) / 2発目のテポドン準備 米報道(6日) / 制裁決議案を提示 中ロは反対(6日) / 国連安保理 ミサイル緊急協議(6日) / テポドン2は逆に危険 防衛庁(5日) / 北朝鮮 7発目のミサイル発射(5日) / ミサイル6発 北朝鮮の狙いは(5日) / 北朝鮮 ミサイル6発を発射(5日)

ニュース
- <共産党>北朝鮮のミサイル発射に抗議 2中総で志位委員長(毎日新聞) (6日20時35分)
- ミサイル発射継続「何の利益もない」、首相中止求める(読売新聞) (6日20時9分)
- 「テポドン2号」残り1基、補修後発射か…韓国当局者(読売新聞) (6日19時54分)
- 制裁決議に慎重姿勢 中国「冷静」対応訴え(共同通信) (6日19時51分)
- <北朝鮮ミサイル>武大偉中国外務次官訪朝へ(毎日新聞) (6日19時47分)
もっと見る ミサイルの脅威、世界へ

北朝鮮のミサイル発射に対し、各国は早々に声明を発表しました。各国の反応をみてみましょう。

アメリカ - 大統領報道官による声明
韓国 - 政府が発表した声明
ロシア - 外務省報道官のコメント
オーストラリア - 外相のコメント
中国 - メディアの反応について

今回の発射は「日米への揺さぶり」との見方がでています。一方で北朝鮮のミサイル開発や核開発は日本だけではなく世界における脅威となっています。

北朝鮮のミサイルの脅威の評価 - 米物理学者による分析。原水禁(2003年)
ミサイル危機、キューバ危機に似ている? - 米ミサイル専門家や国防専門家による分析。中央日報(6月22日)
北朝鮮 - ミサイル、核兵器の開発状況について。平成17年版 防衛白書
・北朝鮮の弾道ミサイルの射程 | 主なミサイル基地 - 朝日新聞特集 北朝鮮ミサイル発射
Musudan-ri Missile Test Facility(英語) - ミサイル発射台などの写真。GlobalSecurity.org



ニュースの時間には必ず北朝鮮のミサイル発射問題が取り上げられている。今夜の7:30‘クローズアップ現代’も国谷さんの小気味の良い発問によって核心部分に迫っていた。

7月6日(木)放送
瀬戸際の北朝鮮
〜ミサイル発射の真意は〜

7月5日の未明から朝にかけて、北朝鮮が6発のミサイルを立て続けに発射、全世界に衝撃が走った。アメリカの独立記念日を狙ったかのようなミサイルの連射。6か国協議が停滞する中、軍事力を誇示することでブッシュ政権を威嚇し交渉に有利な環境を作り出したいという思惑があったという見方もある。北朝鮮外務省は、「ミサイル発射は国の自主権の問題」と発表した。なぜ、北朝鮮は今、ミサイルを発射したのか、北朝鮮の国内や政権内部で何が起きているのか、最新情報と専門家の分析でその真意を読み解く。

(NO.2266)

スタジオゲスト : ケネス・キノネスさん
    (元米国務省朝鮮半島担当)
  : 伊豆見 元さん
    (静岡県立大学教授)

果たしてどのような展開を見せるのだろうか。内部崩壊につながっていけばいいが、独裁性国家は情報が一元化されており他国の批判が耳に達しないことが多いのだろう。

ちょうどアメリカの独立記念日行事に照準を合わせたものであった。また小沢一郎さんが中国訪問中の出来事でもあった。

【折々の記 2006 Aへ】