コスギさんのメール


軍事情報のサイトはいろいろあると思います。
このメールは「パブリシティー」のメールで
次のサイトへ申し込めば配信されます。
http://www.kamiura.com/index.html

役立つサイトとして「J‐RCOM」
…日本軍事情報センター…があります。
http://www.emaga.com/info/7777.htm の
“What's new!”その他です。
「お気に入り」へ加えて
読みたいデータです。


コスギです。
皆さんおはようございます。
[no more war] [public-peace]同報です。

辛い治療に耐えながら、
家族を無くした哀しみに肩を震わせながら、
耳を劈く(つんざく)爆撃を聞きながら、
子供たちは何を考えているのでしょうか・・・。

この温かい部屋の幸せを噛み締めつつ、
みなさんに セイブ・イラクチルドレン名古屋 のお知らせです。


>  転送転載歓迎。
>  
>  このメールは[abolition-japan]、[aml]、[anti-hkm]、[apa-japan]、
> [appeal2005]、[article9nagoya]、[citizens-public]、[2002CostaRica]、
> [e-forum]、[g-party]、[husen]、[kenpo]、[kinyoubi]、[kokuminrengo]、
> [mlsnagoya]、[nagoya-jiyu]、[PeacenetJapan]、[renko-ml]、[toukai]、[TUP-
> ML]、[uketugu]、[wanet]、[wsfj]、[y-net]に送りました。重複して受け取られ
> た方には申訳ありませんが、どうかお赦し下さい。
>
> ―――――――――――――― 以下転送 ―――――――――――
>
> -------- Original Message --------
> Subject: [noforce.5808] 「セイブ・イラクチルドレン名古屋」
> Date: Fri, 6 Feb 2004 15:15:45 +0900
> From: Dombra H.B
> Reply-To: noforce@mlc.nifty.com
> To:
>
> ドンブラーです。
>  
>   小さな市民の会「セイブ・イラクチルドレン名古屋」の存在をお知らせしま
> す。この会はイラク現地に行き薬を届けるなどの活動をしてきました。現地では
> 薬のみならず日本医師の派遣要望が切実でした。
>
>  これを受け、この会では、医師派遣は治安上困難ゆえ、逆にイラク人医師を研
> 修に招くことにし、イラク人医師2名と、白血病の子ども1人(母付き添い)の
> 招聘を実現しました。現在、医師の研修と子どもの治療は名大付属病院が受け入
> れ、担当医師らがご尽力されています。
>
>  この会では先日の2月3日、講演会「イラクからの声 きこえますか?」を3
> 20名以上の盛会をもって成功させました。演壇には来日中のバスラ医師ジャ
> ワード・アル・アリさんを中心に、招聘され研修中のイラク人医師アサドさん、
> モハメドさん、および「アラブの子どもとなかよくする会」の西村陽子さんが立
> ちました。
>  
>  彼らの研修と治療のための長期滞在に1500万円を必要とし、この会の努力
> により現在750万円の善意が集まりました。イラク人医師たちが真摯に訴える
> 同国の悲惨な現状を、講演を通して知った者の一人として、私からも、ぜひ、イ
> ラクのためにこの会をご紹介したいと思います。また、救援カンパご協力願えれ
> ばうれしく思います。
>
> 「セイブ・イラクチルドレン名古屋」の連絡先
>   →FAX 052−858−3851(小野万里子法律事務所) 
> カンパ振込先(郵便振り込み口座)
>   →口座番号: 00870ー2−59026
>     加入者名: セイブ・ザ・イラクチルドレン名古屋
>
> この会のHP
> http://www11.ocn.ne.jp/~friends/al-alip.html
> その中の1ページ、『2人の青年医師とアンワールさんの声』
> http://www11.ocn.ne.jp/~friends/al-alip6.html
>
>
> (参考までに)********************
> 私的メモであることをお断りしておきます。
>
> □ ジャワード医師の話
> ちょうど来日中のジャワード・アル・アリ医師に講演を要請、氏は多忙を割いて
> の来場です。氏はバスラのサドル教育病院がんセンター長で、D.Uによるがん
> 発症の事実を世界に訴えています。
>
> ・湾岸戦争時、全土に注がれたD.Uは800t、うち300tがバスラ地方に
> 注がれました。今回の攻撃では全土で千〜2千tのD.Uが使われたもようで
> す。今回の攻撃では市中でD.Uが使われたことが、とくに重大です。
>
> ・バスラのガン発症率は湾岸戦争前の88年で11人/10万人、02年で12
> 3人/10万人と10倍以上の増加です。03年はデータ処理中ですが、さらに
> 増加していることは確実です。(直線的増加ではなく加速度的増加です)
>
> ・湾岸戦争以前に皆無だった2種のがんや、3種のがんを同時発症した患者が出
> 現しています。また、大人のがんが子どもに発症してきています。これらは異常
> なできごとです。
>
> ・バスラのガン死者は戦前の88年は34人、02年では604人です。ヒロシ
> マで10年後に白血病・ガンの死者が急増したデータと同じ推移です。子どもの
> 白血病患者は、その父母のどちらかに、過去(元兵士とか、被爆とか)必ず湾岸
> 戦争との関わりがあります。
>
> ・空気中の放射線量は7μ rad/kg・hと戦前の10倍になっています。土中の
> 放射線量は通常70Bqですがこれが10〜5000倍にもなっています。
> (注: radは旧単位で現単位はGy。7μ rad/kg・h=0.07μ Gy/kg・h ) 
>
> ・ これらの事実が、D.Uと発病の関連を証拠づけています。しかしD.Uに
> よる発ガン等の直接証拠収集は困難です。例えばヒロシマに白血病患者の尿を送
> り分析を依頼しましたが、サンプルが腐敗しデータは採れなかったもようです。
> 多数の専門家がイラクに入って、調査活動することが必要です。
>
> ・湾岸戦争ではイラクの電気・浄水・病院・学校など、全てのインフラが破壊さ
> れ、経済制裁で物資も入らず未だに復興に苦慮しています。そのイラクを米英は
> また攻撃しました。今回の攻撃で、イラクは電気・浄水・病院・学校に加えて、
> 「安全」を奪われました。米の戦争目的はイラクの石油です。イラクを占領し、
> 次に全てのアラブを占領して石油を領有することです。
>
> ・そんな目的のために投下されたD.Uで、大変な被害が出ていることを写真で
> ご確認ください。
>
> [骨がん、悪性リンパ腫、筋肉腫瘍などの実例。ホラー映画や江戸期の妖怪画な
> どの作者の想像力を超える、目を覆うばかりの悲惨な姿。顔、首、腹部等に現れ
> た腫瘍は巨大である]
> [放射線やウランの毒性がDNAを傷つけたりして、新生児が奇形で誕生する実
> 例。首から上が無い新生児、肉塊でしかない新生児、など]
>
> □ 西村陽子さんの話
> 西村さんは「アラブの子どもとなかよくする会」メンバー。昨年10月より昨日
> までバグダッド滞在。本日の2番目に講演。
>
> ・イラクでは電話は壊滅し使用できませんがInternetはつながります。各国のN
> GOがたくさん入っていますが、日本のNGOは白血病に関する援助申し出が圧
> 倒的に多く、日本人の心に「ヒロシマの国」の悲しみが流れていることをうかが
> わせます。
>
> ・イラクでは薬も完全に払底し、注射器1本さえ不自由な状態です。日本の市民
> からの寄付金が届くと、医師たちの要求する医薬品を、私は単独でアンマンに買
> い出しに行き、それをバグダッド、さらにバスラの病院に届けました。アンマン
> まで片道、ときには40時間以上かかり、常に盗賊の危険がありました。
>
> ・多くの医師たちは、多くの外国人が調査取材し、約束をしては、そのまま消え
> てしまうので、外国人の訪問に、うんざりしていたので、私のことを「約束を
> 守って帰ってきた人はお前が初めてだ」とほめました。(湾岸時の拠出金や今回
> の)自衛隊派兵で、失われていくアラブ人の対日信頼感を、ささやかでも繋ぎ止
> めることになったことに、私は満足を感じました。
>
> ・患者を抱えた家族は病院にくすりがないため、死にもの狂いです。医師の要請
> で薬を買いに行く私に個人的に薬の購入を頼む人がいっぱいです。また、病室に
> 行くと、「お前も写真だけ撮って帰っていくのだろう」「今日は薬をもってきた
> のか?」と、罵りを私の上に投げました。ふだんは篤く優しいイラク人ですが、
> それだけにいっそう、そこに、ぎりぎり追いつめられた心を知りました。
>
> □ アサド医師の話
> アサド医師(33)はバスラ・バグダッド双方の病院の内科病棟医長を兼任。今
> 回の招聘で名大付属病院で研修中。
>
> ・バスラの人口は現在200万人です。湾岸戦争とそれに続く経済制裁で、イラ
> クの国は壊滅し、後戻りし、そのまま止まってしまいました。イラク戦争では
> (見捨てられた状態の人々の)その上に再び爆弾が降りました。
>
> ・病院では、薬も人材も器材も医療技術者も全て欠乏しています。(最小限の)
> 救命のための薬、器具、病室が足りないのです。このため、白血病やがんその他
> の死亡率が戦前の10倍にも達しています。
>
> ・ガンや白血病で入院した人々の殆どが1年以内に死んでいきます。医師たちは
> 入院に際し、死の準備が必要なことを悟らせます。救いを求めてきた人々に、死
> の準備をさせるのが医師の仕事でしょうか。何のために病院があるのでしょう
> か。
>
> ・人々は治る種類のがんでも薬がないため亡くなっています。本来薬を買うべき
> 資金も新兵器購入に回されて(注:米英占領行政当局の仕事を指す?)、薬が届
> かず、死亡率が増加しているのが現状です。これが、私たちが勝ち取るはずで
> あった「自由への道」の第1段階として、目の当たりにしている現実です。
>
> ・悪性の白血病・がん患者の希望の光は骨髄移植です。今回日本で学んでいるこ
> とを生かし、骨髄移植と骨髄バンクをイラクで確立したいと思っています。
>
> ・今回、治療に来ることができたのはアッバース君ひとりですが、その後ろには
> 何千人のイラクの子どもたちが、明日をも知れぬいのちの、死を待っています。
> 今回のイラク戦争で占領軍は何百tものD.Uを投下しました。このウランの放
> 射線半減期は45億年で、これがイラクの土地・空気・健康を今後長く蝕み続け
> ます。現在健康なイラク人も健康を害する恐れが大きいです。イラク国民は、こ
> れを心配し、悩んでいます。
>
> ・この会場のみなさんと声を一つにして、世界の人々に訴えたいことは、種々悪
> 性疾病の治療薬を、今すぐに、送ってくださいということです。さらに、イラク
> にがんセンターを作り、骨髄移植ができるように、みなさんと声を一つにして、
> 訴えたいのです。
>
> ・最後に、海外からは、多数の専門家、科学者、関係チームの方々に来て欲しい
> です。イラク全土でのD.U汚染の「レベルと地域」を特定し、医師と協力して
> その「ダメージとレベル」を明らかにしていって欲しいのです。
>
> □ モハメド医師の話
> モハメド医師(30)はバグダッドで勤務、イラク戦争中も病院にとどまり治療
> に献身的に従事。
>  
> ・86年、私の勤務する病院に収容される白血病患者は2,3ヶ月に1人でし
> た。これが4年前以来、1週間に2〜4人となっています。このことからも白血
> 病とD.Uの相関関係を疑わざるを得ません。私の病院に運ばれた子どものがん
> 患者は過去1890人で、薬も病室も足りず増え続ける患者を収容しきれなく
> なっています。
>
> ・イラク戦争の最中、私の病院にケガや死んで運ばれた子どもは195人です。
> 多くが全身に爆弾の破片が入り、腹部、胸部、内臓などが潰されていました。助
> からなかった子どものリストは、長いものでした。傷みがひどく、身元が判定で
> きない子もいました。
>
> ・イラク戦争の最中、死や重体以外の傷で私の病院に運ばれた子どもは1050
> 人でした。大量のけが人が出たのはバグダッド空港に大爆撃が2回ほどあったと
> きでした。その傷口の様子から、私はD.Uが使われたことを推察しました。
>
> ・現在、イラクの病院では、がんなどだけでなく、すべての薬が足りないので
> す。みなさんに訴えたいことは、薬はもちろん、医師、ナース、医療関係の技術
> 者の支援です。イラク戦争で病院の全てが破壊されているので、病院の機能全体
> の修復が必要なのです。
>
> ・イラク戦争のあと、病院同士も、病院と保健省間も、連携がとぎれたままで、
> 社会組織が機能していません。この社会組織の修復も焦眉の問題です。
>
> ・私は、バグダッド市民として日本の人々への感謝と連帯をお伝えしたいと思い
> ます。バグダッドにいるときから、そして来日した今も、多くの日本の人々を
> 知ってうれしいです。日本の人々はイラクの人々を支えたい、ベストを尽くして
> 助けたい気持ちにあふれています。イラク戦争のあと、世界中からたくさんのN
> GOなどの方々が来ましたが、何もしないで帰っていくといった状態でした。し
> かし、日本人は、そうではなかった、ということを私は陽子さんを通して知りま
> した。献身してくれた感謝を、この場を借りて、日本の人々にお伝えしたいと思
> います。
>
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