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折々の記 2002 @

折々の記:…2002…【心に浮かぶよしなしごと】

【 01 】08/30〜       【 02 】09/10〜
【 03 】09/24〜       【 04 】10/06〜
【 05 】10/13〜       【 06 】10/24〜
【 07 】11/12〜       【 08 】12/01〜


【 05 】10/13〜

  10 13(日) 続転機の教育
  10 14(月) この発言はどうなる
  10 15(火) 拉致生存者5人一時帰国
  10 20(日) 議員定数
  10 22(火) 柿の収穫が近づいた ●「転機の教育」プリント

 10 13(日)続転機の教育

最近になっていろいろと学力問題が俎上にがっている。その元になっているのは、次のような記事からであった。
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【2001.12.05発行の朝日新聞】
知識の応用力、日本上々 OECD、32カ国で15歳テスト

知識や技能を実生活の中で生かせるかどうかをみる、学習到達度の初の国際調査結果を文部科学省が4日、発表した。経済協力開発機構(OECD)が32カ国の15歳男女約26万5千人を対象にテストを実施。重点的に調べた「読解力」で、日本は8位だった。得点が中間に集中し、トップクラスが少ない傾向が出た。

補足的に調べた「数学的リテラシー(応用力)」では日本は1位、「科学的リテラシー」は2位だった。

調査対象は、アジアが日本、韓国、欧州が英国、ドイツなど24カ国、そのほかは米国、豪州など北米、中南米、オセアニアの6カ国。このうち分析対象のOECD加盟国は27。日本では昨年7月、無作為抽出した高校135学科の1年生約5300人を調べた。

「読解力」は文章や表、図、グラフから情報を読みとって、解釈し、自分の経験や知識と関連付けて考える能力、と位置づけて設問。四つの大問で1セットのテストを9種類用意、1セットを選んで解答させる方式を採った。

OECD加盟の27カ国平均が500点になるように各国の平均点を出すと、1位はフィンランドの546点。日本は522点で8位。2〜8位には統計的にみて差はないと考えられ「第2グループ」に位置した。

生徒を点数の高い順に「レベル5」から「1未満」まで6段階に分けると、日本の「レベル5」は9・9%でフィンランド(18・5%)のほぼ半数。「レベル1」「1未満」は合わせて10%で、韓国(5・7%)などに次いで少なかった。

文科省は「今回の調査は自ら学び、考える『生きる力』に近い考え方。日本はおおむね良好だ。今後はトップ層が増えるように、能力に応じた指導に力を入れたい」と言っている。

●マンガ大好き、読書は大嫌い

調査と同時に行ったアンケートで、「趣味としての読書をしない」と答えた生徒の割合は日本が53%で最も多かった。OECD加盟国平均では31%。マンガや雑誌を「週に数回読む」と答えた日本の生徒は5割を超え、最高レベルだった。

東大大学院の苅谷剛彦教授(教育社会学)は、日本の子どもが本を読んでいないことに驚く。一方、調査では、読解力は高いという結果が出ている。「詰め込みと短絡的に批判されがちな伝統的な学校教育や受験勉強が、本を読まなくてもある程度の文章問題に答えられる力を付けているのではないか」とみる。

加藤幸次上智大教授(教育学)は「問題文は翻訳。日本の国語の授業では、図表や時事的文章を読ませることもあまりない。その上で第2グループなら、比較的いい成績と言えるのではないか。中間層が多いのは、下の方をすくう教育の努力の結果と読みとれる」と話す。

◆読解力の順位

 フィンランド   546
 カナダ      534
 ニュージーランド 529
 オーストラリア  528
 アイルランド   527
 韓国       525
 イギリス     523
 日本       522
 スウェーデン   516
 オーストリア   507
 ベルギー     507
 アイスランド   507
 ノルウェー    505
 フランス     505
 アメリカ     504
 デンマーク    497
 スイス      494
 スペイン     493
 チェコ      492
 イタリア     487
 (上位20カ国の平均点)

■出題例

 【読解力】
●サハラ砂漠にある湖の紀元前1万1千年からの水位変化をグラフで示し、現在の水位を答えさせる(77% 1位)
●インフルエンザ予防接種を促す通知文を読ませ、予防接種の意味を四つの選択肢から選ばせる(39% 11位)
●演劇「アマンダと公爵夫人」の脚本を読ませて、ト書きはどの部分かをたずねる(63% 1位)
●国際援助機関の統計表を示し、エチオピアでの活動が極めて低調な理由を推測させる(11% 4位)
●某会社が新設した「社内外異動センター」の告知文を読ませて、より詳しい情報の入手先を問う(89% 9位)

 【数学的リテラシー】
●レーシングカーの速度と距離のグラフから、サーキットのコースの形を答えさせる(54% 1位)=図

(カッコ内は日本の正答率、G7各国、韓国、豪州、ニュージーランド、フィンランド、アイルランドの計12カ国中の順位)
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上記中に、「マンガ大好き、読書は大嫌い」の見出しで、アンケートがのっている。ちょっと面白いのでコメントしたい。
英語の教科書にも「ヤン坊」「マー坊」まがいの挿絵がのっていることは、何日かまえに書いた。教科書まで登場するのはいただけないが、マンガって本当は面白いしいいじゃないか。マンガ論とまではいかなくても、「マンガ大好き」いいじゃないか。
「読書は大嫌い」○×式アンケートだとすると、マンガと読書のどっちが好きかな、「マンガのほうが好き」と応える子どもが多くていいじゃないか。

読書環境については国によって違いもあるでしょう。日本のマンガでは通り一辺のものが多いせいもあるのか紙質が悪いんじゃないのかなあ。それだけに安い。高校生になっても大学生になっても、まだマンガを卒業できないでいる人は、本来は可笑しいんでしょうね。日本にきた留学生が、こうした可笑しい学生を見てびっくりするんでしょう。
反対に、素手でパンをかかえて、道を歩きながらそれを食べている映像を見ると、私にはどうもなじまず、「ちょっとね」と言いたくなる。

※もっと詳しく見たい場合は、文部科学省の各種統計情報で2001年12月のものを見るとよい。

  http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/index28.htm〔OECD生徒の学習到達度調査〕

なお、このような教育問題を考えていくうえでは、大まかに言うと次のようなことを情報としてチャッチしておくことが必要となる。

1 一番よい方法は新聞情報の整理保管  これは大変である。
2 パソコンによる情報収集
  新聞関係として私はアサヒコムを利用している。特集としての教育情報から、転
  機の教育などのデータが手に入る。 アサヒメルマガに登録してクラブA&A会
  員となって有料だがデータを収集できる。
  一般のニュースや社説からのデータ収集の方法や、お気に入りのURLを参考に
  することもいい方法である。
  文部科学省のURLから行政からのデータを手元に置かなければなりません。
3 出版物をデータとして収集する方法がある。

ただ、いつもつまずいていることを感じているんだが、情報から受け取るデータのある部分に固執しすぎないようにすることだ。
といっても、これはなかなかできないことだし矛盾してくるんだが、適当なところで自分の思うところを思いっきり吐き出すことがあってもよい。

 10 14(月)この発言はどうなる

明日の新聞に詳細な記事が載るだろう。
「北朝鮮はひどい国だ。拉致して言うことを聞かなければ殺してしまう。」
異常な発言である。一国の宰相の発言だからである。

秋の夜空の月と雲、自然は生きていることを実感する。
子供の頃、秋の夜二階の屋根に腰をおろして母と二人で、薄い雲に隠れたり出たり、また薄い雲はだんだんと消えてしまうさまを、いろいろ話していたことを思い出す。どうしてこんな意味のないようなことを後々まで憶えているのか不思議である。

今夜の月を眺めていたとき、ふとそんなことを思い出したのである。自然は生きている、年をとってからだから、大気の物理的変化の様相や太陽の恩恵を受けているわが身のことや、世情の変態雲の如しという意味やら、総合的に自然は太陽の恩恵によって生かされているという実感がひしひし感じられる。

凡欲のなせる業がどろどろと乱麻のごとく絡まって、国と国との対立や、個人と個人との対立や、人の心をかき乱す。所詮は自分の中にもそんな凡欲がなしとしないのだろう。

ユネスコの願いを心がけたり、釈迦の願いを心がけたり、まずは自分の中にそうした境地を築かなくてはならない。

バリ島のテロも、報復に対する報復であろう。悲しい性である。

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【ZAKZAK 2002/10/15】
小泉「殺された」発言の無神経に家族激怒

 「被害者家族連絡会」(家族会、横田滋代表)事務局長、蓮池透さん(47)は、14日の小泉純一郎首相の「殺された」との無神経な舌禍について、「あの人は何も分かっていない。口が滑ったんでしょ」と批判した。

 小泉首相は衆参統一補選の遊説で訪れた山形県鶴岡市内で街頭演説し、29日に国交正常化交渉を再開する北朝鮮について、「確かにけしからん国だ。(日本人を)誘拐して拉致して、殺してしまう」と述べ、病死や事故死と伝えられた8人の中に、北朝鮮側に殺された人もいるとみていることを明らかにした。

 首相はこの後、山形空港内で記者団に対し、発言の真意について「そう言っている人がいる。そう言われている国だが、話し合いをしないと、事態は打開できない」などと釈明した。

 蓮池さんは「(家族との)面会では蚊の鳴くような声だったのに、演説では大きな声を出す。面会の時も大きな声で話してくれれば心強かった」と振り返ったうえで、「殺したと言った方がインパクトがあると思っているのではないか」と話していた。

 首相の「殺された」発言は、8人の死因の「不自然さ」を指摘する一般的見方を踏まえ、つい口を滑らせたとみられるが、8人の生存を信じて帰国を求める家族の反発も招きそうだ。
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 10 15(火)拉致生存者5人一時帰国

元気にタラップを降りる一時帰国者の5人。元気だった。よかった。
家族の帰国も可能だろうと思う。


 10 20(日)議員定数

議員定数はどのように決めたらいいのだろうか。

【角度付け】

近隣の市町村とくらべて議員定数を決める方法
  ……→ 自主決定の欠陥(比較思考の旧体制)
       従来の大方の決定の根拠である。定数決定の経過や根拠あるいは
       理由について住民に明示されたのか。されていないなら今後は明
       示したほうがよい。

議員定数決定の根拠となる用件
  ……→ いつも明示されていない
       適正な委員会数や人数は何人と考えるのか……→ 文殊の智慧
       財政出費削減が理由の大きい部分だとすれば、議会機能の限界を
       議員数の上からまずもって論議すべきだ。

議員活動について
  ……→ 住民にはわからない
       議員と村民のパイプはできていない……→ 意見交換
       情報交換ができない場合には、議員の無責任な言行はそのまま自
       浄はなく代表の意味はなくなる。(国政や県政の反省から)

一年間の活動した記録
  ……→ 記録の機能と情報公開の欠如
       オリンピックの会計が公示されなかったことは、政治家への不信
       感を高めた。市民は無党派で自らの立場を確保しなければならな
       くなった。(国も県も市町村も同じなのである)
       記録の機能と情報公開がない場合には、たとえ政党に所属してい
       なくても同穴の弊害に陥る。

議員報酬は適正か
  ……→ 根拠を明示してほしい
       村会がある日の一日の報酬はいくらなのか、私は知らない。
       村会が開かれている時の報酬
       議員として出席を要請され、出席した時の報酬
       議員として調査研究などに従事した時の報酬
       日々の個人的調査研究への報酬
       少なくともこのような項目でもいいから、明示すべきでしょう。
       退職金とか年金決定についても特典があると言われるが、お手盛
       りの決定でなく、公僕としての立場を自覚すべきでしょう。

その他

 10 22(火)柿の収穫が近づいた

農協の福沢さんから、収穫の時期とか柿剥きから、干柿仕上げ処理の仕方などお話をお聞きした。あわてて柿取りはしないほうがよさそうである。よい製品を作るにはじゅうぶん柿が熟してからがいいという。
とすると、10月終わり頃に取りはじめ、11月になって柿剥きをはじめるのがよさそうである。
15坪の柿干場では干しきれず、いつもベランダを使っていたが、場所としてはどうもよくない。昨日からハウスで柿干できるようにパイプを組み立てている。干柿作りはたいへんなのだ。

「転機の教育」プリントの製本完了
本日までの資料を二冊の製本に仕上げる。その目次は次の通りである。


学校教育 上

1 人間力戦略ビジョン    文部科学大臣 遠山敦子   01
  01 確かな学力の育成…国民の教育水準は競争力の基盤   02
  02 豊かな心の育成…倫理観、公共心と思いやりの心   03
  03 トップレベルの頭脳、多様な人材の育成…世界をリードする人材   04
  04 「知」の世紀をリードする大学改革…競争的環境の中で個性輝く大学作り  04
  05 感動と充実   05
  06 新しい時代を生きる日本人   05
2 「社会の宝」として子どもを育てよう!   07
  00 はじめに   08
  01 子育ては親だけが担うものと思っていませんか   09
  02 現在の子育てをめぐる状況   09
  03 今後の家庭教育支援の充実のための基本的な方策   11  
  04 子育て支援を進める際の留意事項   21
3 「社会の宝」として子どもを育てよう!…報告のポイント   24
  01 子育ては親だけが担うものと思っていませんか   24
  02 現在、子育てをめぐる問題は、放ってはおけない状況になっています   25
  03 家庭教育って何?   26
  04 地域・家庭の昔と今   27
  05 社会情勢の変化   28
  06 意識の変化   29
  07 社会があなたの子育てを応援しています   30
  08 家庭では・・・   31
  09 特にお父さんへ   32
  10 企業や職場の関係者のみなさんへ   33
  11 地域や学校のみなさんへ   34
  12 行政関係者のみなさんへ   35
  13 子育て支援を進める際の留意事項は・・・   37
4 完全学校五日制 文部科学省   38
  01 学校週五日制に関するこれまでの経緯   40
  02 完全学校週五日制の実施について   41
  03 学校週五日制のめざすものは・・・   44
  04 学校では・・・   45
  05 新しい学習指導要領   46
     01 子どもの現状   47
     02 新しい学習指導要領の基本的なねらい   48
     03 新しい学習指導要領の全体構造   48
     04 教育内容の厳選   49
     05 総合的な学習の時間   50
     06 選択学習の幅の拡大   50
     07 最低基準性の一層の明確化と個に応じた指導の充実   51
     08 新しい学習指導要領のねらいを実現するための評価の充実   51
     09 新しい学習指導要領についてのQ&A   55
  06 総合的な時間の新設   58
  07 家庭や地域社会では・・・   60
  08 完全学校週五日制についてのQ&A   62
  09 完全学校週五日制に対応した取り組みの概況   64
     01 完全学校週五日制に対応した取り組みについて   65
     02 「新子どもプラン」推進   66
5 児童生徒の学力について 国際数学理科教育調査   52
  01 わが国の成績   52
  02 同一問題の正答率比較   52
  03 数学・理科に関する意識   53
6 OECD(経済協力開発機構) 生徒の学習到達度調査(PISA)
                     ―平成12(2000)年調査―   54
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  学校教育 下  

    転機の教育など概要   01
    アサヒメルマガの登録方法   02
    クラブA&A会員規約   03

1 <転機の教育…第一期>
  01 脱「日本型」 答えは一つじゃない<転機の教育:1>   05
  02 国際競争力 個人の才能重み増す<転機の教育:2>   07
  03 学ぶ意欲  「満腹」の子量より質<転機の教育:3>   09
  04 ゆとり路線 揺らぐ国に募る不信<転機の教育:4>   11
2 <転機の教育…第二期>
  01 教育不安、世界中に<ニッポンの学力:1>   13
  02 財界・新文教族に危機感<ニッポンの学力:2>   15
  03 進学実績へ公立加速<ニッポンの学力:3>   17
  04 データで訴えた「低下論」<ニッポンの学力:4>   19
  05 読み書き計算徹底、大反響<ニッポンの学力:5>   20
  06 「点取り競争」振り返れば<ニッポンの学力:6>   21
  07 「ゆとり」で「二極化」懸念<ニッポンの学力:7>   22
  08 「ジュク」かつてない脚光<ニッポンの学力:8>   23
  09 論理的に考える力に弱さ<ニッポンの学力:9>   24
  10 起業学生「学ぶ意味」追求<ニッポンの学力:10>   25
  11 「企業自ら教育」再び注目<ニッポンの学力:11>   26
  12 「質」論議百出、議員も悩む<ニッポンの学力:12>   27
  13 「低下」否定、文科省に焦り<ニッポンの学力:13>   28
3 <転機の教育…第三期> 
  01 教育特区 「脱画一化」各地でうねり<競争加速:1>   29
  02 経済格差 階層差=学力差の恐れ<競争加速:2>   31
  03 米の先進地 選択自在公立校も淘汰<競争加速:3>   33
  04 地方の焦り 都会との学力差に不安<競争加速:4>   34の1
  05 カリキュラム 公立も中身で生き残り<競争加速:5>   34の3
  06 外部の協力 地域の声、学校を刺激<競争加速:6>   34の5
  07 学校選択制 「入学は9人」改革迫る<競争加速:7>   34の7
4 その他
  01 見出し一覧 「教育」「OECD」の検索   35
  02 日本の大人たちの基礎的な科学知識 天声人語   36
  03 意欲の低さが心配だ 国際学力調査(朝日新聞社説)   37
  04 知識の応用力、日本上々 OECD、32カ国で15歳テスト   39
  05 学校五日制:1 学力低下への危機対応(ちば教育最前線)   42
  06 学力問題、国超え共通 国際教育シンポ・討論、各地で   44
  07 算数の学力大幅ダウン 20年前の75.2% → 64.5%   47
  08 算数学力低下、計算・数量で顕著 教科書の簡素化も響く   49
  09 OECD生徒の学習到達度調査(PISA)
     《2000年調査国際結果の要約》   51  
  10 算数の学力、20年で大幅ダウン 小学生6200人調査   34の9
  11 有料検索 「長野:田中康夫」総件数753件   35の0
  12 有料検索 「教育:学力」総件数697件   35の1
  13 有料検索 「教育:ゆとり」総件数427件   35の3
  14 有料検索 「教育:OECD」総件数19件   35の5

上記の見出し項目は、すべてアサヒコムで調べることができます。


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