子どもたちと共に

 福音書には、次のようなエピソードが書かれています。

イエスに触れていただくために、人々が子どもたちを連れて来た。弟子たちはこの人々を叱った。しかし、イエスはこれを見て憤り、弟子たちに言われた。「子どもたちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。」そして、子どもたちを抱き上げ、手を置いて祝福された。(マルコによる福音書10:13〜14、16)

 イエスが子どもたちを大切にされたように、キリスト教は、子どもたちと共にある教会のあり方を模索してきました。その一つの方法が、「教会学校」です。

 

教会学校

 「教会学校」という名前で呼ばれていますが、行われているのは礼拝です。就学前の子どもや小学生たちと一緒に礼拝しています。そのために、賛美歌は『こどもさんびか』を用い、聖書のお話しを、分かりやすくしています。
 礼拝の後、物作りなどの活動をします。全体で1時間半ほどの集まりを、月に1度(第4土曜日)に行っています。

行事

 イースターやクリスマスなど教会のカレンダーで大切なお祝いの日、また、夏休みなどには、特別の行事を行います。詳しくは、礼拝・行事案内でご覧ください。


大阪福島教会教会学校のご案内

毎月第2土曜日 午前10時から

礼拝で使う聖書や『こどもさんびか』は教会に備え付けのものがあります。
就学前のこどもや小学生と一緒に礼拝し、さまざまな活動をします。
礼拝中に献金がありますが、自由な意志によるもので、強制ではありません。

教会で行われている、子どもたちの活動は、いろいろな名前で呼ばれています。「日曜学校」は、18世紀、平日に働いていた子どもたちに読み書きと共に、キリスト教を教えるために始まりました。やがて、公教育が整備されるようになるとキリスト教の教育を中心にするようになり、「教会学校」という名前が一般的になりました。現在は、「学校」という名前がその実情に合わないとして、「子どもの教会」と呼ぶことも多くなってきました。

2002年発行された、日本キリスト教団讃美歌委員会編集の歌集。『讃美歌21』から多くの歌を収めて一般の礼拝とのつながりを大切にすると共に、教会学校の礼拝を豊かに守ることができるよう、祈りなどの礼拝用文章も多く収められています。