0歳教育関係へ

ドーマンメソッド
常識を打ち破る画期的な方法


【子どもの知能は限りなく1】 【子どもの知能は限りなく2】
【子どもの知能は限りなく3】 【子どもの知能は限りなく4】
【子どもの知能は限りなく5】
【幼児は算数を学びたい1】 【幼児は算数を学びたい2】


子どもの知能は限りなく5

【幼児の知能は限りなく】

 ☆  第一ステップ

     (A)の15個の単語だけ。気の散らない場所。機嫌のいいとき。
     愛にあふれ、子を(仏の御子として)尊敬し、1枚1秒の速さでカードを
     みせて「これは『お母さん』です」と、明るくはっきりいい、終わったら
     共に喜ぶ。

 1日目 (1枚1秒 5枚)が、セッション[session=学習の単位時間]
     1日3セッション  セッション間隔は30分以上         @

 2日目 1日目と同じ                          @
     新しく5語を加え1日目と同様に扱う。              A
       (つまり6セッションの学習)

 3日目 @レスン (以下、セッション5枚の順序は毎回変えてよい)
     Aレスン
     Bレスン (更に5語を加える)
       (つまり9セッションの学習)セッション間隔30分以上

 4日目 @、A、B
 5日目 @、A、B
 6日目 @、A、B
 7日目 @、A、B
     セッションのレスンの中で「これは・・・・・『   』です」
     ・・・・・のところを、聞く音調にせず、考えながらの音調で、5秒以内
     でいう。(子どもの様子でこのやり方をとる場合もある)

 ☆  第二ステップ   

      (B)の単語(278P)を用意する。C、D、E、F の20語
 1日目 @、A、B、C
       (つまり12セッションの学習) 語数20
 2日目 @、A、B、C、D
       (つまり15セッションの学習) 語数25
 3日目以後の、カードの差しかえ方
  2日目 @      A      B      C      D      A
  3日目 @−旧1+新1 A−旧1+新1 B−旧1+新1 C      D
  4日目 @−旧1+新1 A−旧1+新1 B−旧1+新1 C      D
  5日目 @−旧1+新1 A−旧1+新1 B−旧1+新1 C      D
  6日目 @−旧1+新1 A−旧1+新1 B−旧1+新1 C      D
  7日目 @−旧1+新1 A−旧1+新1 B−旧1+新1 C      D      B
  8日目 @−旧1+新1 A−旧1+新1 B−旧1+新1 C−旧1+新1 D−旧1+新1
  9日目 @−旧1+新1 A−旧1+新1 B−旧1+新1 C−旧1+新1 D−旧1+新1
  10日目 @−旧1+新1 A−旧1+新1 B−旧1+新1 C−旧1+新1 D−旧1+新1
  11日目 @−旧1+新1 A−旧1+新1 B−旧1+新1 C−旧1+新1 D−旧1+新1
  12日目 @−旧1+新1 A−旧1+新1 B−旧1+新1 C−旧1+新1 D−旧1+新1 C
  13日目 @−旧1+新1 A−旧1+新1 B−旧1+新1 C−旧1+新1 D−旧1+新1
    ↓
   以下同じ(つまり5日たったら1枚はずし、1枚を加えていく)
   8日目以後は、1日5枚ずつ差し替えることになる。
   1個の新語は、5日間3セッションずつ、15回インプットすることになる。

 ☆  第三ステップ  生活単語一切

  ※ 家の中のもの、子どもの持ち物、食物、動物、場所、動作(動作に合わせて
    教える)、描写などのジャンル
  ※ 「これ、なあに?」
    「これは○○ですよ。○○は○○のとき○○のようになるのですよ」
    このように常時、母から語りかけをします。とのうち、子どもの独特の質問
    「これは?」とか「これ、なあに?」の問いが出た時、必ず愛にあふれ、子
    を尊敬し、明るくはっきりと、正確な応答をします。
    質問した単語はすぐに、「紙にマジックで答を書いて」説明してあげます。
    子どもの興味・関心をますます高める、よい方法です。
    (三石由起子の「紙とマジック」常時携帯、即応する方法がよい)
    この方法は、第三ステップに限ることはありません。

 ☆  第四ステップ  文章構成のための単語

  ※ ステップ 4・5・6のため、本を入手する。
       本の条件 ・語彙 150以内
            ・1頁 20語以内
            ・活字は 1.2pほしい
            ・本文と挿絵が別頁のものがよい
  ※ カード作成
    ・各頁に出ている単語すべて、カードへ書く。(黒色・3p角)
    ・頁ごと、単語カード(本の中の長い単語に合わせたカードの長さ)を5p
     角の文字で書く。
  ※ やり方
    ・1頁のでてくる単語を、今までのやり方で教える。
    ・子どもが単語を覚えたと思ったら、助詞「は」「の」「を」などのカード
     をつくる。
    ・単語カードと助詞カードを、文の通りに並べ、
     「この4つの単語は一緒になると、『ノンノ は ゆうき の お爺さん
     です。』となります」と、カードを1枚ずつ指しながら言います。
     (このステップは重要なステップです)
    ・次に2つめの文を教える。
       まず、単語カードで
       次に、文章通りに並べ、
       文章として読んでみせる。
    ・同様にして、次の文へ移っていく。

 ☆  第五ステップ   句と文

   B4 2つ折りにするとよい。
  ・本1冊分を 1頁1文ずつカードにしていくとよい。
  ・1日3回 5日間つづけると、確実に覚えたと確信できる。
  ・覚えたものはルーズリーフに保管し、最後に製本して、母親署名入り、年月日
   何年何ヵ月読了の証明とする。(私製本 ・1以下続としていく)
  ・この種の私製本は、できるだけ多く作るとよい。
     (絵は、見開き反対側へ貼るか、自分で描くとよい)

 ☆  第六ステップ  本物の本を読む。

   1.2p四方の文字の本(2歳以下では2.5p角にする場合もある)
  ※やり方    1頁ずつ
   ・単語よみ  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ・句よみ     ・    ・    ・    ・    ・    ・
   ・1文よみ         ・         ・        ・
   ・1頁よみ                   ・
    (このようにして、次頁へ進んでいく)

【百科事典的知識の教え方】

読み方プログラム開始2〜3週してから、このプログラムを並行する。

 ………………………………………………………………………………………

 Mind-Brain        知識単位がその基盤になっている。

              知識は情報に基づき

              情報は事実によってのみ得られる。

     《これを情報のビット(知識の情報伝達の最小単位)という》

 ………………………………………………………………………………………

              情報のビット(Bits Of Intelligence)
 Mind- Brain インプット         (Bits Of Information)
              《知識の情報伝達の最小単位》
              …………………………………………………
       アウトプット 言語、音楽、絵画、自然、生物、歴史、
              地理、宗教、礼儀、人生などすべて

     《上段が大脳にインプットされ、具体生活の中でそれらが》
     《下段各分野でアウトプットされる》

 ………………………………………………………………………………………

 1 知識のビットとは何か

    知識のビット=知識の情報伝達の最小単位
    ビットの要件
    @ 正解であること    そのものの写真、正確な絵
    A 単一のものであること 烏なら烏のみ、バックはないこと
    B 曖昧でないこと    具体的な名前がつけられること
    C ダブらせないこと   既習でなく新しいこと
    D 大きいこと      はっきり見取れること
    E はっきりしていること はっきり見取れること

 2 知識ビットのカテゴリー  [kategorie=範疇(仏語)]

    知識ビットのカテゴリー化
    ・お互いに直接関連性のある10以上の知識のビットのグループをカテゴリ
     ーと呼ぶ。
    ・例えば「鳥」は1つのカテゴリーである。鳥のカテゴリーに入るビットは
     次のようになる。
     1カラス  2コマドリ  3アオカケス  4マネシツグミ 5猩猩紅冠鳥
     6コウライキジ  7ハクトウワシ  8アメリカオシドリ  9イエスズメ
      10 カンムリキツツキ
    ・1つのカテゴリーには、10枚以上のビットが含まれるようにする。

   3 知識の分類とカテゴリー

    知識の分類のしかた (304p参照)

     1生物              6数学
     2歴史              7人体生理学
     3地理              8一般化学
     4音楽              9言語
     5美術              10文学

    例 区分    : 生物
      カテゴリー : 鳥
      知識のビット: 前項2の如く 1カラス  2コマドリ 以下10まで

  ※ このように見てくると、カテゴリーとして何を取り出すか、ということと、
    カテゴリーに所属する知識のビットとして何を取り出すか、という教材作り
    の課題は、実に膨大な分野にわたり、なかなか大変であることがわかる。従
    って、常日頃「教材作り」を進めていく必要がある。
  ※ 分類の仕方は、別の区分法でもよい。

 4 「知識のビット」の教え方

  @ 1回のセッション
   ・区分とカテゴリーを選ぶ。 10枚のビットを用意する。
   ・「これから、[鳥]を見せます」
    「この鳥はカラスです」「この鳥はコマドリです」・・以下続く
   ・後から前へ『カード』を出す。(裏へ正しい名前を書いておく)
   ・できるだけ速く見せること。[肝要](10枚、10〜15秒、それ以上は不可)
   ・最初のカテゴリー10枚は、3日目まで「これは○○○です」というが、そ
    れ以後は「○○○」「○○○」と名前だけにする。
   ・見せる順序は、入れかえていく。
  A 頻度
   ・短いセッションを、何回にもわけてする。
   ・「読み方のセッション」を間にいれ、変化をつけること。
   ・「もっとしたい」といっても切り上げて、「もちろんよ。みんなでお茶を飲
    んでからね」など、否定せず待たせる。(欲望の継続、待ってする集中力)
  B 声の大きさ
   ・明るく、はっきり、大きな声で、熱意が伝わればなおよい。
  C 教える時間
   ・速ければ速いほどよい。長くはやらない。腹8分のところ。
  D 1日のセッション
   ・2つのカテゴリーから始め、それぞれ3回で終わる。
   ・自信がついてきたら、毎週少しずつふやし、最終的には1日10カテゴリー
    を教える。
   ・それぞれのカテゴリーを、1回10秒ずつ、1日3回教える。
  E 知識ビットの加除
   ・10のカテゴリーを教えるようになって、10日目から毎日、各カテゴリー
    から1枚ずつ加除する。
   ・あるカテゴリーが底をついたら、そのカテゴリーを取り除いて保管し(ファ
    イルしておき)、新カテゴリーを導入する。
  F 1枚のビットの寿命
   ・プログラムでは、1日3回・10日間見せるので、30回見ることとなる。
   ・プログラム開始後、子どもが覚える様子を見て、15回で十分であるという
    こともある。
   ・従って、ビットを見せる回数は、「見せる回数は何回がよいか?」常に自問
    することが必要である。
   ・以心伝心、親子が一体であれば、10回でよいのか、5回でよいのか、1回
    だけでよいのか、自らわかっくる日がくる筈である。

 5 POIとは何か
   ……………………………………………………………………………………………
   かけらの集積                       かけらの分析
   情報のかけら(知識のビット) 1000枚位で次へ移る  各分野の知識を深め、
   がある程度集積されてくる                 高度な段階へ 
   (知的分野の拡大)                     (知識の深化)
   即ち
   BOI                   POI
   Bits Of Intelligence            Program Of Intelligence
   《具体的にはビッツカード1000枚位見せたら、高度なビッツカードに移る》
   ……………………………………………………………………………………………
  ※ BOIとPOIの意味するもの
    BOIでは、それぞれの知識のカテゴリーが、その分野のなかで幅広い知識
    を構築するのに対し、POIでは、カテゴリーのなかで、徐々に知識を深く
    掘り下げていきます。
    カテゴリーの中のそれぞれの新しいプログラムは、最も単純な情報から、段
    階的に高度な情報へと進んでいき、最後はきわめて深い情報で終わる。

  ※ POIの例
   ・区分    : 生物
   ・カテゴリー : 鳥
   ・知識のビット: カラス
     深度1 カラスは、木や薮のなかに巣を作る。
       2 カラスの巣は、草や毛を敷いた小枝からできている。
       3 カラスは、昆虫、草木の種子、果実、木の実を常食とする。
       4 カラスは、軟体動物、動物の死骸、ねずみ、卵、魚類、生ごみ、
         ゴム、パテ、プラスチック製断熱材を食べることが知られている。
       5 メスのカラスは、1年に1回、子どもを産み、育てる。
       6 カラスの鳴き声は、大きく、がさついていて、音楽的ではない。
       7 カラスは、カラス科に属する。
       8 カラス科は、カラス、カケス、カササギから構成される。
       9 カラス科の鳥のほとんどは、一生同じ相手とつがいを成す。
       10 カラス科のほとんどは、群居性で、集団を作って暮らす。
       11 カラス科が棲息しないのは、ニュージーランド及び太平洋諸島の
         ほとんどの島だけである。
       12 カラス科は、26属に分かれ、さらに103の種に区分される。

 6 POIの作成方法

   三つの方法
  T 索引カード法
    ・1枚のカードに、5つのプログラムを書く。(13×18cmの索引カード)
    ・それを子どもに読んで聞かせる。
  U 文章カード法
    ・文章カードへ書く。
    ・一緒に子どもに見せて読んで聞かせる。
  V 自家製本方法
    ・1頁 1プログラムの自家製本(5〜10頁)を作る。
    ・子どもに読んでやる。一緒に見る。
    ・後に子どもが自分で読むようになる。文字の大きさは子どもに合わせる。
  ※ 留意事項  (不審な点は必ず調べるようにする)
    イ 百科事典(1巻か全集もの)が必要
    ロ 正確でわかりやすい表現であること。
    ハ 身近なものから始めること。
    ニ 興味深いものであること。
    ホ 面白い事実を是非活用したい。

 7 POIの教え方

  @ 1回のセッション(学習時間)
   ・プログラムは5つが限度(10〜15秒はかかる)
   ・教材には3つの方法がある。(どの方法にしても速く楽しく行わなくてはな
    らない)
  A 1日のセッション数
   ・最初は毎日、5つのカテゴリーを5プログラムずつ使う。
   ・各カテゴリーを、1日3回ずつ繰り返す。
   ・なれてきたら、カテゴリーの数をふやして使う。
  B 新旧の加除
   ・5日たったら、POIすべて除き、5つの新POIにする。
   ・新しいPOIも、1日3回、5日間で合計15回で終わる。
   ・5日ごとに、25のプログラムを終了することになる。
   ・5日では長い場合には、もっと早く加除する。
   ・プログラムが足りなくなったら、別のカテゴリーのプログラムを始める。
  C プログラムの深度
   ・深度1のプログラムをたくさんやったら、次に深度2のプログラムを教え始
    める。
   ……………………………………………………………………………………………
        ↑
        身
        近
        な
        興
        味

            1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
             質 的 内 容 (深 度)→
       《0,0 の座標点から右上がりの直線となっていく》
   ……………………………………………………………………………………………

 8 知識のビットの材料

  @ 質
    人を含む自然は、知識が充満している壮大なホログラム(自然)です。
    Mind-Brainの人間は、知識が無限にふくまれている(人を含む)自然か
    ら、知識のビッツを急速にインプットして、人間ホログラム(自分)を
    つくりあげてまいります。
    したがって、この知識のビッツは高い質が要求されます。
    (作るビットは親から子、子から孫に伝わる、家宝である)
  A ビットの素材
   ・正確で、単一のもの     切抜き、コピー、線画
  B 紙
   ・両面白の厚紙(中村紙店 bP40番位)
   ・大きさ(26×26cm.ドッツの場合は30×30cm)
  C 黒マジック

 9 知識のビットの探し方

  @ (市販)ベター・ベビー・プレス社で、独自なものを発行している。
  A 絵本、雑誌、地図、ポスター、美術館の絵葉書など、そのまま又は切抜きと
    して利用する。
  B 全ページ、カラー版の『○○○のすべて』などの絵本がよい。切抜き利用。
    例  鳥、花、昆虫、哺乳動物、海の魚、など

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