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折々の記 2003 @

折々の記:…2003…【心に浮かぶよしなしごと】

【 01 】01/01〜       【 02 】01/11〜
【 03 】01/19〜       【 04 】01/27〜
【 05 】03/01〜       【 06 】03/11〜
【 07 】04/02〜       【 08 】04/10〜


【 06 】03/11〜

  03 11(土) 柿の剪定がやっと終わった
  03 20(木) とうとうおかしくなった ●ブッシュ大統領、開戦演説 全文
                        ●フセイン大統領、「侵略者を追いつめる」と抗戦宣言
                        ●イラク戦争で小泉首相「武力行使を支持する」
                        ●国連アナン事務総長イラク攻撃に「強い遺憾の意」
                        ●小泉首相「米国支持が日本の国益」
  03 23(土) 熊野古道
  03 31(月) 多摩森林科学園&文学

 03 11(土)柿の剪定がやっと終わった

例年は2月中に柿の剪定作業は終わるのに、今年は2月中旬二週間ほど風邪をひいたために仕事をやめていた。木があまり高いと作業がえらいので、全般に低くした。やや強めの剪定にしたから、着果も少ないと思う。

年寄はわが身を案ずるようになる。というより、具合が悪くなったときを思い、人に迷惑をかけないようにという想いがだんだんと強くなるように感じている。

 03 20(木)とうとうおかしくなった

03/09、おかしくなる……、そんなことがとうとう実現した。

アメリカ大統領、イラク大統領、日本首相、国連事務総長、衆参代表質問の答弁の主張を見てみよう。

@ブッシュ大統領の声……(CNN)

●ブッシュ大統領、開戦演説 全文
          2003.03.20  Web posted at: 15:19 JST

ブッシュ米大統領は19日午後10時15分(イラク時間20日午前6時15分、日本時間同日午後12時15分)、ホワイトハウス執務室からのテレビ演説でイラク開戦を宣言した。約4分間に及んだ演説の全文は次の通り――。

米国民のみなさん、今この時、米国と連合国の軍は、イラクを武装解除し、イラクの人々を解放し、世界を重大な危険から守るための軍事作戦の初期段階にある。

私の命令によって連合軍は、サダム・フセインの戦争能力を失わせるため、複数の限定的な軍事目標へ攻撃を開始した。これは広範囲にわたる組織的な軍事作戦の初期段階である。

35カ国以上が海空軍基地の利用や機密情報の提供、後方支援、実戦部隊の投入など、きわめて重要な支援を提供している。この連合に参加した全ての国が、共同防衛に尽力するため、責務と名誉を担うことを選択した。

現在、中東に展開する米軍の諸君、不穏な世界の平和と抑圧された人々の希望が、諸君にかかっている。諸君は人々の信頼を受けるにふさわしい。

諸君がこれから立ち向かう敵は、君たちの能力と勇気のほどを知るだろう。諸君が解放する人々は、米軍の高潔で善良な精神を目撃するだろう。

この戦いで米国は、戦争の慣習や道徳の決まりごとをまるで尊重しない敵に立ち向かう。サダム・フセインはイラク軍部隊や装備を民間区域に配備し、罪のない男女や子供を人間の盾として使って軍を守ろうとしている。これは国民に対してサダムが行う最後の残虐行為だ。

米国と世界中の人々に伝えたい。罪のない民間人に危害を加えないよう、連合軍はあらゆる努力をする。カリフォルニア州と同じくらい広く、なおかつ地理条件の厳しい国での軍事作戦は、一部の予測より長く困難な戦いになるかもしれない。そしてイラク国民が、安定して自由な統一国家を実現するには、われわれが継続して関わっていく必要があるだろう。

われわれはイラク国民への敬意をもって、イラクの偉大な文明と人々の信仰に敬意をもって、イラクを訪れる。脅威を取り除き、国民による国の統治を回復する以外、イラクにおける野心はない。

任務に向かう全員が安全に速やかに帰国するよう、軍の家族が祈っていることを、私は承知している。

何百万の米国人は、あなたちとともに、愛する者の安全と罪なき者の保護を祈っている。

あなたたちが払う犠牲に、米国人は感謝し、敬意を抱いている。任務を完了し次第、部隊は帰国すると知っていて欲しい。

わが国は、この戦いに不本意ながら参入するが、意図は確かだ。米国民と友好・同盟国の国民は、大量殺りくの兵器で平和を脅迫する無法政権に、好き勝手されるような状態で生きていくつもりはない。

われわれはその脅威に今、陸海空軍、沿岸警備隊、海兵隊の勢力で立ち向かう。いずれ国内の各都市で、消防士や警官や医師が(テロ攻撃に)立ち向かわなければならない、そんな事態を防ぐためにである。

対決が始まった今、その持続期間を短く抑えるには、決定的な攻撃力を行使するしか方法はない。私は保証する。この戦いは、中途半端な手段によるものにはならない。そしてわれわれは、勝利以外の結末は受け入れない。

米国民のみなさん、我が国と世界が直面する危険は克服される。危険なこの時を通り過ぎて、平和のための働きを続けていく。われわれは自由を守り、他の人々に自由をもたらす。そしてわれわれは勝利する。

米国と、米国を守る全ての人に神の祝福がありますように。

Aフセインの声……(CNN)

●フセイン大統領、「侵略者を追いつめる」と抗戦宣言
          2003.03.20  Web posted at: 15:11 JST

米英のイラク攻撃開始を受けてイラク国営テレビは20日午前8時半(日本時間同日午後2時半)すぎ、イラクのフセイン大統領によるテレビ演説を放送した。フセイン大統領は、「犯罪者のブッシュ・ジュニアはイラクと人類に、恥ずべき罪を犯した」とブッシュ米大統領を厳しく非難し、「国民よ剣を持て。銃を持て。侵略者を追いつめる」と徹底抗戦を宣言した。

軍服姿のフセイン大統領はメモを読み上げ、「敵は敗北と屈辱を味わう。全てのイラク人よ、剣をもて。恐れるな。嵐を耐えしのげば、神の御前で諸君らの地位は上がり、不信心者は打ち砕かれる。イラク人よ、銃を持て。引き金を引け。勇気なきものは勝者とはなれない」と国民を鼓舞した。

フセイン大統領はさらに、「われわれは侵略者と対決し、侵略者を限界まで追いつめる。侵略者の忍耐力が尽きて、犯罪的な目的達成の希望を失うまで」と、米英軍を消耗(しょうもう)戦に引き込む方針を示唆した。

「イラクと人類は勝利する。米国とユダヤ主義者の連合がもくろむ悪を実行できなくなるまで、悪は苦しめられる。イラクと人類は勝利する。神は偉大なり。イラクとパレスチナよ、永遠なれ。平和と安全、正義と平等を愛する人々とともに、わがアラブ国家が生きながらえるよう。神は偉大なり。聖戦よ永遠なれ」と大統領は演説した。

大統領演説が生中継か、録画されたものかは不明。演説開始前にアルサバフ情報相が、「愛する市民よ、サダム・フセイン大統領が諸君に話をなさる」と紹介した。

B小泉総理大臣の声……(アサヒコム)

●イラク戦争で小泉首相「武力行使を支持する」

小泉首相は20日午後1時15分から、イラク戦争の開戦を受けて首相官邸で記者会見し、「米国による武力行使の開始を理解し、支持する」と表明した。その理由について「政府はイラクにも、米英仏の各国にも、平和的解決が最も望ましいし、そういう努力が必要と訴えてきた。だが、イラクは国連決議を無視し、愚弄(ぐろう)してきた」と、イラクの責任を強調。こうした判断についての国民の理解と協力も要請した。

首相は会見で、一昨年9月の米国同時多発テロに触れ、「民間航空機を利用するという予想もしないテロで、日本人を含む何ら罪のない市民が犠牲になった。もしも今後、危険な大量破壊兵器が危険な独裁者の手に渡ったらどんな危険な目にあうか。日本も他人事でない。それをどう防ぐかは、全世界の関心事だ」と語り、今回の戦争があくまでも大量破壊兵器の拡散を防ぐのが目的だとの認識を強調した。

そのうえで「ブッシュ大統領は、この戦争はイラク国民を解放し、将来、豊かな生活を築くための作戦だと言っている。私もそう思う。私もこのブッシュ大統領の方針を支持する」と述べた。

首相は「日本の戦後の発展は、日米同盟と国際協調の姿勢を堅持してきたからだ」と従来の見解を繰り返し、「米国は、日本への攻撃は米国への攻撃だと明言しているただ一つの国だ。このこと自体が、大きな抑止力になっていることを忘れてはならない」と日米同盟の重要性も強調した。

首相はまた、「戦争が速やかに終結することを希望しながら、イラク国民に何ができるか、復興に何ができるかを考えたい。必要なら新法を今国会に諮りたい」と述べ、戦後のイラク復興に積極的に貢献していく姿勢を示した。 (03/20 13:23)

Cアナン事務総長の声……(アサヒコム)

●国連アナン事務総長イラク攻撃に「強い遺憾の意」

国連では米英の攻撃開始を受け、アナン事務総長が「強い遺憾の意」を示した。米英はイラクに絡むこれまでの安全保障理事会決議を武力行使の根拠と説明しているが、国連側では米英側が直接の武力行使容認修正決議案の採決を断念した以上、「国連の外側の戦争」と見なしている。このため、安保理ではアラブ諸国などから米英への非難決議案提出などの動きが続きそうだ。

また、安保理ではすでに戦後イラクの復興にかかわる決議案提出の動きが、米英側と武力行使に反対してきた仏独ロシア側の双方に見えており、ここでも主導権を巡る確執が起きる懸念もある。

国連では16日の段階で人道援助に携わる約400人と大量破壊兵器査察団の約140人がイラク国内に残っていたが、18日までに国外への退去を終えている模様だ。

非難決議案はアラブ諸国を代表する形でシリアが準備を進めている。安保理ではたとえ多数をとっても米英が拒否権を使うのは間違いなく、採択される見通しはない。

国連にとっては「迂回(うかい)された戦争」ではあるが、アナン氏は19日、国連が行ってきた人道援助を軍事行動開始後も継続できるよう安保理外相級協議の席で求め、「関与」を続けることで信頼の回復をはかる方向を示している。戦後復興でも英国はすでに民政部門を国連に任せたい意向を示しており、今後の安保理で協議されることになる。 (03/20 12:37)

D小泉首相「米国支持が日本の国益」 衆参本会議代表質問の答弁……(アサヒコム)

イラク戦争を受けて20日夜、衆院本会議が開かれ、各党が日本政府の対応についてただした。野党各党は新たな国連安保理決議がないままの攻撃は国際法や国連憲章に反するとして、小泉首相に「支持」撤回を迫ったが、首相は「武力行使なしに大量破壊兵器が破棄され得ない状況のもとでは今回の行動を支持することが国家利益にかなう。撤回する意思はない」と拒否した。衆院本会議後、参院本会議も開かれる。

民主党の岡田克也幹事長は、米国の行動を「国連の権威と機能を弱める」と批判。攻撃は先制攻撃を容認したブッシュ政権の国家安全保障戦略に沿ったものだとして、「この考え方を認めるのか」と追及した。

首相は「先制攻撃論」について「米国がテロや大量破壊兵器の拡散といった新たな脅威に対し断固たる姿勢で臨み、国際社会と連携しつつ強力なリーダーシップを発揮する決意を示したもの」と理解を示した。

武力攻撃についても、首相は「昨年の決議1441に言う『重大な違反』が生じていると言わざるを得ない。湾岸戦争の停戦条件を定めた決議687への重大な違反が今も継続的に生じていることから、停戦の基礎が損なわれ、武力行使が正当化される」と強調。さらに「米国は日本にとってもっとも信頼できる同盟国だ。日本も米国にとって信頼に足る同盟国でありたい」と述べた。

自民党の高村正彦元外相は、北朝鮮がミサイル開発を進めていることに触れ「日米同盟関係が緊密であるというメッセージを北朝鮮に送り続けることが重要だ」と指摘。首相は「わが国を取り巻くアジア地域の平和と安全の確保にとって米国の役割は不可欠。その米国が大量破壊兵器廃棄という国際社会の大義に従って、大きな犠牲を払おうとしている今、同盟国として可能な限りの支援を行うことは当然の責務」と答えた。 (03/20 23:20)

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日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

この明らかな憲法を逸脱した考え方はどうしたんだろう。為政者の見識はゼロである。
いかなる理由を述べようとも、国際平和を誠実に希求するならば、武力による威嚇又は武力の行使が許されていい筈がない。

 03 23(土)熊野古道

同級生で熊野古道を歩いた人が三人いた。いろいろ調べてみると、市町村のホームページではそれぞれ細かく解説していた。

参考になる本を探していたが、簡単な手引書JTBの「熊野古道を行く」を手に入れることにした。個々のものは世界大百科事典を調べたいと思っている。

今年のうちには何とかして歩きたいと思っている。

 03 31(月)多摩森林科学園&文学

*「多摩森林科学園」

下伊那の神社総代大会があって、北条節男先生から「下伊那と桜」についてとても参考になる話をお聞きした。

早速インタネットで調べてみた。
http://www.e087.com/sakura/index.html(桜便り)
http://www.ffpri-tmk.affrc.go.jp/(多摩森林科学園)

この二つのサイトは桜について無知にひとしかったのに、一度にいろいろ知ったような気分にしてくれた。「このはなさくやひめ」なんて名前の桜があるのかなァ。多摩森林科学園の桜開花情報をみていると、4月10日頃行けばソメイヨシノ満開過ぎあたりで、いろいろの桜を見ることができるようだ。
今年は4月9日を予定している。

*「文学」

パソコンで文学に接する方法はいろいろある。
今のところ利用しているサイトは次のところだ。

青空文庫は内容が多岐にわたるので、いろいろと調べていくと役立つものが多い。
http://www.aozora.gr.jp/(青空文庫)

日本古典文学のテキストのホームページへ移り、更に「リンク」を開くと、参考になるいくつかのサイトがあると思う。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~Taiju/classic.htm(日本古典文学のテキスト)

このサイトはテキストを読むのではなく、地域にまつわる文学関係の事柄を取り扱ったものである。
http://comet.tamacc.chuo-u.ac.jp/hurusato/hurusato
(名作のふるさと「地域別文学散歩」)


あやしいというのは怪談という意味のもので、小泉八雲ではないが日本には意外と怪談がおおい。
http://home.att.ne.jp/red/sronin/koten.htm(あやしい古典文学の壷)

このようなサイトには、その努力に対して頭が下がる。青空文庫のようにもっともっと成長してくれるといい。
http://www.hyuki.com/trans/(翻訳の部屋)

ガイダンスとしては参考になる。
http://www.page.sannet.ne.jp/kakomo2/(古典文学の部屋「あらすじ」)



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