NPOいんば<特定非営利活動法人 印旛沼広域環境研究会>のホームページです。


★アーカイブ★

小倉久子講師による20周年記念式典の基調講演の全文を掲載いたします。
こちらのPDFご覧ください。



2021年11月7日(日) 佐倉市立佐倉美術館4階ホールにて

北総よみうり

2020年に設立20周年を迎えて記念式典を予定していましたが、2019年末に発生した新型コロナウイルスが瞬く間にパンデミックとなりました。 設立20周年記念行事準備委員会では、記念式典を行うか否かの議論から始まり、会員主体の縮小した式典と、記念誌を発行することにいたしました。
当日は小倉久子先生の講演「印旛沼の恵み〜昔も今も印旛沼から恩恵をうけている私たち」、長年のご貢献に対し4名の方に感謝状贈呈、 「NPOいんば設立20周年記念誌」発刊の報告、記念撮影と、ささやかながら和やかな式典でした。
20年間の活動を振り返りながら、多くの方のご協力ご指導に感謝の思いを強くいたし、これからの活動の励みになりました。
なお20周年記念誌は若干余裕がありますのでご希望がありましたら差し上げますのでご連絡下さい。

北総よみうり
〜NPOいんば設立20周年記念誌〜



@かっぱ公園入口の掲示板

掲示板

2020年9月に環境学習を開催しました。その後学校で「まとめの学習」をした児童たちのポスターを掲示しています。
八千代台東小学校4年生の「外来生物を沼に入れないで」、「水をきれいにしよう」、という内容の2人のポスターです。
「今回の学習から、自分たちの地域や地球を考えることにつながり、4年生の子たちが20歳になる10年後のSDGsの達成目標の年に、 この学習がきっかけになるようにしたい。」と先生のコメントを頂きました。子供たちは勉強しています。 素直な子供のポスターを見て、私達も今の活動の意味を改めて見つめ直しましょう。


Aある日のかっぱ公園にて

あかねちゃんあかねちゃんとママ

「菜の花がきれいだから寄ってみました。」と愛犬を連れて撮影をしている女性に会いました。
菜の花の中でおすまししているトイプードル”あかねちゃん”です。許可を頂き私の前でも可愛いポーズをしてくれました。
これから、桜とチューリップの季節にもお会いできたら嬉しいです。
この様に写真を撮ったり、散歩の人達が大勢訪れるようになった舟戸。
印旛沼の魅力を感じてもらえるように、これから草との闘いが始まります。


B近隣情報
現在、県道千葉臼井印西線道路のかっぱ公園の反対側で工事が行われています。 国交省「かわまちづくり」計画の施策による、舟戸地区の水草再生の為の工事です。2022年度に舟戸一里塚完成までに少し光が見えてきました。
又、舟戸大橋の架け替え工事が完成し、2021年3月9日に開通しました。
歩道もできたので西沼を渡ったり舟戸水草園にもお立ちよりください。



2003(平成15)年から実施している「水草バンクシステム」です。
当初佐倉市内15校、印西市内4校(後に5校)でしたが、2011年の東日本大震災で放射能汚染の健康被害防止のため、 プールや池などの水を止めたり、小学校の統廃合により減少。また、ザリガニやスイレンと一緒のため水草が負けてしまい、断念した学校もあります。 現在は12校の池で、印旛沼に生育していた水草を育ててもらっています。
故笠井貞夫先生がご存命の頃から、ご自宅の“風呂桶の水槽”で保存されていた貴重な在来水草を奥様が引き継ぎ、13年以上手塩にかけて守って下さいました。
本年(2020年8月)、この水草たち全てを12の小学校に移植しました。
インバモ・ガガブタ・トチカガミは、どの学校にもありません。インバモは全校に、僅少 のガガブタ・トチカガミ・イヌタヌキモと併せ学校の池に根付くことを祈り託しました。



鹿島川、高崎川の冠水はすでに報道された通りの状況ですが、印旛沼流域環境・体験フェアはじめ、 佐倉の秋祭りなど市内の各イベントもほとんどが中止になりました。市内では浸水により廃業を決めたお店があり、 自然災害とは言え、古くから地元に親しまれた店だけにとても残念です。
そして、NPOいんばの活動拠点「舟戸かっぱ公園」と「笠井記念舟戸水草園」も浸水被害を受けてしまいました。
詳しくはNPOいんばニュースNo.31号 ※PDFをご覧ください。

「舟戸一里塚」の為の基盤整備が終了し、笠井記念舟戸水草園がサイクリングロードから大変よく見えるようになりました。
今後は佐倉市が一里塚造設に向けて進めてくれるように要望致します。

現在のカッパ公園
※現在のカッパ公園の写真です。



NPOいんばは、水草バンクシステムを構築し印旛沼の在来植物を再生する取り組みなどに対して 第6回印旛沼流域・再生大賞を受賞致しました
当会が17年間に実施したことと、沢山のグループが印旛沼を大切に思って研究活動していることが、 それぞれ違うように見える事であっても、その点と点を繋げれば、大きな力になるのではないでしょうか。 印旛沼が親水公園として憩いの場になれるようこれからも活動を継続したいと思います。
受賞の詳細につきましては「印旛沼流域・再生大賞受賞報告会」の報告書※PDFをご覧ください。



印旛沼の水草の変遷の表紙 NPOいんばは「泳げる印旛沼に!!」を目標に掲げ 2000年3月30日付けで千葉県より認証を受けました。
故笠井貞夫先生は(1927-2007)は当会設立以来顧問として、印旛沼の在来水草の保全・復元活動を指導され、その変遷を克明に調査・研究し記録に残されました。
当会では先生の不滅の業績を後世に残すべく、千葉県立中央博物館、ご遺族ならびに関係各位のご協力を頂き、公益信託佐倉街づくり文化振興臼井基金の助成を得て 3年掛かりでその概要をまとめました。理事を中心にした素人集団の編纂委員会でしたが、大和美術印刷出版事業部うらべ書房の技術と熱意のお陰で出版することが出来ました。 グラビアには貴重な写真が並びB5版300頁です。
千葉県内図書館、佐倉市及び印西市小中学校他、配本をしましたが、この本が未来の印旛沼での生物多様性復元に少しでも貢献出来れば幸いです。


太田前理事長追悼集の表紙 今般関係者皆様方にお世話になりつつ生涯を印旛沼に捧げた太田勲氏の功績に敬意を表し NPOいんばニュース号外版として「〜太田勲理事長の逝去を悼んで〜」を発刊いたしました。 生前太田勲氏とかかわりの深い方々に想い出・エピソードを寄せて頂きました。 関係各機関の皆様方におかれましてはどうかご一読下さいまして「印旛沼といえば太田さん」の笑顔と 人柄を共に偲んでくださいましたら、故人も喜ぶものと思います。
尚、発刊にあたり株式会社コミュニティデザイン様に多大なるご協力を賜りましたことに感謝申し上げます。
※画像をクリックするとPDFが開きます
※追悼集をご希望される方はEメールにてお問い合わせください

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