かけがえのない環境資源である印旛沼の浄化と、沼を取り巻く環境の整備を促進するために、
特定非営利活動法人(通称NPO法人)印旛沼広域環境研究会が設立されました。
そして平成12年4月に千葉県知事より認証を受け、親しみやすい「NPOいんば」という略称を採用しました。
印旛沼の水を少しでもきれいにし、周辺の環境を整え、子供たちに残すため、
地域住民、行政、企業、団体と力を合わせ、非営利なボランティア活動を行います。
一人でも多くの皆様に参加していただき、印旛沼浄化の輪を広げたいと考えています。
そのためには、まず印旛沼の現状を知っていただくことが大切だと思います。印旛沼をみて、知って、感じる事から始まるのです。
「NPOいんば」のイベントプログラムを通じて、印旛沼をみて、知って、感じましょう。そして、皆さんで対策を考えましょう。
- NPOいんばニュース35号(2023年12月号)を発刊いたしました
★主なトピック
・インバモの花&トチカガミも開花確認」
・ivusa の学生が特定外来種 ナガエツルノゲイトウ 除去
こちらのリンクよりご覧ください→NPOいんばニュース35号※PDF
- 2023(令和5)年度 通常総会が開催されました
日時 2023年5月28日(日)午後2時
場所 公園地会館大会議室
議題
@2022年度事業報告
A2022年度決算
B2023年度事業計画
C2023年度予算
D任期満了に伴う役員選任
E定款の一部変更
以上すべて可決承認されました
主な内容をお知らせします
・高山久治理事長にかわり、新理事長に高橋修氏が就任しました
山久治前理事長は、名誉理事として今後もご指導いただきます
・黒岡通昌監事にかわり、佐治隆子氏が監事に就任しました
・理事長変更に伴い定款第2条「事務所を佐倉市内に置く。」に変更しました
なお、本ホームページに掲載の、お問合せ、会員募集の項が変更になりました
事務局長 園原悦子
2023年度事業計画 については下記をご覧ください。
2023年度事業計画※PDF
- 理事長就任のご挨拶
この度、山久治前理事長の後任として NPO いんばの理事長を拝命いたしました橋修でございます。
印旛沼地区における老舗環境団体の理事長という大役を仰せつかり身の引き締まる思いです。
全力を尽くす所存でございますので、皆様方のご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
さて、当会とのかかわりでございますが、初代理事長の太田勲氏が、印旛沼の環境を守るには農業が大事、
田んぼを守る土地改良区との協働が必要と、設立間もないころに勤め先である印旛沼土地改良区に来て、
皆様にはご存じの「太田節」を一通り述べ、お戻りになったことを思い出します。
時を同じく、全国の土地改良区において、農家のための土地改良区から地域に開けた土地改良区を目指し、
農水省肝いりの21世紀土地改良区創造運動を展開することとなり、地域、市民との連携パートナーを求めていた矢先の太田節であったことから、
私には渡りに船となり、最後に企画した環境シンポジウム「トキや生きものと共に暮らす社会」まで、
数多くのイベントをお手伝いさせていただき、本会との絆を深めてまいりました。
太田理事長にはご病気で、トキにのり天国に旅立ちましたが、後を引き継いだ山久治理事長が、
在来水草の復元、これをテーマとする小学校との連携、環境学習のお手伝いなど、安定した取り組みを行い、本会を大きく育ててくれました。
過日、設立20周年の式典を開催できたことやNHK小さな旅で紹介されたことを見れば、自他ともに認める組織だと思います。
私は、土地改良区の現役職員として、地域の農業との関りや、多面的機能支払活動組織、
学生ボランティアとの交流もあることから、これらとのパイプ役となり本会活動の幅を広げられれば良いと考えております。
すでに、カッパ公園に隣接する農業水路を保全管理するエコネット臼井台干拓との協働、
千葉県水質保全課の補助により水草園周りの外来水草の除去を学生ボランティアと共に実施する予定となっております。
まずは、この二つの組織と連携協働して、体力で負ける部分について補ってもらおうと思っております。
偉大な先輩方々が永年に亘り高く挙げた灯りが絶えることなきよう、また、NPOいんばの新たなステージを皆様と共に築きたいと考えておりますので、
引き継ぎ、ご指導ご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
理事長 橋 修
- NPO法第28条の2第1項の規定により貸借対照表を公告します。
2022年度貸借対照表※PDF
- NHK「小さな旅〜水面に時は流れ〜」
2022年6月12日(日) NPOいんばの活動が取り上げられ放映されました。
ホームページを見て、NHKディレクターから突然の電話連絡が入ったのが4月上旬。
5月12日、13日、17日のロケが行われました。
笠井記念舟戸水草園のアサザ池が、以前はナガエツルノゲイトウに侵食され、数年間除去してきましたが、
最近はヨシが増えてアサザの生育が危ぶまれてきました。
@ 重機を入れてヨシを根ごと掘起し、ヨシとアサザを分け、アサザだけ水草園に戻すという計画を立てていたこと。
A 小学校の池で増殖したアサザを印旛沼にお里帰りさせるという「水草バンクシステム」の一環として、
新たに佐倉市立小竹小学校の池にアサザを移植する予定であること。
この活動が認められたのでしょう。
NHKから取材をすることに決定されたという連絡が入りました。
小竹小学校では4年生の総合学習として行われ、収録の後もアサザについての質問に答える授業に園原事務局長が出向き、
また、8月25日には「親子で印旛沼体験」を開催。観光船に乗って鳥や魚を間近で見たり、
水質検査、印旛沼の恵みの講義など、とても有意義な環境学習へとつながりました。
放送をご覧いただいた皆様ありがとうございました
〜撮影の様子〜
|
|
|
|