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折々の記 2008 C

【心に浮かぶよしなしごと】

【 01 】08/31〜        【 02 】09/06〜
【 03 】09/13〜        【 04 】09/29〜
【 05 】10/08〜        【 06 】10/14〜



【 03 】09/15〜

  09 15 敬老の日
  09 17 異様なニュース
  09 19 簡単!腕組み健康法
  09 28 幸田真音という人
  09 28 とんでもない中山大臣の発言
  09 29 朝日新聞社説

09 15(月) 敬老の日

この部落では昨日敬老の日の行事をしました。 お話によると、喬木村の70歳以上の人は30%で高齢者は2000人にもなるとお聞きしました。

歳をとっての一番大きい生きがいというのは、親孝行でしょう。 少し領域を広げれば、報恩の心でしょう。 年寄りにとっての親孝行というのは子孝行とか孫孝行が、親孝行に報いる道です。

親、人様、神様、人はこの三つの恩に報いなければならないとは本島さんの教えでした。 内容はコピペでもかまいません。 この内容は本島さんが自分を築き上げてきた大きな価値観として位置づいていたからです。

自分だけで大きくなったわけでないことは、誰でも理解しています。 一番感謝し尊敬しなくてはならない人は両親ですね。 四〜五十歳になって実感できます。 その意味を広げていきますと、社会一般の人々へ感謝しなければなりません。

09 17(水) 異様なニュース


    このごろ日本ではやるもの

    マネーゲームや金ころがし

    偽装食品ウソ八百

    さてそこでまじめ一途の者にとり  術なきものか世の中のみち


‘世情の変態雲の如し’と言うものの前途は真っ暗になりそうなほど不安に満ちた世情です。 アサヒコムの特集を見ますと、ニュースの概要が出ています。

@<現在位置:asahi.com>ニュース>特集>リーマンショック>には次のニュースが載っています。

  米金融当局、政策金利は据え置き
  米国発「金融危機」 「信頼」崩れて機能停止
  与党、早期解散戦略見直しも 金融危機・事故米が影

A<現在位置:asahi.com>ニュース>特集>食品不正>には次のニュースが載っています。

  与党、早期解散戦略見直しも 金融危機・事故米が影
  汚染米転用問題 農水省が公表した業者や施設
  出荷先公表、業者ら「我々も被害者」「役人名の公表を」

まず@の“リーマンショック”の二番目の記事を転載しておきたい

   現在位置:asahi.com>ニュース>特集>リーマンショック>記事

米国発「金融危機」「信頼」崩れて機能停止  2008年9月17日3時3分

 「1世紀に1度の危機」。米連邦準備制度理事会(FRB)のグリーンスパン前議長は金融の惨状をそう表現する。

 米証券大手リーマン・ブラザーズの破綻(はたん)は、金融の核心である「信頼」が地に落ちたことを浮き彫りにした。名門を支援する金融機関や投資家は、最後の最後まで現れなかった。リーマンの資産内容の実態について、誰も確信を持てないからだ。

 サブプライム危機が世界に広がったのは、傷んだ証券化商品を持つ世界中の金融機関が、お互いを信用できない疑心暗鬼に陥ったためだ。その「信頼の欠如」が極点に達し、米証券業界4位の大手をなぎ倒した。サブプライム問題の表面化後もしばらく黒字決算を続けたことが、かえって疑念をかきたてた。中身がどこまで傷み、誰が傷を負うのか――。破綻した今、疑念の的となった60兆円を超える資産は「死体解剖」にさらされることになる。

 90年代後半以降の日本の金融危機に取り組んだ前金融庁長官の五味広文・西村あさひ法律事務所顧問は、現在の米国金融は日本の97、98年と酷似するという。山一証券や日本長期信用銀行などが相次いで行き詰まった時期だ。「どの銀行が健全性に問題があるか、どの金融機関にどんな経路で資金を貸せば大丈夫なのか。すべてが分からなくなる『機能停止』の状態だ」

 そんな不安を前にしても、米政府は公的資金という伝家の宝刀を抜かなかった。

 3月に証券大手ベアー・スターンズが実質破綻した際は違った。FRBが証券会社を資金繰り支援する制度などが整備されておらず、「緊急措置」と、公的支援する理屈がついたからだ。しかし、リーマンの経営危機は表面化から約半年も経過しており、FRBの貸出制度など資金繰り支援も用意された。

 政界からは「『大きすぎるからつぶせない』なんて通用しない、ということをいつかはっきり示す必要がある」(共和党のシェルビー上院議員)などの圧力が増していた。ポールソン財務長官も15日の会見で「リーマンの問題解決にあたり、税金を投じることが適切と思ったことは一度もない」と強調した。

 危機がさらに悪化したときに備えて公的資金を温存する必要もあった。

 金融機関の破綻は今年11行にのぼったが、来年以降も含めると、最終的に100行を上回るとの見方もある。

 「あそこが解体されたらどうなるのか」。日本の大手損保の幹部は9月に入り、株価が下落し続ける米保険最大手AIGについて、最悪の事態を想定したシミュレーションを部下に指示した。危機の芽はあちこちにある。

 昨夏以降、先行き不安がささやかれたことのある金融機関は、米銀最大手のシティグループからスイス金融大手UBSにまで及ぶ。問題は危機をどこで食い止めることができるかだ。

 「米国はかつての日本とは違う。設備や債務、人員の過剰という問題がない」。今年に入ってからの各国中央銀行幹部の集まりで、そんな議論がかわされた。金融不安に、企業の借金や雇用の重みが加わった日本とは異なる、というわけだ。しかし米国でも、金融や不動産の変調が続けば現実の経済も傷ついていく。

 新興国が世界経済を引っ張るという「デカップリング論」に陰りが見え、日欧の景気にも不安が漂う。世界経済は支えを失うのか。(有田哲文、ワシントン=西崎香)


この記事を読んでみても何でこんなことが起きているのかわかりません。 証券化商品というのは経済運用上では問題はないというのですが、わたしはそんなふうには思いません。 要するに金儲けのためのカネコロガシがスムーズにできるというのが狙いではないか。

世界の金持ちはすべて拝金主義に堕しているのです。

一般の人々はその邪悪な倫理観を排除できないでいるのです。 どんなことをしても、金儲けは自由権に保障されていて良いのでしょうか。 そこが間違いの基なんです。

更にこの金儲けという自由権に善良な倫理観が侵されていく例が、偽装問題なのです。 金儲けという自由権には一定の規範を設定すべきものです。

そうした規範があるのかどうか最近聞いたことはありません。 福沢諭吉の「学問のすすめ」のほかに規範を主張した人があったことも知りません。

   「学問のすすめ」の一節

 学問するには分限を知ること肝要なり。人の天然生まれ附は、繋がれず縛られず、一人前の男は男、一人前の女は女にて、自由自在なる者なれども、ただ自由自在とのみ唱えて分限を知らざれば我侭放蕩に陥ること多し。即ちその分限とは、天の道理に基づき人の情に従い、他人の妨げをなさずして我一身の自由を達することなり。自由と我侭との界は、他人の妨げをなすとなさざるとの間にあり。譬えば自分の金銀を費やしてなすことなれば、仮令い酒色に耽り放蕩を尽すも自由自在なるべきに似たれども、決して然らず、一人の放蕩は諸人の手本となり遂に世間の風俗を乱りて人の教えに妨げをなすがゆえに、その費やすところの金銀はその人のものたりともその罪許すべからず。


この規範がない限り人は凡欲に堕ち、やがて信頼のない社会を将来して環境でなく内面から滅亡の一途をたどることになります。

Aの三番目「米偽装問題」は日本人すべての人々の心を震撼させました

   現在位置:asahi.com>ニュース>特集>食品不正>記事

出荷先公表、業者ら「我々も被害者」「役人名の公表を」  2008年9月17日1時31分

 汚染された事故米の転用問題で、農林水産省は16日、三笠フーズの出荷分を扱っていたことが分かったとして、菓子製造や酒造会社、福祉・医療施設など24都府県の375カ所の実名を公表した。「我々も被害者」「不正を見抜けぬ役人名こそ公表を」――。対象となった業者からは、「寝耳に水」の知らせに怒りと困惑の声が相次いだ。

 兵庫県姫路市の老舗(しにせ)和菓子店「白鷺(はくろ)陣屋」では納入業者から11日に「事故米が入っている恐れがある」と連絡があり、16日は直営7店舗と取引先十数社から「塩まんじゅう」の商品回収に追われた。

 井上賢社長(62)は「一番の損害はお客さんの信用だ。取り戻すのは並大抵のことではない」と話す。

 名古屋市の熱田神宮の参拝客らに親しまれている「きよめ餅」。事故米はこの名物の原料にも使われていた。名古屋駅の売店や名鉄百貨店の和菓子売り場からは、「きよめ餅総本家」の商品が「安全が確認されるまで」として一時撤去された。新谷武彦社長は「まっすぐな商売をしてきたのに、こんなことになるなんて。本当にショックだ」という。

 「憤りを通り越して、何も言えない」――全国最多の66カ所の業者が事故米を扱っていたとされた宮崎県。事故米が混入したらくがん粉3トンを買っていた宮崎市内の食材卸業者は沈痛な声で話した。問題のらくがん粉は県内約60の菓子メーカーや外食業者に売却済み。この日の業者名の公表後は取引先から電話が鳴り続け、「まさかこういう形で公表されるとは。どう対応したらいいのか」と途方に暮れていた。

 大阪府南部の米穀仲介業者は昨年11月、兵庫県の米穀加工会社からもち米の粉約400キロを購入して和菓子店などに販売。この中に事故米が混じっていた可能性があるという。この業者は「農政事務所には名前を公表しないという前提で、調査に協力したのに出された。元を正せば農水省がチェックを怠ったからこんな米が出回ったのだろう」と国への不満を訴えた。

 菓子原料卸売業のタナカ商店(岐阜市)を営む男性(43)も、農水省が社名を公表したことに憤る。「こんな汚名を着せられたら、この商売で食べていけなくなる。うちのような零細業者ではなく、事故米を混入した業者を責めるべきではないか」

 一覧表で、熊本県八代市の和菓子製造業者名の末尾に、かっこ書きで記載された種苗店は事故米とは無関係だった。農水省内部のメモで和菓子業者の所在地を示す注釈として記入されていたものが、発表資料に書き込まれていたという。報道機関からの問い合わせで誤りを知った種苗店幹部は「うちは食べ物は一切扱っていない。嫌がらせの電話もかかっており迷惑だ」と話した。農水省側はミスを認め、訂正して謝罪した。

 福岡県久留米市の米穀販売業者は、商社から買った事故米を、のりの原料として三笠に販売していたが、名前を公表された。「食用として転売するような不正はこちらではわからない。名前の公表は迷惑だ」と話している。


食品偽装については何回も取り上げてきました。

ここで問題にしたいのは、農水省の責任の取り方です。 マスコミは殆ど触れておりませんが、農薬が基準量を超えている米を輸入したのは農水省の管理感覚がおかしいのです。 そうではありませんか。

かかる問題についての責任所在やウソコキの罰則を鮮明にしなくてはいけません。

続いて世界経済不安定のつまづきになった「サブプライムローン」のデータを見ておきたい

  http://manabow.com/qa/back_2007.html
  <いま聞きたいQ&A - バックナンバー 2007年> → <サブプライムローン問題とは>

  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%96%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3
  <サブプライムローン - Wikipedia>

これらのサイトを読んでみますと、subprime lending (=subprime loan) が当初から経済成長を見込んだ顧客の住宅購入を予期した住宅販売だったことに気づきます。 見ていくといろいろと問題になることがあります。

貸付債権者がその権利を証券として発行する仕組みは、お金の亡者の損得勘定の餌になります。 こんな仕組みを経済学者は納得して認めています。 だが、この仕組みがそもそも人の心根を守銭奴に誘うものに違いありません。

こんどのアメリカの金融市場の不安定はこれが一番の元凶になっています。

歯止めを何とかしなければなりません。

人類は破滅の一途をたどりつつあります。

倫理の道が忘れられています。 恩義に報いることが忘れられています。

一人一人の道ではなく、みんなの道にする術はないのでしょうか。

09 19(土) 簡単!腕組み健康法

みのもんたの番組で、

  http://www.ntv.co.jp/omoii-tv/teacher/080918.html  <カンタン! 腕組みダイエット>

が紹介されました。 本当なんでしょうか。

若かったころなら良かったのですが、後ろ手で腕をつかみ合うということそれ自体が難しい。 確かに指示されたように手足を動かしただけでも腹の周りが引き締まってくるような感覚になります。

気がついたときに、お腹を締める運動を繰りかえしていればいいと思いました。 コピーもとりました。

台風13号は今夜あたりからこの地方に達するようです。 畑への水分供給はいいのですが、近年になってからの雨は豪雨という際立った兆候があるので気を配っていたいです。

真介の話ではヒマワリの実は洗うのだという。 考えてみればもいだだけで油を絞るというのはおかしいに違いない。 昨日でヒマワリのもぎとり作業は完了になりました。 小瓶 30本 くらい搾油できるかもしれない。

09 28(日) 幸田真音という人

09 26 NHK「スタジオパークからこんにちは」のゲストとして幸田真音(マイン)という人が登場しました。
国際金融の現場で国際感覚を身につけた人でした。

【NHKの解説】1951年、滋賀県生まれ。作家。
米国系銀行や証券会社での債券ディーラーや外国債券セールスなどを経て、1995年に「ザ・ヘッジ−回避」(後に「小説ヘッジファンド」と改題)で作家デビュー。以来、専門知識に裏付けられた多彩な作品を発表しつつ、テレビ、ラジオのコメンテーターとしても活躍。代表作は「日本国債」「傷−邦銀崩壊」「凛冽の宙」など。政府税制調査委員会も務める。

 1999年には、著書を原作としたNHKドラマ「レガッタ〜国際金融戦争」が放送され話題に。現在、BShiとBS2で放送中の「双方向クイズ にっぽん力」に問題監修委員として出演中。

Google検索結果

@幸田 真音(こうだ まいん) 作家。1951年生まれ。 <http://www.kt.rim.or.jp/~maink/prof.html>

 米国系銀行や証券会社で、債券ディーラーや大手金融法人を担当する外国債券セールスなどを経て、1995年『ザ・ヘッジ 回避』(文庫化にあたって『小説ヘッジファンド』と改題、講談社文庫に所収)で作家に転身。国際金融の世界を舞台に、時代を先取りするテーマで次々と作品を発表し話題になる。

 2000年11月に発表した『日本国債』(上下巻・講談社刊)は、2004年発売の文庫版とともに40万部超を記録するベストセラーとなり、多くの海外メディア(The New York Times、The International Herald Tribune、The Financial Times、BBCほか)でも注目されている。

 2002年7月から2003年7月まで京都新聞、中部経済新聞で『藍色のベンチャー』と題した初の新聞連載による、初の歴史経済小説を発表。幕末期のベンチャー・ビジネスをテーマに、新境地に挑戦した。2004年、週刊新潮にて『日銀券』を、2005年には週刊朝日にて『タックス・シ年には週刊文春にて『バイアウト』を A載。2008年5月から産経新聞紙上で、『舶来屋』を毎日連載中。著書は上記のほかに『偽造証券』(新潮社)、『マネー・ハッキング』(講談社)、『傷・邦銀崩壊』(文藝春秋)、『凛冽の宙(りんれつのそら)』(小学館)、『投資アドバイザー 有利子』(角川書店)、『藍色のベンチャー』(新潮社)、『代行返上』(小学館)、『コイン・トス』(講談社)、『日銀券』(新潮社)、『周極星』(忠孝論新社)、『タックス・シここをクリックしてください。

 執筆活動以外では、1999年にNHKの土曜ドラマ館で連続放送された「レガッタ・国際金融戦争」の原作者として、また、TBSテレビ系「ブロードキャスター」、「サンデーモーニング」をはじめとする、テレビやラジオ番組のコメンテーターとしても活躍している。2006年11月から文化放送にて「幸田真音のIt's Mine!」で、初のパーソナリティーとして、番組をもつ。

 2004年には滋賀大学経済学部リスク研究センターの客員教授を務める。現在、政府税制調査会委員、財務省・財政制度等審議会委員、同省「国の債務管理の在り方に関する懇談会」メンバー、国土交通省・交通政策審議会委員を務める。
(2008年6月27日現在)

A幸田真音 (Wikipedia) <http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B8%E7%94%B0%E7%9C%9F%E9%9F%B3>

 米国系銀行や証券会社で債券ディーラーや大手金融法人を担当する外国債券セールスなどを経て、1995年、小説『ザ・ヘッジ 回避』で作家に転身。ペンネームの由来はディーラー・セールスの経験から「買った」の関西弁「買(こ)うた」と"mine"(マイン、買いの意。なお、売りは"yours" ユアーズと言う)を合わせたもの。国際金融の世界を舞台に、時代を常に先取りするテーマで次々と作品を発表し話題になる。2000年秋に発表した『日本国債』(上・下巻)がベストセラーとなり、日本の財政に警鐘を鳴らす。

 雑誌や新聞で数多くの連載小説やエッセイを発表しながら、テレビ番組(「ブロードキャスター」、「サンデーモーニング」など)にコメンテーターとして、またラジオ番組ではパーソナリティーとしても活躍している。

 政府税制調査会委員、財務省・財政制度等審議会委員、国土交通省・交通政策審議会委員などを務める。

[編集] 作品一覧
『ザ・ヘッジ 回避』(1995年、講談社)※文庫化にあたり『小説ヘッジファンド』(講談社文庫)と改題
『インタンジブル・ゲーム』(1996年、講談社)※文庫化にあたり『マネー・ハッキング』(講談社文庫)と改題
『ニューヨーク・ウーマン・ストーリー』(1997年、浩気社)※文庫化にあたり『偽造証券』(新潮文庫)と改題
『傷』(1998年、文藝春秋)※文庫化にあたり『傷?邦銀崩壊』(文春文庫、新潮文庫)と改題
『日本国債』上・下巻(2000年、文藝春秋)
  ※文庫は講談社文庫(『日本国債?改訂最新版』)および小学館文庫(『日本国債?オリジナル版』)
『eの悲劇』(2001年、講談社)
『凛冽の宙(りんれつのそら)』(2002年、小学館)※文庫は小学館文庫および講談社文庫より
『投資アドバイザー有利子(ありこ)』(2002年、角川書店)※文庫は角川文庫より
『藍色のベンチャー』上・下巻(2003年、新潮社)※文庫化にあたり『あきんど 絹屋半兵衛』(新潮文庫)と改題
『代行返上』(2004年、小学館)※文庫は小学館文庫より
『コイン・トス』(2004年、講談社)※文庫は講談社文庫より
『日銀券』上・下巻(2004年、新潮社)※文庫は新潮文庫より
『周極星』(2006年、中央公論新社)
『タックス・シェルター』(2006年、朝日新聞社) 09 27 購入
『表の顔と裏の顔』(2006年、小学館)
『バイアウト』(2007年、文藝春秋)
『トップの素顔論』(2007年、小学館)※対談集。文化放送「幸田真音のIt's Mine!」より。
『Hello, CEO.』(2007年、光文社)
『ニッポン経済の「ここ」が危ない!』(2008年、文藝春秋)※竹中平蔵氏との対談集  09 27 購入
『あなたの余命教えます』(2008年、講談社)
『舶来屋』(2008年、産経新聞連載中)


P.53 早速‘福沢諭吉「学問のすすめ’‘ジェラシー・ジャーナリズムの蔓延’を読む。
   [jealousy=嫉妬] [journalism=報道・解説を行う組織や人]

国際経済の立場で物を考えることの必要性を指摘しています。

どんな育て方をすれば、このような人になるのでしょうか。

09 28(日) とんでもない中山大臣の発言●朝日新聞社説

教育者を冒涜した中山大臣の発想の恐ろしさは、考えの狭さや人柄の悪さを日本中に披露し人々の心を薄っぺらな思考に導いたことです。

‘三尺下がって師の影を踏まず’とまではいかなくても、自分の恩師を冒涜された思いです。 先生方をそんな風にけなしている人の子供には、ろくな心情も育たないことと思います。

国全体を預かる大臣の発言だからこそ、こんな大臣をのさばらしてはいけません。


 ◇日教組に関する中山氏の一連の発言 毎日新聞

  <中山国交相>「日教組ぶっこわす」宮崎での発言要旨

 中山成彬国交相発言要旨

  問題となった中山成彬国土交通相の発言の要旨は次の通り。

  【日教組】大分県の教育委員会の体たらく(の原因)は、日教組だ。日教組の子どもは成績が悪くても先生に
       なる。だから大分県の学力は低い。わたしが(文部科学相当時に)全国学力テストを提唱したのは、
       日教組の強いところは学力が低いのではないかと思ったから。現にそうだ。だから、学力テストを
       実施する役目は終わったと思っている。(25日、報道各社インタビューで)        (日教組をめぐる25日の発言は)撤回はしない。日本の教育のがんが日教組だと思っている。ぶっ
       壊すために、わたしは火の玉になる。日教組には過激な人がいる。この人たちが日本の教育をぶっ
       壊している。(27日、宮崎市内で記者団に)
  【単一民族】日本は随分内向きな、「単一民族」というか、内向きになりがちだ。まず国を開くというか、日
       本人が心を開かなければならない。心を開くこと、おもてなしの心が大事ですから、そういう意識
       改革もしなければならない。(25日)
  【成田反対闘争】(成田空港の滑走路は)一車線がずっと続いて、日本は情けないなと(思った)。ごね得と
       言うか、戦後教育が悪かったと思うが、公共の精神というか、公のためにある程度自分を犠牲にし
       てでもというのがなくて、自分さえ良ければという風潮の中で、なかなか空港拡張もできなかった
       のは大変残念だった。(25日)(了)
       (2008/09/27-23:19)

 ◇中山成彬国交相・宮崎市での発言要旨

 ●日教組について

 日教組については、いろいろ言いたいことがある。大臣になって一番大事な仕事は、美しい古里と、安心・安全で住むことができる国土を子や孫たちにバトンタッチすること。今の日本を子供たちにこんな状態でバトンタッチしていいか。そういう強い気持ちがある。さまざまな犯罪が起こっている。あるいは親殺しとか。それは教育に問題があった。特に日教組。何より問題なのは「内心の自由に立ち入らない」と言って、道徳教育に反対する。何とか日教組を解体しなければいかんと思っている。小泉さん流に言えば「日教組をぶっこわす」。この運動の先頭に立つ思いでいる。

 ●民主党について

 これ(日教組)が民主党の最大の支持母体。支持母体と言えば、社保庁もそうだ。社保庁というのは自治労が非常に強い組合。こういう仕事をしない人があの年金記録の未処理問題につながっている。民主党が「政権選挙」といってるが、官公庁の組合に支えられている民主党が政権を取ったらどうなるのか。

 民主党は本当にひどいこといっている。中学3年生まで児童手当。(財源が)あればいいが、総額4・5兆円から5兆円。消費税2%分だ。高速道路も無料にするという。公約に財源があるのか、民主の公約は「公約偽装」である。小沢民主党も解体しないといけない。

  トップ > ニュースセレクト > 政治 > 記事  毎日新聞 2008年9月28日 21時20分
  中山国交相辞任:衆院選へ自民議員に追い打ち

 放言を重ねた末の中山成彬(なりあき)・国土交通相の辞任は、衆院選に向けて臨戦態勢に入った議員らに大きな影響を与えている。とりわけ自民党議員にとっては、麻生太郎首相の支持率が伸び悩む中、追い打ちをかけられた形だ。「風当たりは厳しい」「最悪の選挙になる」。週末、地元に帰った議員らの口からは、怒りや不安の声が漏れた。

 成田国際空港に近い成田市三里塚出身の実川(じつかわ)幸夫(ゆきお)・衆院議員(64)=千葉13区=は「多くの地権者を知る人間として、『ごね得』発言は許せない。辞任は当然だ」と中山氏を厳しく批判した。27日に出席した後援会の会合でも、支持者から「発言は許せないよ」と声をかけられたという。辞任の影響は避けられないと心配し、「自分が経験した選挙の中で最悪の状況。郵政解散とまったく逆になってしまった」と怒りをぶちまけた。

 全国学力テストで小学校の4分類すべてがトップだった秋田県。管理職を除く小中学校教職員の半分以上が県教職員組合に加入し、組織率は東北トップという。「日教組の強いところは学力が低い」と言い放った中山氏は、根拠も示さず、「解体」「ぶっ壊せ」と最後まで日教組との対決姿勢をみせた。

 大仙市など秋田3区内で運動会などの行事回りをしていた自民党の御法川信英衆院議員(44)は「発言は正直、理解に苦しむ」とため息。ただ、衆院選については「個人の失言で争われる選挙ではない。自民党がダメということにはならない」と強調した。

 民主党の寺田学衆院議員(32)=秋田1区、秋田2区から出馬予定の社民党の山本喜代宏・前衆院議員(52)は「国民は改めて政権担当能力に疑問を感じるのではないか」「首相の任命責任が問われる」と自民党や麻生首相を批判。有権者にもアピールしていく考えだ。

 25の小選挙区があり、政党対決の勝敗の鍵を握るとも言われる東京都。この日、秋祭りの会場や敬老会など約20カ所のあいさつ回りをこなした自民党の平沢勝栄氏(63)=東京17区=は困惑している。「総理も大臣も『回転ずし』のように変わり、じっくりと政策の実現ができない印象を国民に与えている。結果がどうなるか分からないで発言しているようなら、お粗末だ。日教組どころか自民党をぶっ壊しかねない」

 ◇最後まで日教組批判…中山氏、辞任会見でも「確信的」  中山氏は28日、辞任の記者会見で「迷惑をかけた方には陳謝した」と釈明したが、一連の日教組批判については「確信的に申し上げた」と撤回を拒否。「民主党が政権をとれば、日教組、自治労の官公労の支援を受けている大阪府みたいになるのではないか」と矛先を変え、最後まで批判を繰り返した。

 午前10時半過ぎ、会見は国土交通省で始まった。中山氏は目を潤ませながら「辞めるなという山のようなメール、電話をいただいた。(職務に)意欲を燃やしていたのだが」と切り出した。辞任の理由について「補正予算案の審議に支障があるのは本意でない。自ら身を引いた。内閣への影響が一番心配なこと。そんなことがあれば万死に値する」と説明。官邸で麻生首相から「誠に残念」と言われたという。

 日教組批判については「教育に関心を持ってもらうきっかけになればいい」「『自分の職をかけても子供たちのことを考えた』と言ってほしい」と強調。さらに「大阪府の橋下徹知事が私にエールを送ってくれていると聞いた」と続け、「大阪府は長年、トップと職員組合が癒着関係にあった。給料が高いし、ヤミ手当、あるいは裏金があり、財政破綻(はたん)にひんしている」と断言した。

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どの新聞を開いても大同小異、中身は変わりようもありません。

ところで、中山成彬(ナリアキ)の細君が中山恭子であるとは知らなかった。 彼女はこんな風に語っている。 夫婦ともどうもはっきりしない。

 中山国交相辞任:妻の首相補佐官、講演会場で謝罪

中山恭子首相補佐官=2008年8月撮影 中山恭子首相補佐官(前拉致問題担当相)が28日、香川県多度津町で開かれた文化講演会で、「中山成彬という主人がおります。お騒がせして申し訳ありません」と、一連の問題を謝罪した。いつもの穏やかな口調で話したせいか、会場は笑いの渦に。一方で、「日本のために一生懸命やっているんです」と夫をかばった。

 講演会は町などが主催し、自民党支持者ら約700人が集った。「それぞれ(別に)動いており、私がコントロールすることはできない存在」と恭子氏。しかし日教組批判については神妙な面持ちで、「教育問題は以前から家の中でしていたが、もう少しきちんと準備をして話をしたらいいのに。たまっていたものをつい言ってしまったのかな」と話した。【大久保昂】

  毎日新聞 2008年9月29日 2時30分(最終更新 9月29日 2時30分)

09 29(月) 朝日新聞社説

時事問題に関して、朝日新聞社説にはこんな風に出ている。


   現在位置:asahi.com>社説 2008年9月29日(月)付

   国交相辞任―首相のとんだ眼鏡違い

 「適材適所」。閣僚選びにあたってこんな原則を強調していた麻生首相なのに、とんでもない眼鏡違いだったようである。新内閣発足からわずか5日目にして、中山成彬国土交通相が辞任に追い込まれた。

 成田空港整備の遅れを住民らの「ごね得」と語るなど、就任直後の中山氏の発言には、野党はもとより、与党からも批判の声があがった。一連の発言が問題になった翌日も、今度は開き直ったかのように「日教組をぶっ壊す」などの発言を続けた。

 中山氏は当初「撤回させていただく」と語った。なのに、選挙区の宮崎県に戻ると「国交省の建物のなかで発言したことは撤回したが、政治家中山成彬としては撤回した考えはない」と前言を翻し、せきを切ったように日教組批判などを繰り返した。

 政治家としての基本的な知識、責任感、判断力すら疑わせる。まるで駄々っ子のよう、といったらいいすぎか。

 首相はきのう「関係した国民の皆さんにおわびする」と謝罪したが、このような人物を閣僚に任命した責任は重い。辞表を受け取るのではなく、罷免という形で内閣としてのけじめをつけるべきではなかったか。

 当初から首相官邸の対応は鈍かった。最初の放言について、河村官房長官が中山氏に個別に注意する場面もないまま、2度目の発言で傷口を広げてしまった形だ。

 中山氏といえば、小泉内閣の文部科学相時代にも、歴史認識などをめぐる問題発言でたびたび物議をかもしてきた。そんな中山氏を麻生首相が入閣させた理由は十分想像できる。

 自民党総裁選で首相は、最大派閥・町村派の支援を受けた。町村派の事務総長である中山氏の入閣に、その「恩返し」の意味合いがあったのは間違いあるまい。人物評価よりも論功行賞を優先させた首相の判断がこの事態を招いた、と言われても仕方がない。

 きのう記者会見した中山氏は、辞任の理由を「国会審議をスムーズに進めるため」と説明し、自らを恥じる言葉はまったくなかった。ここ数年、同じような閣僚の辞任劇を何度見せられてきたことか。

 中山氏の辞任を受けて、与党内では野党が求める衆参両院の予算委員会審議を拒否し、できるだけ早く解散・総選挙にうって出るべきだとの意見が強まっている。汚染米や年金記録の改ざんに加え、新たに中山問題が野党の格好の追及材料になってしまう。それを恐れてのことのようだ。

 筋違いもはなはだしい。総選挙で問うべき課題は山ほどある。それをきちんと論じ合うのが国会の使命であるはずだ。解散の前に1週間程度の予算委員会を開くことを、改めて与野党に求める。


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