折々の記へ

折々の記 2008 B

【心に浮かぶよしなしごと】

【 01 】2006/06/10〜        【 02 】2008/07/01〜
【 03 】2008/07/10〜        【 04 】2008/07/22〜
【 05 】2008/08/03〜        【 06 】2008/08/18〜



【 02 】07/01〜

  2008 07 01 続〔折々の記〕
  07 02 北朝鮮核問題の行方
  07 03 糖尿病記事
  07 04 偽装の横行
  07 05 雄弁は銀、沈黙は金
  07 09 七夕様

07 01(火) 続〔折々の記〕

「0歳教育」のHPの中で‘0歳教育関係のもの’‘折々の記’が50KBの容量が満杯になってしまいました。  ほんとうは200KB位のものもセットしてほしかったのです。

しかたなく、しばらくのうちこのブログに頼ることにします。

今までのブログは次のような内容になっています。
  タ イ ト ル  
 区       分 
投稿期日
  弁天の今昔  旅行・地域 2006/06/10
  土浦の爆撃  日記・コラム・つぶやき 2006/06/11
  ブログのスタート(1)  日記・コラム・つぶやき 2006/06/12
  明日、奥大井へ  旅行・地域 2006/06/13
  奥大井川の旅(1)  旅行・地域 2006/06/16
  奥大井川の旅(2)  旅行・地域 2006/06/18
  ブログのスタート(2)  日記・コラム・つぶやき 2006/06/23
  天竜川の月見草と風越山  旅行・地域 2006/07/07
  天竜川の月見草と風越山  旅行・地域 2006/07/07
  海陽中等教育学校  教育 2006/07/09
  義仲と木曽馬の里  旅行・地域 2006/07/12
  マリンバ・ポニーズ コンサート  文化・芸術 2006/07/16
  天竜川決壊…箕輪町…  行政 006/07/20
  靖国神社参拝  政治 2006/08/11
  続・【折々の記】  日記・コラム・つぶやき 2008/07/01

見たとおり一昨年の六月十日(2006/06/10)から八月十一日までの、短期間のブログでありました。

   
       ひまわり畑            ユッカらん

ひまわりの播種は06/06ですから、ちょうど20日経った時の写真です。 その成長は驚くほどのもので、07/06には、十日後の写真を載せます。

見事なユッカらんの花は、空き家になった正木屋さんの入口にあります。

 ユッカ蘭   竜舌蘭(りゅうぜつらん)科。

・学名 Yucca gloriosa
  Yucca : ユッカ属
            gloriosa : 立派な、華麗な

・開花時期は、 5/25頃〜 6/15頃。 (二度咲き→ 9/25頃〜11/25頃)。
・春と秋に二度咲きする。秋の花は、9月下旬頃から咲き出すものと、11月になってから咲き出すものに分かれるようだ。(さらにそれが年を越して咲きつづけるものもあるようです)。
・アメリカ大陸原産。1596年にイギリスに渡り、日本へは明治中期に渡来。
・葉は先端が尖り、固い。
・白い、おわんを逆さにしたような花がたくさん咲く。一つ一つの花が重いため、花柱が倒れてしまうこともある。(いくつか目撃したことあり)
・英名は「Spanish dagger」で”スペインの小刀”の意味。剣状の葉っぱに由来する。中国名は「鳳尾蘭」で、「鳳凰」の尾のような形をした蘭、という意味。
・別名 「厚葉君が代蘭」 (あつばきみがよらん)。学名が「Yucca gloriosa」で「gloriosa」が「立派な、栄光ある」という意味があり、そこから立派な和名がつけられた。

   主亡くも 庭にはユッカ ひとり咲き

07 02(水) 北朝鮮核問題の行方

最近の米朝間の動きはあわただしくなってきています。

  米はテロ国家指定解除

  テロ指定解除を「歓迎」

  米エネルギー支援6800万ドル

こんな大きな変化が起きているのです。 試みにアサヒコムを開いてみます。

   現在位置 : asahi.com > ニュース > 特集 > 北朝鮮関連 > 核問題記事一覧

  核問題記事一覧

米が北朝鮮にエネルギー支援6800万ドルを決定(7/1)
ライス氏「核申告の検証法、6者協議合意なら外相会合」(6/30)
6者協議「大きな進展」で一致 米中外相会談(6/29)
北朝鮮、核実験プルトニウム「2キロ」申告 予想下回る(6/28)
北朝鮮、テロ指定解除を「歓迎」 申告は「完全で正確」(6/27)
北朝鮮、原子炉冷却塔を爆破 テロ指定の解除着手受け(6/27)
北朝鮮、冷却塔を爆破へ 寧辺の核施設(6/27)
北朝鮮核申告、オバマ・マケイン両氏「一歩前進」(6/27)
北朝鮮核申告、軍事は除外 ミサイル技術、把握は不可能(6/27)
北朝鮮が核計画申告 米はテロ国家指定解除へ(6/26)
IAEA調査団、シリアから帰国 「難しい作業残る」(6/26)
北朝鮮に強いメッセージを 高村外相、伊外相らと会談(6/26)
中国、6者協議で「重要発表」 北朝鮮の核申告関係か(6/26)
「拉致問題忘れない」ブッシュ大統領、電話で福田首相に(6/25)
6者協議「30日にも再開」 外務省幹部が見通し(6/25)
北朝鮮核申告、米国に厳格チェック要請へ 高村外相(6/24)
ライス国務長官、今月中の申告期待 北朝鮮核問題(6/22)
北朝鮮申告に「核兵器」含めず 日米韓、容認で一致(6/20)
米国務長官、北朝鮮テロ支援国家指定解除の意向確認(6/19)
「日朝関係改善を」 中国副主席、金正日総書記に訴え(6/18)
北朝鮮核施設に日本製ポンプ 不正輸出容疑で2社を捜索(6/12)
「拉致」進展なければ支援せず 北朝鮮要求に日本側意向(6/12)
北朝鮮、日本に4千万ドル負担要求 非核化の見返りに(6/11)
日朝協議は7日北京で(6/6)
北朝鮮「核廃棄に核兵器は含まず」 米の元特使が明かす(5/30)
日朝協議への支援、中国に要請 6者協議代表会談(5/29)
ヒル氏「申告まで2、3週間必要」 米朝協議2日目(5/28)
「6月中に6者協議再開も」 外務省幹部見通し(5/22)
寧辺核施設の冷却塔爆破へ 北朝鮮、核計画の申告前後に(5/21)
米、今週末までに北朝鮮核記録の分析終了(5/21)
五月下旬から40日間、政治の動きだから多方面にわたっての動きがありましょう。 

だが、日本の拉致問題の様子を見ていますと、アメリカにオンブやダッコしてもらっているような感じで、独自性の人に頼らない姿勢が見られません。

この姿勢は以前にも触れましたように、戦後の自信喪失もさることながら明治以降の「寄らば大樹」式の気風が大きく働いているのです。 この言い方は戦後になって「赤信号みんなで渡れば怖くない」という気質につながっています。

07 03(木) 糖尿病記事

朝日新聞によれば糖尿病に関する次のような記事が載っています。


糖尿病治療に「適度な空腹」必要 東大などマウス実験 2008年7月2日7時50分

 生活習慣がおもな原因とされる2型糖尿病を治すには、適度な空腹が必要であることが、発症にかかわるたんぱく質の働きの解明から裏付けられた。東京大学などの研究チームによるマウスの実験で、このたんぱく質は空腹が続くと増え、血糖値を下げるインスリンの働きを仲介していることをつかんだ。2日付の米代謝学専門誌で発表する。

 東京大の窪田直人准教授(糖尿病・代謝内科)らは、インスリンの働きにかかわる、IRS2というたんぱく質が肝臓にないマウスをつくり、調べた。

 その結果、IRS2は、肝臓が体内の脂肪などを分解して糖をつくるのを抑えるインスリンの働きを促し、空腹が続くほど増え、食後にほとんどなくなることがわかった。インスリンは、肝臓が食後に糖から脂肪をつくってためこむのを助ける働きもあり、これにはIRS1という別のたんぱく質がかかわっていた。

 IRS1の量はほぼ一定なので、食べ続けることで肝臓には脂肪がためこまれる。2型糖尿病患者に高血糖と脂肪肝が同時に起こる原因とみている。治療薬開発につながる成果という。

 共同研究者の門脇孝・東大教授は、「間食をせずに3食リズムよく食べることが大切」と話している。(鍛治信太郎)


いろいろと考えることがありますが、参考になる記事ですから載せました。

●ひまわりが30センチくらいに伸びてきました。 その成長の早さには驚いています。

07 04(金) 偽装の横行

‘ウナギ偽装’……もうあきれてものも言えません!!!

道義などという難しい言葉など使えません。 ただただ日本人として恥ずかしくなります。 ことに、こんなことをする人たちは金持ちの人たちです。

まじめに百姓をしている人にとっては、とんでもない嘘つきとしか言いようがありません。

参考のためにインターネットに載っているデータを見てみます。 分量が多くてちょっと抵抗がありました。

http://www.news88.net/giso/<食品会社 偽装の歴史>を開いてみると、右側の帯には次のような目次がでてきます。


  牛肉偽装事件
  牛肉偽装事件とは
  偽装を防止するには
  内部告発
  牛肉の基礎知識
  雪印牛肉偽装事件
  日本ハム牛肉偽装事件
  ハンナン牛肉偽装事件
  ミートホープ牛肉偽装事件
  豪州産を国産に偽る
  飛騨牛偽装事件
  食品会社偽装事件

  (このほか25件の記事が載っております)


さらに、

  <商品偽装:特集:YOMIURI(読売新聞)> http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080115-899579/index.htm 

を開いてみてみますと、商品偽装特集の一覧が出ていました。 これもまた、目を通すだけで一つ一つ開いてみているすきもありません。 驚くほかありません。

 金については礼節を守るなどということは、もうなくなってしまったというのでしょうか。 ほんとうに悲しくなりました。


 商品偽装 一覧

「里帰りウナギ」、すべて「輸入」表示に…日本鰻輸入組合 (7月3日 21:45)
偽装報酬約1億円、魚秀が払う…高松市の会社元役員に (7月3日 15:04)
ウナギ偽装、神港魚類など二十数か所を一斉捜索 (7月3日 14:23)
回収した偽装かば焼きから合成抗菌剤検出、神港魚類が公表 (7月3日 13:19)
一色うなぎブランド協議会、漁協組合に認証シール無期限禁止 (7月2日 21:27)
ウナギ偽装、魚秀・神港魚類を3日にも一斉捜索 (7月2日 03:19)
北朝鮮産アサリを韓国産に偽装、釜山の業者が日本に輸出 (7月2日 03:09)
「魚秀」別ルートでもかば焼き産地偽装の疑い…農水省調査 (7月1日 03:03)
ウナギ偽装で魚秀の利益3億円、週内にも一斉捜索へ (6月30日 14:41)
「一色産なら売れる」神港魚類課長持ちかけ…魚秀社長明かす (6月30日 03:14)
飛騨牛偽装問題で岐阜県が「丸明」を行政処分の方針 (6月28日 03:09)
食べ残し肉を使い回し、名古屋の「しゃぶ菜大高店」閉鎖 (6月27日 20:55)
偽装隠蔽?ウナギの産地証明書送付状、卸売業者が廃棄 (6月27日 15:07)
ウナギ偽装、「魚秀」にブローカーが在庫処理“指南” (6月27日 14:43)
まるで「ウナギ・ロンダリング」…魚秀が15トン買い戻す (6月27日 03:06)
「丸明」社長が飛騨牛偽装の指示認め謝罪、期限切れも混入 (6月26日 23:53)
ウナギ産地偽装でマルハニチロHDが社内調査委を設置 (6月26日 23:08)
「船場吉兆」前社長ら不正競争防止法違反で書類送検…法人も (6月26日 21:59)
「東京の人物やったことに」…魚秀社長が神港魚類と口裏合わせ (6月26日 14:35)

 上記以外の記事件数
 2008/06 27件の記事
 2008/05 20件の記事
 2008/04  9件の記事
 2008/03 17件の記事
 2008/02 21件の記事
 2008/01 42件の記事
 2007/12 39件の記事
 2007/11 72件の記事
 2007/10  3件の記事
 2007/06  2件の記事
 2007/05  1件の記事
 2007/01  2件の記事


‘他人の振りみて我が振りなおせ’という言葉を子供のときから教えられてきた私たちにとって、こんにちの偽装問題を見聞きしていますと、まさに末世のこととしか言いようもありません。

●TH・ヒューム<http://park15.wakwak.com/~yoshimo-2/moto.201.html


2 寂即美  S.24・2・25下宿  <日記と随筆 6

 私は一人で暮らそう。一人で、独りで。心よ聞け! 独りで生きるのだ。独りという字は独立の独の字だ。人間は終極は独りだ。ゲーテを見よ、ニーチェを見よ、ボードレールを見よ。彼等は如何に生きたか私はしらない。一人の人間の世界を必ずしも賞めてはいないが、人が生まれて、止むに止まれぬ憧憬・欲求・悩み、それらは皆対象物の獲得により各々終止すべき性質のものではないのだということを言わんとしているのではあるまいか。永遠の何物かを追求し、憧れ、夢みていく旅の鳥だ。シェレーはその詩にうたった。空高く鳴き尽くす彼の雲雀を見て、その心事を察して歌ったではないか。そしてまた、 T・E・ヒユームは言ったではないか。まだ忘れでもよいことだ。

 「すべて灰燼、築きあげられた部分。それで問題は、どの程度築きあげられ、どの程度われわれに与えられているかだ。世界の柔軟度の問題だ」

 更に続けて言う。

 「しかし劇場で考え、聴衆を眺める。ここに現実がある。ここに人間的な動物がいる。壮大な台詞に耳を傾け、それから、拍手喝采する人のその群をみよ」

 現実は一切まとまりのない灰の山であり、泥濘である。築きあげられた観念だけが美しげな衣をみせ、壮大な言葉となり、夜のロンドンのようにきらびやかに輝いているに過ぎない。くりかえして言えば、ヒュームの眼の前にあったものは、現実の統一のない灰色の灰燼の世界であった。そしてその闇の世界のあちこちに夜の燈火のようにきらめく人間の築いた観念の世界をみたのである。

 何と気持ちよい言葉であろうか。探究に探究を重ね、果てしなき人の世界は灰燼と映じたヒユームの心境はいかばかりだろうか。私は独りで寂しく美しく生きよう。すべてにがい試練であり、血と汗を払って得ることのできる経験である。それは埋ずもれる金剛石のように、光らずともよいではないか。桜花の満開せるを楽しむは一面から見れば佳境であるが、散りゆく花の道理をつかみそれを眺むる心がけも、一面から見れば、得難き味わいをわが人生に与えるものと信ずる。


偽装問題を考えながら、またわが身の人生を考えながら、物質生活に目を奪われやすい現代社会を憂い、ヒュームの「虚構の世界」を考えざるを得なくなるのです。

ヒュームについては検索‘デイヴィッド・ヒューム - Wikipedia’が詳しい。

07 05(土) 雄弁は銀、沈黙は金

沈黙は金 という言葉があります。 検索で調べてみますと、

古代ギリシャ・雄弁・政治家のデモステネスが「市民諸君、私のように大いにしゃべりたまえ、沈黙は金の価値しかないが、雄弁には銀の価値がある」と言ったように、元々の意味は逆だったのです。つまり、昔は銀の方が価値が高かったのです。

との説明があります。 年をとっているのだが、それは知らなかった。

しかし、鉈と剃刀 という言葉もあります。

人はそれぞれの性向と資質があります。 それは3才までの環境如何によって大きく方向付けられることは、私のHPでも明らかにしていますように、すでに明白な事実でございます。

きのう取り上げましたように、‘デイヴィッド・ヒューム - Wikipedia’の中にも述べられていますが、一人一人の認識の仕方によって「沈黙は金」ということも「鉈と剃刀」ということも、それなりの意味をもつものと思います。

なお、カーライルの「衣装哲学」で象徴されている “宇宙のあらゆる象徴、形式、制度はしょせん一時的衣装にすぎず、動かぬ本質はその中に隠れてある点を多面的に例証したもの” もまた、ヒュームの認識論とおなじ立場に立つものと思います。

自分の性向や資質は、基本的な部分において替えることは不可能であります。 としますと、自分なりの世界を築くしかありませんし、それでいいのだと思います。

自分の世界からすこし離れた位置から自分を眺めるということは、年老いたものの楽しみの一つなのです。

きょうは夏本番らしく家の裏口の温度計は、32度を指していました。

          

    2008/07/06撮影  ヒマワリ(06/06 播種)・播種後一ヶ月後

07 09(水) 七夕様(今年の旧暦では八月七日)

七夕に洞爺湖サミットがはじまりました。 シェルパーの動きをみていますと、それぞれの国は自国の国益という大役を担って活動していることが推測され、きれいごとの陰に苦々しい思いを感じざるを得ませんでした。

  一 ささの葉さらさら  のきばにゆれる
    お星さまきらきら  きんぎん砂子
  二 五色のたんざく   わたしがかいた
    お星さまきらきら  空からみてる

今では写真のような風習が伝えられなくなってきたところが多いようです。 私は末っ子でしたから、サトイモの葉から水を集め、五色の短冊へ願いごとを書いて取ってきた竹の小枝にそれを飾りつけ軒端へ立ててきました。 農家ですからナスやキュウリやトマト、カボチャなどと、一升枡・五合枡・一合枡、スズリも田植えのときの苗を神棚へしんぜたもので綺麗に洗い、ちゃぶ台に乗せて、七夕の夜を待ちました。

飯田地方では旧暦の行事でしたから八月なのです。 孫が大きくなってからは、私の役目も終わりました。 五色の紙へ穴をあけ‘こより’を通して笹に結わえつけたんですが、昨今の人ではこよりを作れる人はいないでしょうね。 子供たちには‘かんぜより’とか‘こより’など、そうした言葉を聞いたことのある人もないでしょうね。 寂しいことになっています。 でも、こうして月日は経っていくのです。

青春 <五色…青(東・蒼龍・春)、
            赤(南・朱雀・夏)、
            白(西・白虎・秋)、
            黒(北・玄武・冬)、
            黄(中央・黄竜・土用)>

   青春は単なる人生の花盛りではなく、
   来るべき結実の秋への準備の季節である。   … 竹越 与三郎 …

これは‘20世紀の名言’に出ていた言葉です。 老年になってみますと、当たり前のことを当たり前に言ったまでのことですが、青年にとっては自啓の心得となります。

      偶 成          朱熹(朱子)

   少年易老学難成     関西吟詩文化協会漢詩紹介<中国の漢詩>
   一寸光陰不可軽    クリックして、朗吟を耳にしますと、
   未覚池塘春草夢    朗吟の芸に対座できます。、
   階前梧葉已秋声

漢詩で口ずさんだこの句も、経年の速さに気づいた老年からの悔悟ともいえるのです。

七夕の風情も悔悟を多分に含んでいるのです。

【折々の記 2006【01】へ】