京都・大覚寺は、真言宗大覚寺派の大本山で、嵯峨天皇の離宮跡地を寺院として建立されたそうです。
広大な境内には五大堂、客殿、御影堂、安井堂、本堂が回廊で結ばれていて、大沢池の景観を
堪能する事ができます。 例年9月には、船を浮かべ観月を楽しむ夕べが催されています。
秋には300年の歴史を誇る嵯峨菊が可憐に咲き誇り、境内の一角で嵯峨菊花展が開かれます。
《 嵯 峨 菊 》
“嵯峨菊は 当地方独特の野菊を永年に亘り王朝の感覚をもって育成し 1つの型に仕上げた風情のある
気品格調の高い王朝の菊であります 仕立は一鉢に三本立 草位は約2メートル 花は先端が3輪中程に5輪
下に7輪と七五三に 葉は下が黄色中程は緑 上の方は淡緑というように仕立てることになっています
花弁は平弁で54弁 長さは約10センチが理想の嵯峨菊の型で 色は淡色でとりどりである”
(大覚寺嵯峨菊花展案内板より)
如何でしたでしょうか? 大覚寺に今なお伝わる嵯峨菊について、簡単にご案内致しました。お付合い頂きありがとうございます!
また寄り道して下さいね♪
(2001.12.28 11/23撮影)
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