府中二郎(01/05/11)
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コメント 勤務地が変わって以来、多摩地区のお店の更新が滞っていた。他の事が忙しいと言うのもあったのだが、やっぱり平日多摩にいないことが一番大きい要因だった。 夕方仕事終わってから、多摩まで行くと、お腹が空ききって、胃袋痛くなるのだが、このまんまじゃレポート進まないので、お腹が空くの我慢して仕事終わってから多摩まで行って食べることにした。そんな訳でレポート再開。 腹減っていると、どうしてもボリュームのあるものを食べたくなる。やっぱり二郎だよね。こう言うときは。 そんなわけで、開店したばかりの府中の二郎に行ってみることにした。 場所は、旧甲州街道より、一本新甲州街道寄りの路地。ラーメン好きな人にとっては、府中駅からふうやに抜ける道と言えばいいだろうか? ちょっと前までは、喜多方ラーメンのお店だったところである。たどり着いたのは夜の8時前。 店内は前のラーメン屋とレイアウトが変わっていない。テーブル席や3つ(4つ?)とカウンター。奥に長いレイアウトで、厨房は奥まったところにある。カウンター越しに店主と勝負と言う、一般の二郎とはちょっと違うレイアウト。食券を買って、テーブルに着くと店員さんが、野菜、ニンニク、脂、濃いめ等の無料オプションを聞くと言う形式になっている。 お客さんの数が少ない。スタートしたばかりだから、こんなものなのかも知れないけど、これからの店主のがんばりが必要でしょうね。 どこの二郎でも同じかもしれないけど、一見さんにはつらいよね。食券買う時点で、ブタがなにかわからない。無料オプションがどんな物かも想像できないでしょう。 カウンター越しに店主に聞くことが出来ないのですから、もうちょっとわかりやすい解説やラーメンの写真などがあったらいいと思う。 ブタ入りの食券買って、カウンターに座ると、後ろのテーブル席でラーメンを食べ終わった人が店員さんに意見をしだした。 「ここのラーメンって、こう言うのなんですか?脂っこいし、味が濃いし、(ブタ)臭くって。」 慣れていない店員さんが対応していました。 「こう言うラーメンらしいですよ。こう言うラーメンとして有名で人気もあるらしいです。」 もうちょっと、きっぱりした対応あるだろうなどと思ったけど。二郎を説明するのは難しいよね。口出ししようかと思ったけど、私もまだこのお店のラーメン食っていなし〜〜〜。 半分、怒ったように、お店出て行きました。お客さん。こんなこと、店主には伝わるのかな?ちょっと心配。 店員さんに聞かれて、私はニンニク追加。後はデフォ。 さて、ラーメンの感想です。 スープ トンコツとブタ肉ベースに多種の野菜が入った二郎のスープであるが、スープにとろみが弱い。また、味はちょっと濃いめである。味が濃いめなのは野菜の量が少ないから薄まり方が弱いのかもしれない。 残念ながら、二郎のスープとしては、期待よりレベルが低かった。その最大の原因は、スープの表面に浮く脂。これが非常に多いのである。野菜や麺にからめて食べた後のスープに未だ1cm近くの脂の層が残っている。背脂の大きな(網の間から抜けた物とは思えない大きなもの)固まりも浮いていた。 とろみがないのと合わせて、脂の乳化が弱いみたい。 麺 太麺平打ちのストレート。二郎の麺である。麺が長いので、麺どうしが絡んでうまく引っぱり出せないのも二郎らしい。ちょいと柔らかめではあったが、いいんじゃないかな? 具 野菜(もやし、キャベツ)、ブタ3枚。後、オプションのニンニク。 野菜の量は少ない方。茹で方はいいが、物足りない。野菜の追加はした方がよさそう。ブタは、厚みのあるものだが、固い。肉の質もあるがに煮る時間が足りない気がする。 ニンニクの量が少ない。これではニンニクを入れる意味がない。二郎のラーメンはニンニクで変わる。その変化が感じられないくらいに少ない。 新規開店した週は、三田のオヤジさんが手伝いに来ていたと言う。 三田で修行した人なら、きっといいラーメン、いいお店を作ろうと努力する気があるだろう。今後の進化に期待する。 |