No.162
とんかつ武信(00/10/28)
ジャンル とんかつ
最寄り駅 小田急線生田駅
電話番号 044-976-0477
住所 神奈川県川崎市多摩区南生田4-12-5
場所の目安 駅西側の踏切から南へ道なりに進む。一山越えて突き当たりのT字路を右折。次の信号の先、右側
駅から徒歩は無理。 バス 鷲ヶ峰営業所前行きで生田高校前下車。
営業時間 11:00〜22:00
休み 水曜日
予約
駐車場 5台 (店の裏)
お品 ロースかつ定食 桂(200g)2000円、松(150g)1800円、竹(120g)1500円、梅(100g)1200円
ヒレかつ定食 桂(200g)2000円、松(150g)1800円、竹(120g)1500円、梅(100g)1200円
エビフライ定食 松(3本)1800円、竹(2本)1500円
カキフライ定食 松(6個)1700円、竹(5個)1200円

他多数 
ホームページ http://www.jade.dti.ne.jp/~e-takeda/
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地図はこちらから
コメント
 今日も子ども達は、妻の実家に泊まると言う。実家に二人を送って、多摩プラザで用事を済ませた後、さて夕食。いくつか候補はあったのだが、KEROさんの掲示板で教えてもらったここに行くことにした。

 何週間か前に、家族で店の前を通過したので場所はわかっている。説明は省略しますね。ホームページの地図を見てください。

 近代的な(こう言う表現はすでに古いのかな?)コンクリートの打ちっ放しの建物。周囲の商店に比べると規模の大きなものである。看板は控えめで店の前に幟旗がたっていなければ、何のお店かわからないかも。
 でも、どうなんでしょう。こう言う打ちっ放し。何となく無機質に思えて、食べ物屋の雰囲気にあわない。

 自動ドアを開けて店内に入るとエントリーも広い。傾斜地利用している立体的な作りの店内。テーブル席と座敷で80人くらいは収容できるのでは?室内もコンクリートのイメージ。テーブル席の周囲に玉石が敷かれていたりするが、全体的には無機質な感じである。

 この店、自然食品とか健康食品とかそう言うことにも興味があるようで、店のメニューと一緒にそんなもののカタログが置かれていたり、使っている肉、玉子、野菜も気をつかってますと書かれてあるのだが、どうもこの店の雰囲気と不釣り合い。

 行ったのは、土曜の夜の6時半。でも店は閑散としている。客は15人程度。大丈夫かな?と思うも、昼とかの方が混む店のなのかもしれない。あと、電話がたくさんかかってくる。お弁当の配達がある。お値段もそれなりのもので、注文を受けてから作っている様であるから、周囲の団地などの人がデリバリーで利用する方が多いのかもしれない。

 さて、感想です。私はいつもの様に、ロースかつ定食です(松)。

豚カツ、キャベツ、漬け物、みそ汁、ご飯のセット。

 豚カツは、千葉産のSPF(無菌)豚を使っていると言う。
 衣は、小麦粉と玉子を混ぜた物につけた後パン粉を付けるタイプで、ぼってりしている。パン粉の粗さは標準的な物で、生パン粉。糖分の低いパンを使っている様で、焦げ色は薄目。
 厚めの肉の中心までしっかり熱が通っているが、表面の衣の残る油は少ない。高温と低温の2つの鍋を使うか、揚げている途中で油の温度を巧みに調整しているか、そんなやり方だと思う。最初に高温で表面を固めて肉汁を押さえ込み、低温で熱を通し、最後に高温で表面の衣の中の油を追い出している。

 肉は多少火が通りすぎ、SPFなんだから、もうちょっと生っぽくてもいい様な気がする。肉汁は十分に残っているからいいのだけど。肉に臭みはない、下味の塩胡椒も控えめで肉の味を大切にしている。脂身は全体の1/6程度。少なめだが、脂身の味は良く満足感を与えてくれる。

 キャベツと豚カツの間には、ステンレス製の網が置いてあり、キャベツの水が衣を湿らす事もないし、豚カツからの蒸気も逃げるため、最後までカリカリの衣が楽しめる。
 豚カツソースは、甘さ控えめで粘性の低い物。

 キャベツは冷たい水にさらしたもの。食感はいいのだが、私はキャベツは切っただけの生のものの方が好き。キャベツの味がちゃんと出るから。有機野菜使っているなら、そんな考え方出来ないかな〜〜〜。あと、量が少ない。その上、キャベツとご飯のお代わりは有料で、お値段も高い。

 漬け物は浅漬け。塩味はかなり控えめで、ホントに浅い付け方。世田谷の農家生まれの私は、醤油を大量にかけてしまった。漬け物はしょっぱくていい。が私の持論。

 みそ汁は赤だしのもので、出しもちゃんと取っていた。合格。ご飯が、非常に美味しかった。でも、量はちょっと少なめ。


 まあ、値段相応のものだと思うが、家族全員で行くには、辛いお値段かな?
 
 豚カツと言う料理と店の構えにアンバランスを感じたけど、豚カツはいい。

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