No.157
らーめん桃源(00/9/13)
ジャンル ラーメン
最寄り駅 東急東横線 綱島駅
電話番号 045-544-9005
住所 神奈川県横浜市港北区樽町2−2−19
場所の目安 綱島駅の改札を左に出て、道を右に線路と平行に進み、突き当たりを左。最初の信号が綱島街道。ここを右に曲がり橋を渡る。橋の先2つ目の樽町の信号を左に曲がってしばらく行った右側。
営業時間 平日 11:30〜14:00 18:30〜23:00
土日祝11:30〜15:00 18:00〜22:30(土は、23:00まで) 
休み 火曜日
予約 不可
駐車場 なし
お品 醤油らーめん550円、しおらーめん590円、味噌らーめん650円、辛しおらーめん690円、辛味噌らーめん750円、激辛しおらーめん790円、激辛味噌らーめん850円、

トッピング
 チャーシュー、角煮300円、ネギ、キムチ150円、煮玉子90円、バター50円

 餃子350円、ミニトロ角煮丼350円他
ホームページ
tougen.JPG
地図はここから
コメント
 東急東横線沿線に、ラーメンの有名店はなぜか少ない。そんな中で、昨年にわかに有名になったのが、このお店だった。
 店の開店は、97年。ヒットまで時間のかかったお店である。

 新しい通勤路の途中でもあり、寄ってみる事にする。綱島の駅から10分ほど歩く。周囲には、ラブホテルがおおい。商店はあるが、なんとなく暗い。ただこのラーメン屋の一角は飲食店が集中している。
 行ったのは、夜の7時半過ぎ、あいにくの雨で蒸し暑い。汗っかきの私にはちょっと辛い距離だった。

 店の外観は、あっさりとしている。木や煉瓦を使っているが、白っぽいものを使っているので明るくて清潔な感じがある。暖簾も白。
 店の窓ガラスには、雑誌に紹介された記事がたくさん掲示されている。

 店の中も明るい。照明だけでなく、白が基調になっていて、明るい店内なのである。カウンターで7席と2人掛けのテーブルが3つ。他に順番待ちの長椅子がある。
 表まで行列は無かったが店内は満員。ちょうど食べ終わった人と入れ替わりにテーブル席に着いた。

 テーブル席なので、カウンターは見づらいのだが、背伸びしてみていると、元ダレと共にステンレスの魔法瓶から、透明の液体を取り出して丼にいれている。これが店主の家で作られてお店に持ち込まれる塩ダレかなと思う。

 塩ラーメンが有名なお店ではあるのだが、自分の好みで醤油を頼んでしまう。
 さて、感想です。

スープ
 あさり、ホタテ、トリガラ、トンコツ、野菜などで作られると言うスープ。アサリやホタテは、元ダレの方に加えられているらしい。
 スープは多少濁りがあるもので、海産物主体のスープとしては、珍しい。これに背脂が加われば、にんいくやのスープの様(あくまで見た目)。

 スープの味は、海産物が主体。それも1つの物がベースになるのではなく、多種の素材が混ざり合った複雑な味です。強いて言えば、アサリの味が強いのですが、これは、ラーメンのスープにおいてアサリが使われることが少なく、ラーメンとして味わうと、味わったことのないアサリを強く感じるのかもしれません。トンコツ、トリガラなどもしっかりした味を出していました。

 元ダレの醤油味はマイルド。塩ラーメン近い味の物でした。


 普通の太さの縮れ麺。多加水のもので、ツルッとした感じ。丼がしっかりと温められていたので、最後まで熱いラーメンであったが、麺が伸びることはなかった。
 腰があると言えば腰があるのだが、固いと言うのと紙一重。喉越しはいい。


 チャーシュー、メンマ、かまぼこ、海苔、ネギ。
 チャーシューは肩ロースの煮豚。味は濃いめで、歯ごたえのあるタイプ。特に美味しいと言うほどのものではない。メンマも味濃いめ。ごま油がアクセントになっている。東京のラーメンでかまぼこは珍しい。

 具の味付けは全体に濃いめ。スープとのバランスが良くない気がした。


 最近思うこと。いろんなところで情報を得て、美味しいと呼ばれるラーメン屋をたくさん回り出すと、それなりのラーメンに出会っても感動が弱い。一年前に食べていたら、きっと感動の大きかったラーメン。
 レベルは高い。アサリを使ったスープの独創性も評価出来る。

 ここを多摩の食い物屋に入れるかどうか悩んだ。多摩から食べに行くにはちょっと遠い。自分の食べた食い物屋の評価と言うことで入れます。
 勤務地が新横浜になりましたから、今後、こっちのお店増えそうです。ご勘弁を。
 

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