No.151
吉祥寺カレー屋まめ蔵(00/8/2)

ジャンル カレー
最寄り駅 JR中央線 京王井の頭線 吉祥寺駅
電話番号 0422-21-7901
住所 東京都武蔵野市吉祥寺本町2−28−15
場所の目安 吉祥寺通りから、東急デパートと富士銀行の間を入って行く。左側にいくつか路地がある。
富士銀行のところから数えて、4本目の路地を左折(角は雑貨屋&車の通れないほど狭い路地)して、しばらく行った右側
営業時間 11:00〜22:00
休み 無休
予約 不可
駐車場 なし
お品 ちきんカレー750円、やさいカレー800円、ポークカレー800円、きのこカレー850円、ビーフカレー850円、スペシャルカレー(ビーフ、やさい、タマゴ)1000円
 ランチセット(コーヒー付き 17時まで)+100円、ディナーセット(ワインorぶどうジュース、ヨーグルト、コーヒー)+750円
 大盛+150円、辛口+50円、タマゴ+50円
ホームページ
mamezou.JPG
コメント
 仕事を早めに切り上げて、吉祥寺へ行く。目的は、どん花と言うカツ丼のお店だった。先週「どっちの料理ショー」で紹介されたお店。店は閉まっていた。「材料切れの為、4時に閉店」との張り紙。テレビに出たら、しばらくは食べられないと思った方がいい。

 どこか新しいお店にぶらっと入るかとも思ったが、お店が思い浮かばない。結局手っ取り早くまめ蔵でカレーを食べることにする。そう言えば、ここでもまだ紹介していなかった。

 まめ蔵は、結構古くからあるカレーと喫茶のお店。場所は、吉祥寺の路地裏である。今でこそ周りにお店が増えたが、まめ蔵が出来た頃は、このあたりは民家の方が多かった。
 外観は写真の如く、ペンションの様な構え。店内もレトロっぽい。テーブル席のみで40人程度の収容力。入口の内側にも外に椅子があり、待ち行列が出来る時もあるようだ。

 この店もよくマスコミに登場する。ちょっと前にもテレビに出ていた。吉祥寺のカレーとしては一番有名かもしれない。

 ベースのルーに加わる具が数種類。手間のかかったカレーとしては妥当なお値段か。
 スペシャルカレーを食べました。さて、感想です。

ルー
 ルーには、大量の炒めタマネギが入っている。多種のスパイスも入っているが、このタマネギがあるために、全体をまろやかにしている。ルーのとろみもタマネギによるもので、小麦粉などでつくるとろみとは別のもの。
 辛口にしたが、辛味もこのタマネギが柔らかく包んでくれて、ピリピリとしない。ルーの量は多く、御飯にたっぷりからめても、後で足りなくなることはない。


 ビーフとナス、シシトウなどの野菜。ゆで卵。皿には一緒にサラダ盛られて来る。また、別皿で福神漬けとらっきょう。
 ビーフはもも肉。表面を焼き固めてから、煮込んだものだと思う。ルーとは、別に煮込まれたものの様で、ルーの味が染み込んでいない。肉のジューシーさはたっぷりとある。ナスは、バターで炒められていた。このバターの味がルーとよく合う。ゆで卵には包丁が入っており、スプーンで簡単に切れる。簡単な事ではあるがよく工夫されている。

 サラダは、サラダ菜とコーンなど。昔は別皿で出てきていたが、今はカレーと同じ皿になった様だ。福神漬けは着色のない醤油色のもの。

 御飯がちょっと軟らかかった。カレーにはもう少し硬めに焚いたものの方が合うだろう。


 完成度の高いもので、まめ蔵のカレーとして誇れるものであろう。
 ただ、スパイスのインパクトはインド風のカレーに比べると弱い。プーさんのカレーを食べ慣れていると、インパクトに欠けるのである。いや、プーさんのカレーの個性が異常に強いのであろう。
 

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