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去年の８月末にオープンした後、ネットやマスコミであっと言う間に有名になったお店。いろいろあって宿題店の筆頭だったのですが、日曜日が休みと言うこともあって、なかなか行けないお店でした。
今日は、午前中は子供看病で休み。午後、仕事から帰って来たかみさんとバトンタッチして、新宿へ（他にメインの用事があった。ここはついでです）。
行ったのは平日の１時過ぎ。昼休みも終わった時間。行列を覚悟で行ったのだが、予想に反して、お店の前には行列はなかった。ちょうど入口に列ぶ。店内には、８人ほどの待ちがあった。
お店はつい最近、開店当初の隣に移り広くなった。写真の左の方に写っているのが昔のお店。まだ、そのままの様である。
外観は、あっさりしたもの。看板の奥にあるトレードマークの薫製用の竈がなければ、ひどくあっさりしたものである。
店内は、また、今風のもの。開店の時には、パシオが絡んでいたはずだが、今回もそうなのかな？カウンターのみで席数は２５席くらい。
くんたまは、すでに売り切れ、普通の竈ラーメンを食べることにする。
さて、感想です。
スープ
トンコツとトリガラ、海産物のダブルスープでしょうか。白濁してはいるが、とろみまではないスープ。鰹と宗田節の利いたもの。煮干しもかなり強く苦味がちょっとある。
元ダレの醤油は上質のものを使っている様で、香りがいい。全体に味は薄め。
開店当初にいったのだったら、きっとインパクトがあったと思う。この半年、トンコツ、トリガラ＋海産物ってスープをあちこちで口にしているので、またこの系統の味かって感じだった。（たぶん）無化調でこの味を作っているのだから、レベルは高いと思う。
スモークのチャーシューと薫製ネギによるスモーク臭も期待していたのだが、これは弱い。たぶん、いろいろ言われて控えめにしているのではないだろうか？
麺
平打ちの縮れのある麺。腰があり、かん水は控えめ。出来のいい麺である。スープへのからみも良かった。
具
チャーシュー、メンマ、ネギ、薫製ネギ
チャーシューは薫製。出来はいいが、先週、わかとら家で食べたものよりインパクトはずっと弱い。メンマは、いい味でした。自家製のものでしょう。薫製ネギは量が少なくほとんど影響のないもの。多めとか、たのめるのかな？
多摩のラーメンの食べ歩きを中心としている私から言わせてもらうと、日々行列を作るほどの店なのか、疑問であった。レベルは高いが、多摩にあるなら、行列になるほどではないと思った。
食べ終わって店の外にでると、２０人ほどの行列が出来ていた。都心はやっぱりすごい。
