No.136

中野島大勝軒(00/5/21)
ジャンル ラーメン
最寄り駅 JR南武線 中野島駅
電話番号 044-911-6792
住所 神奈川県川崎市多摩区中野島6−21−32
場所の目安 中野島駅の改札を出て、右。踏切を渡る。最初の十字路を右折。
 その先クランク状に左、右と曲がりしばらく直進。ジェーソンの先、左側。 
営業時間 11:00〜20:00
休み 水曜日
予約 可能
駐車場 なし
お品 ラーメン450円、塩ラーメン450円、ワンタン450円、ワンタンメン550円、チャーシューメン700円、つめ麺550円、玉子チャーハン500円
他定食など多数
ホームページ
taisyoukenn.JPG
コメント

 このお店の前の道を通る様になって、15年になる。ここに大勝軒があることに気づいたのは、半年ほど前。如何に自分の注意力がないか、情けないものである。今日は、本当なら、オフ会の予定であったのだが、娘がダウンしてドタキャン。息子の方があまりにも暇そうにしているので、二人で自転車で出かけてここで昼飯を食べることにした。

 商店街の中にあっても目立たないお店である。上の方に大きな看板はあるのだが、店のガラスは暗く中が見えない。表にメニューがなければ、何のお店かよくわからない。
 中野島の商店街自身が、大型スーパーが出来て以降元気がないと言う話もあるのだが。

 店内も何となく暗い。テーブルが4つでカウンターはない。汚れた感じのする店内は、女性一人ではかなり入りづらいであろう。

 大勝軒と言うと、必ず帰ってくるのは、どこの系列?って質問。ここは丸長系大勝軒、代々木上原のお店で修行したとの事。だから、メニューもラーメンだけではなく、チャーハンや中華料理の定食がある。お約束の様に、ワンタンとつけ麺もあった。

 行ったのは、日曜日の1時頃。客は一人であったが、私たちが食べ終わる頃には、ほぼ満席になっていた。私はラーメン、息子はチャーシューメンを食べる。
 さて、感想です。

スープ
 トンコツ、トリガラに、煮干しを中心とする海産物が入った、澄んだスープ。濃い口醤油を中心とした元ダレの為に、色は濃い。表面には、多量の脂が浮かぶ。
 煮干しの味は案外と控えめ。醤油の味が強い。全体にうま味は弱め。表面に浮かぶ脂が、こってり感を出している。化調は少ない。


 普通の太さのストレート麺。スープの絡みはあまりよくないが、含水率が低いのでスープを良く吸う。茹で加減はかなり柔らかめ。


 チャーシュー、メンマ、ナルト、ほうれん草、白ネギ。
 チャーシューは、厚めのものが一枚。箸で摘むとバラバラになってしまうほど柔らかいが、煮すぎではなく、ジューシーさはきちんと残っている、味は濃いめ、脂の処理はいい。このチャーシューお勧めです。メンマは固い食感を持つ物。多少臭みがあった。


 コメントが短いのは、誉める要素が少ない時。でも、なんとなく好きになったラーメンなのです。昔懐かしいラーメン。スープが弱いのも、昔よく言われた「秘伝のタレ」なんて時代の、タレ中心でスープは二の次って頃のラーメンを感じさせる。麺は良くなかったのだが、この柔らかい麺とと言うのも、昔懐かしい感じがする。

 子供の頃近所の中華料理屋から出前したラーメンも、デパートの大食堂で食べたラーメンも、こんな感じで、麺は柔らかかった。
 なるとも、最近は入っている所が少ない。50代以上の人には、けっこう受けるラーメンだと思う。

 それに、450円は安い。

 そう言う訳で、大勝軒は、やっぱりそれなりのお店であった。 

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