No.129
とんかつとんき(00/4/14)
ジャンル 豚カツ
最寄り駅 JR中央線 国分寺駅
電話番号 042-325-3892
住所 東京都国分寺市南町3−18−4
場所の目安 国分寺南口に立ち、右斜め前方(モスバーガーと牛丼屋の間)の多喜窪通りを進み、すぐ右側。
営業時間 12:00〜13:30 17:00〜21:30
休み 水曜日
予約
駐車場 なし
お品 ロースかつ定食1500円、ヒレかつ定食1500円、串かつ定食1100円、ライスお代わり80円,50円、ロースかつ1100円、ヒレかつ1100円、串かつ700円、ライス200円、とん汁200円
ホームページ
カメラ忘れました。
コメント
 掲示板で”柴崎住民”さんに情報を頂いたお店です。やっと行って来ました。
 豚カツの有名店、目黒のとんきで修行したご夫婦がやっているお店との事です。目黒のとんきには行ったことがありませんが、サービスがいい、良心的な値段、美味しいと言う評判はあちこちで見かけます。

 そんな訳で期待に胸を膨らませて行って来ました。
 繁華街で交通量も多い場所。駐車場はありませんので、車で行くなら丸井の駐車場にでも停めましょう。

 行ったのは、金曜日の夜8時半頃。
 外観は綺麗に掃除されているが、古くからある感じ。普通の豚カツ屋である。
 店内に入ると、まず目を引くのは、白木のカウンター。目黒のとんきにも、大きな白木のカウンターがあると言う。それをまねた物であろう。

 10席ほどのカウンターはほぼ満席。連れもいたので奥の座敷に通された。テーブル席は4つ。座敷の方は掃除は行き届いているものの、壁などは薄汚れている。
 テーブルには、樹脂製のケースに入った豚カツソースと、爪楊枝のみがあった。

 席につくと、すぐにお茶とお手拭き(布製)が、運ばれて来る。店員の対応はいい。私はロースかつ定食を食べることにした。
 ロースカツと豚汁、御飯と、お新香がセットになっている。

 さて、食べた物の感想です。

とん汁
 里芋、大根、豆腐、豚ロースの脂身の白味噌仕立ての豚汁。豚の脂身は、臭みが全くなく、豚のうま味がよく出ている。店で使っている豚が上質のものであることがわかる。豚のダシがつゆによく出ている。白味噌は控えめで味はそんなに濃くなかったが、全体のバランスは非常にいい。今回食った中では、この豚汁が一番良かったかも知れない。 

ロースかつ
 皿に、豚カツ、キャベツ、トマトが乗ってくる。
 豚カツのサイズはそれほど大きくない。厚みは1.5cmくらい。脂身は多くない。衣は卵が多めのもので、パン粉は小さいもの。ドライのパン粉を使っていると思う。
 衣は非常に薄く、パン粉の量も少ない。卵を付けて唐揚げにした感じに近い。縦横に包丁が入り、一口サイズになっている。
 衣の色は濃く、肉の中心部までしっかり火が通っている。肉は多少硬めであるが、豚らしい食感を与えているとも言える。臭みはなく、良質の豚を使っているのがわかるが、多少揚げすぎの感がある。肉汁が逃げてしまっている。また、肉が縮んだ為か、薄くパリパリの衣と分離してしまっている。

 トマトは小さい。キャベツは、非常に細く切られている。水にさらしてはいるが、パリパリと言うほどではなく、しっとりと柔らかいもの。さらしている時間が短いと思われる。キャベツの甘みがちゃんと残っている。さらしているのは普通のお水でしょうね。氷水だと、もっとしゃっきりするのでしょうが、キャベツが冷たくて味がわからなくなる。私はここの様なキャベツの方が好き。

御飯
 柔らかめに焚いた御飯は、まあまあのもの。豚カツ食って、御飯がまずいと悲しいですよね。


 一番印象的だったのは、サービスの良さ。アルバイトだとは思うが、店員の言葉遣いや態度はよかった。食事を始めてしばらくすると、いいタイミングでキャベツのお代わりを聞いてくる。食事が終わる頃には、新しいお手拭き。途中でお茶の交換にも来た。継ぎ足すのではなく、冷めたお茶を捨てて新しい物を入れてくれた。
 お茶自身はそんなにいいものじゃなかったけど。

 串かつも食べてみれば良かった。

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