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コメント 今日は私の誕生日。仕事も早くキリが着いたので、お祝いの食事にラーメン屋へ(^_^;) てな、訳ではない。誕生祝いは、すでに日曜日に済ました。今日は、時間があったのと、かみさんが仕事で帰って来るのが遅かったので外食となったのである。 この前、このページを見ている方から、DMを頂いた。その中に書かれていたのが、この大勝軒。こんな突然に出来た時間がないといつ行けるがわからない。家族で出かけることにしました。 カーナビに頼ってしまったのと、土地勘の無い場所なので、場所の説明が出来ません。駅近くの鹿沼公園を右回りに回って行けば見つかると思います。 繁華街から一本入った場所にあり、向かい側が公園の為暗い感じのある通り。その中に、明るい一軒がある。ここが大勝軒。 黄色が基調の看板。昔ながらのラーメン屋って感じがしますよね。創業は、25年前。永福町の大勝軒の流れを汲む店で、現在は二代目がやっている。 お店に入ると、煮干しの香りが漂っている。子の香り、久々に嗅いだ。昔たけちゃんに行くといつもこの香りがあったのだが、最近はなぜだか弱いんですよね。 お店は、新しく広い。30人以上の収容可能。行ったの夜の7時であったが、客数は0。食べている間に、あっと言う間に席が埋まった。人の流れには波がある。不思議なものである。 店は25年前のものではないと思った。ここ数年の間に改装されていると思う。でも、メニューの掲げ方とか、店の雰囲気はなにかレトロ的なものを感じさせる。キリン食堂のレトロとは全く別質のものであるが、これもレトロであろう。私はこっちの方が雰囲気が好き。 大勝軒に共通する、ボリュームを恐れて、注文の時に、ラーメンの量を確認してしまった。4人前頼んだら、どうにもならない可能性があったから。でも、普通のラーメンよりちょっと量が多い程度と言うことなので、それぞれが1品を注文することにした。私はワンタンメン。他の3人は普通のラーメン。 出てきたラーメンは、確かに普通のラーメン一杯よりちょっと多いかな?と言う程度であった。でも、スープまで飲みきったのは私だけ。あっさりした東京風のラーメンであるからあの量が食べられるがねこってりしたものだったら、大量の食べ残しが出たであろう。 さて、感想です。 スープ イワシの煮干しを中心として、鰹節など、海産物の強いもので澄んだもの。。トリガラや豚骨も入っている。ものの本によると、ジャガイモも入れるそうであるが、スープからそれを感じることは出来なかった。濃い口醤油ベースの元だれ。 店に入って、煮干しの香りに麻痺しているはずなのに、出てきたラーメンは更に煮干しを感じさせた。スープは煮干しを中心とした海産物の味が強い主張を持つ物。うま味が強い。トリガラや豚骨はその味を引き立てると言う感じ。この手のスープ大好き。スープの量はかなり多かったが、最後まで飲んでしまった。多少の酸味と煮干し特有の苦味があったが、私にはまったく問題ない。 表面にラードが浮かぶが、臭みもしつこさもないあっさりとしたものだった。 麺 普通の太さで、多少の縮れがある。加水率は多少低めか?茹で加減は、比較的柔らかめ。これも昔からのラーメンと言う感じを与えてくれた。 麺に関しては、それほどの個性は感じなかった。 具 チャーシュー、メンマ、海苔、ワンタン、白ネギ。 いたってシンプルな具。ほうれん草、ナルトなんてものが入ると昔ながらのラーメンと言うことになるのでしょうが。 チャーシューは、肩ロース。とろける系ではなく、しっかりした肉の食感を感じさせる物。多少ぱさついた感じはあったが、肉の味はしっかり出ていた。メンマは戻し方が良くない感じが、臭みは無かったが固い。 ワンタンは、想像以上に量が多かった。具は少量でワンタンらしいもの。出て来た時点での茹で加減は良かったのだが、麺の下に隠れていることに気づかなかった。しばらく経って発見した時には、トロトロ状態。 ワンタンメンって、子供の頃にはよく食べたけど、最近は食べていないメニューであった。懐かしかった。 私にとっては、懐かしいラーメン系のものであった。でも、スープに関しては、過去の味ではない。今の時代において十分存在価値を認められる物。 |