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コメント 新年度のバタバタで、なかなか外食が出来なかったのだが、やっと一軒。 ラーメン激戦区の町田まで行って来ました。町田の中でも、成瀬は有名店が集中している。「大文字」と「ばりこて」は食べたので、今日は「一期一会」に。 場所は、成瀬駅周辺の繁華街からは離れ、住宅街の中にある。ビルの一階で、夜には目立たない場所。隣の酒屋に気を取らていて、一度通り過ぎてしまった。 行ったのは、夜の8時前。入口には、どでかく店名が書かれている。小さな張り紙は、営業時間の変更等のお知らせ。店名と一緒に書かれた昔の営業時間を隠しています。 店内は、カウンターとテーブル2つ。と思ったら、テーブルの方は、順番待ちの為の席でした。カウンターで14人くらいかな。 カウンターは高い仕切がなく、厨房の中がよく見える。客は2人だけ。私が食べ終わる頃に一人入ってきた。雨の為か。それとももっと遅い時間に混むのかもしれない。 店主は、カウンタの外に出て、テレビを見ていました。販売機による食券制。ドリンクメニューも多く、ギョウザを中心としたつまみの類もある。一杯飲んでから、一杯と言うお店の様である。 寸胴に麺を投入してから、どんぶりの準備をせずに何かやっている。しばらくすると、箱膳に4種の前菜の盛り合わせが出てくる。これがこのお店の特徴の1つ。単なる演出ではなく、適度の塩味のついた前菜を食べることで、味覚を整えてから、ラーメンを食べてもらいたいと言う考えがあるとの事。 出てきた前菜は、ゆで卵、ジャガイモのサラダ、モヤシとキャベツを茹でて、醤油とごま油などで味付けをしたもの、メンマであった。サラダ以外は、ラーメンの具となるもの。先に食べるも良し、ラーメンが出てきた時に、自分でラーメンに投入していい。 前菜が出てきても、どんぶりの準備はスローペース。かなり長い茹で時間が必要な、麺の様であった。 さて、感想です。 スープ 九州系の様な白濁の強い物ではない。粘性も低い。豚骨ベースのスープです。お店の中に入った時にも思いましたが、豚骨のあの独特香りがほとんどありません。表面に脂は浮いていますがそれほどしつこくない。また、元だれに入っているのかスープに加えられたいるのがわかりませんが八角が入っています。これが独特の味と香りを与えています。 八角が嫌いな人にはちょっと辛いかも。飽きずに最後まで飲めました。また、おろしニンニクを少量加えると、味が引き立ちます。 他では出会ったことのない、スープでした。 麺 太いストレート麺で、断面は角の立った正方形。透明感のあるものでした。長時間に茹でているのに、十分な腰があり、表面はツルッとしたもの。手打ちの質のいいうどんを思い出させるものでした。太い割には、麺とのからみもよかった。 具 前菜としていろいろ出てくるので、ラーメンに乗ってくるのは、チャーシュ、海苔、ワカメだけ。 チャーシューは、肩ロースで厚めのものが一枚。柔らかいが、ちょっとぱさついた感じがある。 ゆで卵、メンマは、ラーメンに入れて食べた。ゆで卵には、弱い塩味がついている。メンマも味が控えめ。固いところは無かった。 まとまりのいいラーメンだったが、インパクトは弱かった。そんな感じ。 |