No.104
深水庵(99/12/12)
ジャンル 日本蕎麦
最寄り駅 京王線 調布駅よりバス
電話番号 0424-82-7337
住所 東京都調布市深大寺元町5−6−10
場所の目安 甲州街道の下石原交番前の交差点を曲がり武蔵境通りに入って北に進む。深大寺入口の信号を右折してしばらく進んだ左側
営業時間 10:30〜18:00頃
休み 金曜日
予約 不可
駐車場 20台程度
お品 深大寺そば600円、ざるそば650円、とろろそば700円、おろしそば620円、天ざる1200円、かけそば650円、たぬき670円、天ぷらそば950円、そばどうふ250円他。
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コメント

 日曜の昼。たまには外食と言うことで、深大寺に行く。天気良かったし、新蕎麦時期だし。

 深大寺前のこの通りには、門前蕎麦としてそば屋が並ぶ。深大寺と神代植物公園に来る観光客目当ての店ではあるが、古くから手打ちを守っている店が多い。
 家族で店の前に着いたのは、昼の1時半。この店。駐車場が広い。駐車場の奥になる。入口の小さい看板がないと、そば屋なのかどうかわからない感じ。でも、週末の営業時間中は客が絶えることはない。

 土間のテーブルと座敷、それに流行のオープンエリアがある(笑)。席数はかなりの数だが、バラの時期などは、待ち行列が出来たりしている。

 入口の小屋で注文を言って料金を前払いして中にはいる。さすがにこの時期は空いている。深大寺そばと言うのが、普通のもりそば。私はこれを食べた。家族はたぬきそば。あと、みんなでそば豆腐と言う新メニューをつついた。

 手打ちのそばは、ごく標準的な太さで、手切りらしいばらつきがある。つなぎの小麦粉は、2〜3割程度。二番粉で作られたごく標準的なそば。しっかりした腰があり、表面の艶もそれなりにある。そばの香りは薄い。一部くっついてしまっている所があるのは、打ち粉が足りないと言うより、そばの扱いが雑な為か。量は値段の割には十分。

 そばのつゆは、だしは、鰹と昆布。雑味がある。また、返しの方も洗練されたものではなく、中途半端な甘みのあるもの。熟成が足りないのであろうか。

 付け合わせに、野菜の天ぷらも食べた。からっと揚がっているが、衣には米粉が入っている。揚げ煎餅の様な味になるので、私が好きでない。

 そば豆腐は、豆腐にそば粉を入れたもの。たぶん挽きぐるみのそば。そばの味があり面白いものであったが、それだけ。
 
 深大寺のそば屋。いくつか食べた中では、私はここの蕎麦が一番好きである。手打ちではあるが石臼挽きではないし生粉打ちでもない。玄蕎麦の産地もわからない。付け汁も洗練されたものではない。だけど素朴な感じがあって好きなのである。

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