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コメント 6月にきむ@八多摩さんに紹介してもらい、三多摩ラーメン物語のタマラーさんが、今年の一押しにする店。やっと行って来ました。 場所は南平のダイクマのすぐ近く。南平の駅からも歩いて、1,2分と言う所です。写真の左側にあるタテカン。消してあります。お店と関係ないのものでしたので(^_^;) 外観は黄色が基調のラーメン屋らしいもの。内装も素っ気なくて、多少汚れたラーメン屋っぽいものでした。4人掛けのテーブルが4つとカウンタ3席。9時前に行って客数は8。 醤油(中華そば)、味噌、塩の3種があったが、スープは同一なのか不明。醤油は八王子系のラーメンでしたが、味噌や塩に同じスープを使っているかは不明。八王子系に味噌や塩があるのは何となく不思議である。 後はトッピングの組み合わせで各種のラーメンがある。標準となりそうな中華そばを大盛りにして、煮卵を付けた。 さて感想です。 スープ トリガラベースに、昆布、鰹、煮干などの海産物、野菜、豚骨も入る。澄んだスープの表面には、鶏の脂が浮かび膜を張る。元だれは醤油ベースで、生の醤油を多めに使っている様である。味は濃いめ。化調はそんなに多くない。醤油のスキっとした味と海産物のバランスが良く、あっさりとしているが飽きの来ない味に仕上がっている。食べ終わった後、舌に酸味が残るのは、昆布の使い方の問題であろうか。でも、良くまとまったスープである。 麺 ちょっと細目の縮れ麺。加水率は低いもの。軟らかいが、芯には腰が残っている。ラ博の武内さんが「何回も行きたくなるラーメン店100」の中で、八王子の星の家の麺の評価に、「芯まで火が通ってやわらかいが、けっしてのびているわけではなく、歯ごたえを残している」と表現しているが、私は星の家より、このお店の方がその評価があっていると思う。 結構気に入りました。 具 チャーシュー、メンマ、海苔、タマネギのみじん切り。それに、トッピングの煮卵。 標準の中華そばで、450円と言う安めの設定。具のボリューム感がないのは、仕方ないでしょう。 チャーシューはバラ肉をロールケーキの様に丸めて作ったもの。サイズは巨大だが、薄いものが一枚。脂身と肉の比率は7:3くらいで、バランスが良くない。柔らかくはあったが、肉の味がない。特に脂身の部分は水っぽく豚らしさがなかった。巨大であるが為に味も内部まで染み込んでおらず、評価は低い。メンマは、スープと同様に醤油の味を基調としており、硬めの食感も悪くはないが、臭みが残っていた。海苔は、星の家と同様、名刺の半分くらいのものが一枚。なんとも情けないサイズ。タマネギは、水にさらす時間が長いようで、それほど特徴を感じなかった。 煮卵は、暖められていた。味が薄め。1個丸ごとの煮卵が入る場合。元が冷たいとスープの温度だけでは、中心まで暖められない。結局は冷たいものを食べることになる。温かい煮卵を入れると言うのは、評価に値する。 具に問題はあったが、麺とスープはなかなかのもの。気に入りました。一気に食べてしまった。 ラマラーさんは麺の評価が低いんですよね。私は、ここのスープには合っていると思った。総合評価は同じくらい高いのだけど、中身はずいぶん違う。 帰りがけに、ご主人にちょっと話を聞きました。チャーシューの形状、スープのベースとなっている味などが、星の家に近いと感じたから。 他の(八王子系を含む)ラーメン屋での修行経験はないそうです。似たような麺を使うと同じ様なラーメンになると言っていました。そんなものなのかな〜〜〜。 |