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１０月の２６日にオープンした新店です。
大勝軒。３つの系統がありますが、ここは中野を起源する丸長グループの系列。代々木上原のお店を親としているそうです。
場所は、黒川と柿生を結ぶ道路沿い。宅地の為に最近整地されたあたりである。行ったのは夕方６時過ぎ。日の落ちるのが早い最近、街灯以外明かりのないこのあたりは寂しい感じがする。
そんな中に新築のお店がある。
店内は明るい感じ。テーブル席と座敷。カウンターがある。厨房は、カウンターより一段高い感じで、中は見えない。客数０、後から２
席に着くと、布製のおしぼりまで運ばれて来る。メニューに列ぶのは、麺だけではなく、中華料理がいろいろ。つけめんが有名なメニューであるが、今回はまず普通のラーメンを頼んだ。おしぼりまでもらって置いてなんだか悪い感じ。
さて、感想です。
スープ
とんこつにとトリガラに海産物系のだしが入った、澄んだスープです。元だれは醤油と味醂がベースのもので、東京ラーメンらしいものでした。全体に味は薄めですが、麺には、あっていると思います。海産物系の苦味と、ちょっとした酸味がありましたが、注意しないとわからない程度でしょう。
鰹などの香りが良かった。
麺
自家製麺の卵麺。ちょっと太めのストレートです。麺の味もなかなかですが、麺の食感がいいです。プニプニとでも言うのかな？手打ちのうどんに近いような食感。表面が滑らかで、喉越しも良かった。
スープの弱めの味は、麺の味が良くわかり、ここのような、出来のいい麺には、良かった。
具
チャーシュー、ほうれん草、メンマ。オプションで味玉を付けた。
チャーシュは、ちょっとぱさぱさした感じがある。肉の味は良く出ている。味付けは濃いめ。ほうれん草はなぜか茎の部分だけだったが、茹で加減は良く、ラーメンにはあっている。メンマは懐かしい味がした。味玉の味付けは薄目。薄目のスープにあっていた。
麺は、非常に良かった。スープは、今の時代にあっては飛び出た特徴もない、平凡なものであるが、昔ながらの東京ラーメンを感じさせるスープは、多摩では珍しい。
ほんと懐かしかった。何でナルトが入っていないのだろう。なんて、どうでもいいことを考えてしまった。
