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コメント 11月13日に開店した新店。我が家から歩いて行ける距離。もっと早くにレポートすべきであったが、開店当日から、長い行列。とても列ぶ気になれず、今日になった。13日〜16日までが全品半額。これが行列のが第一の原因であった。 いわゆる横浜ラーメン。家系ラーメンのお店である。調べてみると吉本家には、2系列あるらしい。元々は1つだったのかも知れないがどうもわからない。ここは中山に本店のあるお店。もう一つの系列は厚木を中心として広がっている。 中山本店以外に、水道橋、戸塚、大和、大船の支店がある。この中山を本店とする吉本家は評価もバラバラ。どうも良くわからない。 また、私は家系をあまり食べていないし、今まで食べてそれほどいいと思ったことがない。どうも自分に合わないラーメンなのかも知れない。このお店の評価も的確ではないかもしれない。 行ったのは、夜の7時15分。今日も店の前は行列。15人ほど。どうやら、半額セール以外にも半額券が配られている様で、多くの人が持っていた。 席に着けるまで、15分、さらにラーメンが出てくるまで15分かかった。行列しているうちに、オーダーを聞いているのに、これだけ時間がかかっていた。 店の外観は、白を基調とした物で、ガラスの部分も大きく開放的。店内は、明るく、かなり広い。板張りの内装も普通のラーメン屋とはひと味違う。カウンターで9席。詰めれば6人座れるテーブルが3つ。詰めれば4人座れるテーブルが3つとなっている。水はセルフサービスで店内禁煙。 テーブル席に案内されたので、厨房の様子は見ることが出来なかった。平日と言うのに、家族連れが多い。回転が悪いのが、行列の第二の原因。 周囲の会話を聞いていると、家系のラーメン初体験と言う人も多いようである。 メニューは多種のトッピングがあるものの、ラーメンは1種類。あと、餃子があるくらいである。 らーめんに味玉のトッピングを食べました。 さて、感想です。 スープ 家系ですから、醤油トンコツ。白濁したトンコツのスープに醤油の元だれ。もう一つの特徴の表面に浮く脂の量は少ない。地域に合わせてこの支店のみの事なのか、吉本家全体が脂少な目なのかは、他の店を食べていないのでわからない。スープの方もそれほど濃厚な物ではなく、どちらかと言うとあっさりで粘性も低い。トンコツ臭も弱く、大人しい感じ。化調もけっこう入っている。元だれの量は少なく、醤油味は弱い。なんだが、全体的に薄いのよ。 麺 家系の特徴である極太麺。けっこう塩味がある。湯きりが悪いようで、スープと分離した感じがした。茹で加減はけっこう柔らかめ。ちょいと茹で過ぎと言う感もある。これも太いと言う以外にはあまり特徴を感じなかった。 具 チャーシュー、海苔、ほうれん草。 チャーシュは茹でただけのもので、味は付けていないと思う。茹で方はいいが肉は良くない。臭みがあり、筋張った所があった。ほうれん草の茹で具合もいいが、これは水をちゃんと絞っていない。海苔はここもだめ。 テーブルには、おろし生姜、おろしにんにく、辛味噌があったが、胡麻はなかった。 スープににんにくを加えてもあまり味の変化はなく、印象は変わらなかった。 な、訳でやっぱりあんまりいい印象はなかったな〜〜〜。でも、稲田堤近辺では、いい方なのかもしれない。 半額セールで人を集めて、店の前に行列を作ると言うのは、いい宣伝方法だと思う(皮肉ではなく、本当にうまい方法だと思う)。それなりの交通量のある川崎街道沿いですから、あの行列を目撃したドライバーは、きっと行きますよね。しばらくは客足の絶えない繁盛店になるでしょう。 すぐ近くにある、麺ロードも、開店当時はずいぶん賑わった。問題はその後でしょう。どれくらいのリピータを捕まえられるのだろう。 帰りに、一家の前を通った。客数0。オヤジさんが暇そうにしていた。そりゃそうですよね。元々ラーメン人口が少ない場所だもん。味のレベルはそんなにかわらないと思うのだけど。 00/1/17 久々に行ってきましたが、行列は解消した。また近所のホンダクリオの前に、駐車場が10台分出来た。 お味の方もスープが安定して、開店当初よりはよくなったと思う。行列がなければ、また行ってもいいと思えるお店。 |