|
||||||||||||||||||||||
コメント 去年の冬に、とらさんで話が出てて、10月にヨッシーさんからも推薦を受けた店。やっと行って来ました。 本当は、○に全と書く。 もっと早くに行けばよかったのですが、どうもあの辺でラーメンを啜っていると、会社の誰かに会いそうで(^_^;)。忙しいはずなのに、こんなところで何やっているの?なんて言われるのがいやで、仕事が一段落したところで行って来ました。 写真の方も、初挑戦で、ストロボ焚いて見ました。けっこう綺麗に撮れた。ラーメン屋なのに、赤がほとんど使われていない外観。珍しいと言うか、インパクトがないと言うか。大人しいです。 場所は、分倍河原の駅のすぐ近く。車だと、旧甲州街道の京王線踏切の近くで、どこかの駐車場に停めて、分倍河原の商店街に入って行くことになります。 お店の中も白が基調でシンプル。デザイン的な事を考えた物ではなく、質素な物。行ったのは夜の八時過ぎ。客数1.カウンターのみで10人も入れば一杯になる店。 閑散とした店に、従業員は2名。ちゃんと商売になっているのだろうか、心配になるような店。 メニューもシンプル。しょうゆラーメンのみ。大盛は、ある。 しょうゆラーメンを頼みました(って当たり前だろう!!) さて、感想です。 スープ 済んだトリガラとトンコツのスープ。元だれの醤油味は濃いめ。表目には多量の豚の背脂が浮くが、脂の質はよく、臭みはあまりない。基本的にはサッパリしたスープだが、背脂でボリュームを出している。背脂が蓋をするため、スープは冷めない。猫舌には辛いかも。化調は多め。一口目は醤油の味をスープが強調する感じがあって、なかなかいいと思ったのだが、食べ進むうちにちょっと飽きてきた。 でも、子供の頃食べた、懐かしいラーメンの味に近くて、幸せを感じました。 ちょっと脱線します。 東京ラーメンの元だれ。蕎麦やうどんに使う返しだと言う人がいますが、私は、返しとは別の物だと思ってます。 返しは、酒、味醂、砂糖、醤油などを煮込んで、10日から1ヶ月程度熟成させて作ります。使われるのは調味料のみ。元だれの場合は、煮込むときにだしの成分になる物を加える事が多い。たとえば鰹節を一緒に煮込んだりする。また、熟成の期間をおくと言うこともしないと思う。元だれは、返しではないと思ってます。 麺 普通の太さの縮れ麺。中心部にシンを残す茹で加減。腰があると言うのとはちっと違うかもしれない。かん水の効いたものでした。 適度にスープを吸った。まあまあか。湯きりを非常にしっかりやっていました。麺が冷めてしまうのでは無いかと心配でしたが、熱いスープのおかげてちょうどよかった。しっかりした湯きりが、スープとの絡みをよくさせています。 具 チャーシュー、味玉半身、ワカメ、メンマ白髪ネギ、海苔、岩のり、ナルト。 具だくさん。嫌いな物がある場合には、ディスオプション出来ます。500円のラーメンにこれは、頑張っていると思った。 チャーシューは、固くて豚の臭みもある、醤油味がかなり強い。あんまりよくなかった。味玉は普通。ワカメは厚めのもので、これもあまりよくない。 メンマは醤油味が強いが臭みはなく、食感も悪くない。白髪ネギは、ネギ全体を細く切ったもので、厳密な意味では白髪ネギではない。海苔は小さくて味が良くわからなかった。岩海苔は、香りが強く、好みが分かれるところ。私は気に入った。 500円で、これだけ具の多いラーメンを出しているのは、偉いと思った。 懐かしさを感じさせるような、東京風のラーメン。あんまり有名ではないが、頑張ってもらいたいと思った。お近くの方は、一度お試しください。 営業時間がすごくアバウトですが、昼飯と夕飯を食べる時間には開いていると思います。 00/ 7/10 コメント追加 このページをご覧になった方より、メールを頂きました。 丸全食堂のご主人とよく話をされるそうです。私のコメントと食い違いがあるとの事。違いは以下の2点です。 1. トリガラはスープが濁るので一切使用していない。 2.化調はほとんど使用せず。 もう一度食べに行って確認した上で修正させて頂きます。 |