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コメント ラ博の武内さんの本「何回も行きたくなるラーメン店100」に出ていたお店。 場所は、どこの駅からも離れています。町田からバスが出てます。小山田行き。図師大橋のバス停からすぐ。 人家もそれほど多くない、ちょっ寂しい感じの場所にあります。店の外観も内装もファミレスに近い物。厨房は店からは見えません。ラーメンの専門店ではなく、中華料理店です。麺のメニューもバリエーションがある。天津麺や坦々麺も食べてみたくなった。 行ったのは夜の7時過ぎ。周りの環境なのか客は少ない。広いみせなのに、4人ほど。私が入ってきたことに、お店の人はしばらく気づかなかった。ゆっくりとメニューを見られた(^_^;) 特製ラーメンにも惹かれたのだが、普通のラーメンと餃子にする事にした。 さて、感想です。 スープ トンコツと豚の肉もつかっていると思います。濁りはなく、表面に浮かぶ脂も少ない。見た目からは海産物系のだしで作った和風のラーメンに見えるようなものでした。 味はまろやかで深みのあるもの。豚の味がしっかり出ています。元だれは醤油ですが、味は控えめ。 全体的に非常にさっぱりしたスープです。あまりに控えめなので、途中で飽きてしまうかと思いましたが、最後まで同じ味が楽しめました。 最近のラーメンの傾向からいうとあっさりしすぎているかも知れませんが、懐かしさを感じるようなスープでした。 麺 メニューなどには、手打ち麺となっていますが、自家製の機械製麺らしいです。 アルカリイオン水を使って作られた麺は、細目の平打ち縮れ麺。形状はインスタントラーメンの麺に非常に近い。 色は茶色がかったもので、他では見たことのない色でした。 食べて見ると、しっかりした腰がある。また食べ終わるまで、ほとんど伸びることなく、最初と同じ状態を保っていました。 味はこれもあっさり。細く縮れた麺には、スープがよくからむ。 具 チャーシュー、メンマ、ワカメ、ナルト、 白ネギ。 チャーシューは固めでしたが、筋張っているわけではない。ただ、味の方は、醤油をベースとした味付けが非常に強い物でした。ラーメンと交互に口に運ぶとアクセントになるかもしれません。私は、最後の方まで取って置いたのでびっくり。それまで楽しんだ味の感覚が壊れてしまった。 メンマは普通。ナルトがなんか郷愁を誘う。 単純な刻みネギがいいアクセントになる。サッパリしたラーメンにいいですね。このネギ。近頃の東京近郊のネギとしては、辛みと味が濃い。通常の市場から入れているものなのだろうか? 懐かしい味のラーメン。澄んだサッパリのスープ。具のナルト。なんだかほんとに懐かしいのよ。 パンチはないけど、奥の深いラーメンとでも言うのでしょうか。さすがに武内さんは、いいラーメン探してきます。 そう。餃子。これもそれなりのものでしたよ。 |