No.88
すずなり家(閉店)(99/10/19)
ジャンル ラーメン
最寄り駅 京王線 聖蹟桜ヶ丘駅
電話番号 042-375-3337
住所 東京都多摩市関戸2−31
場所の目安 聖蹟桜ヶ丘駅から、川崎街道に出て左。そのまま5分ほど歩いて、鎌倉街道との交差点を左折。50mほど先の左側
営業時間 11:00〜24:00
休み 水曜日
予約 不可
駐車場 なし
お品 かけらーめん350円、正油らーめん500円、とんこつらーめん600円、ネギらーめん700円、チャーシューめん800円、スペシャルらーめん700円他多数
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コメント

 ここは、8月までさつまっ子と言うお店が在った場所。名前だけ変えて、さつまっ子と同じラーメンが出てくる期待もあったので行って来ました。
 開店は、10月の7日。出張続きで行けなかった。やっと行って来たのですが、結果は大はずれ。

 行ったのは、夜の9時前。店の外観は赤が基調。でも、周りが暗い一帯にあるので、あんまり目立ちません。もっと怪しい外観にでもした方が人を呼ぶかもしれません。
 駐車場はありません。店の隣の駐車場は、関係ないのでご注意を。

 客数は0。後から3人ほど。
 店には、メニューがずらりと並べて書いてある。つけ麺、醤油、トンコツの3種に、トッピングの組み合わせで、多数のメニュー。また、ここの売りである、焦がしネギ入ったスペシャルもある。

 お店のお勧めは、とんこつとスペシャルらーめんだったので、スペシャルの方を頼みました。店の看板に「なんとスープが真っ黒」とあるのは、スペシャルらーめんに入った焦がしネギの事。

 さて、感想です。

スープ
 トンコツベースに野菜。和系のだしは入っていない。濁ったスープに醤油ベースの元だれ。トンコツの匂いはほとんどない。
 スープは濁ったもの。スープ自身の脂は少ない。味は深みがない。薄っぺらで化調が多い。途中で完全に飽きてしまった。 


 普通の太さのストレート麺。腰が無くクチャとした食感があるのは、茹ですぎだけではなさそうである。
 湯きりはそれなりにしているし、鍋の中で麺を泳がせる茹で方をしているのに、麺の表面はヌルヌルなのである。麺自身に問題があるのだろう。


 チャーシュ、メンマ、海苔、ワカメ、とスペシャルの焦がしネギ。
 チャーシューは大きめで厚さもあるものが、一枚。でも、肉が固くて、パサパサしている。メンマは既製品だと思う。
 一番の問題は、焦がしネギ。低温のラードで長時間揚げたものではあると思うのだが、これが美味しくない。

 苦いくて、ベチョベチョなのである。低温で長時間揚げるのは、ネギを焦がさすにネギの中の水分を飛ばして、甘みを凝縮するのが目的だと思うのだが、ここのは、ネギの刻みが荒くて水分が逃げておらず、表面は焦げて苦味が強くなってしまっている。揚げネギではなく、ほんとに焦がしたネギなのである。また、ネギの表面に大量についたラードも、スープを脂っこくさせてしまっている。

 な、訳でいいとこなしのラーメンでした。
 ほんとは、ここに書くレベルのラーメンではないと思います。ただ、「さつまっ子の後に新しいラーメン屋が出来たので、試してみます」と、あっちこっちの掲示板に書き込みした手前、一応書きました。
 営業妨害する気もないし、私ひとりの意見ですから、ここを見て、食べに行くのやめるのではなく、自分で一度試してください。

 もしかすると、トンコツの方が美味しいかもしれないし。 

  

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