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コメント 休みにちょっと遠征。息子と二人で行って来た。娘とかみさんは、娘の卒園した幼稚園の運動会。私は、今週の出張の買い出しついでに行って来た。 時間は昼の1時頃。まずは道に迷った。16号。横浜の方から来て、20号にいったん合流して、その後右に分かれる。すぐの浅川を渡る。この近所であることは確か。曲がり口が見つけられず、JOMOのある道を左折してしまう。1丁目5番地であることは確かなのだが、店の痕跡も見つけられない。16号に戻って、曲がり口を探そうとしたところで、息子が「星の家駐車場」の看板を見つける。5年生になると、多少は使える物だと感心する。 曲がり口は、一方通行の狭いもの。中野上町の信号を過ぎたら、即左と考えましょう。狭い路地を入って行くと目の前に広い駐車場。これが全部ラーメン屋の駐車場と言うことに気づいて驚く。 行列を覚悟していたのだが、2人と言うこともあって、すぐに座れた。息子はチャーシュー麺並。私は大。 席についてから、ラーメンが出てくるまでかなり待たされた。その間、店の外には、あっと言う間に行列。 店内は、昔からのラーメン屋と言った感じ。イスやテーブルが物語っている。カウンターとテーブル席。全部で30席以上あるとおもう。カウンターと厨房を遮る衝立はかなり高い。テーブル席に座ったのだが、厨房は全く見えなかった。 ラーメンが出てくるまで、15分くらいかかった。この店が行列を作っているのは、ここにも原因があるのでは? ラーメンは出てきたがレンゲがない。レンゲは、カウンターの高い衝立の上に置かれていた。自分で取ってくるらしい。カウンターに座ったときにはいいが、テーブル席の場合は面倒くさい。テーブルごとに置いておいてもらいたい。 八王子系の代表選手とも呼ばれるお店。 さて感想です。 スープ トンコツベースに、オックステール、牛タン、貝柱に、椎茸などが入っていると、本には書いてある。表面には多量の脂が浮いている。醤油ベースの元だれの味は濃いが、一口目は甘く感じた。 これは、スープに牛を使っているためであろう。トンコツがベースであるが、複雑な味である。野菜の類もいろいろ入っている感じである。 スープの温度は高い。その上、脂が蓋をしているので、なかなか冷めない。息子は熱さに苦戦している。 食べ進むにしたがって、脂が気になる。臭みのあるようなものではないのだが、ちょっとしつこい。脂がなければ、この複雑な味のスープをもっと楽しめたと思う。 多種の具が混ざり合って作られた味は、大人しい感じで、強く印象に残るものはなかったが、最後まで美味しく食べられた。息子もスープまで完食。 熱いスープに溶け出すタマネギの味もなかなかいいアクセントでした。 麺 普通の太さの縮れ麺。出てきた麺はずいぶんと軟らかい。これがなかなかくせ者。意見の分かれるところであろう。軟らかいけど腰があるって感じるか、ゆで過ぎと感じるか。意見は二分している様である。 第一に言えることは、この茹で加減ミスではなく、ここの特徴であると言うこと。また、麺も柔らかさの中にもそれなりの歯ごたえがあることは確かである。ただ、ツルツルシコシコって言うあの感触を期待すると裏切られる事は確かである。 麺は軟らかい為もあって、スープを良く吸う。最後の方になると、麺の色が変わってしまうくらい。 私には、インスタントラーメンの麺に近い感じがして、ここの麺は好きになれなかった。好みの問題なのであろう。何回か試してみたい。そのうちお気に入りになってしまいそうな気もする。 具 チャーシュー、メンマ、海苔、ナルト、タマネギ チャーシューは、バラ肉を丸めて縛って作った物。大きなチャーシューは、五枚でどんぶりを覆い尽くし、スープは見えない状態。喜んでチャーシューをつまみ上げたら、これが薄い。悲しいほど薄い。肉の歯ごたえ等を楽しむには、これは薄すぎる。味の方は、臭みもないくて、軟らかくてなかなかいいが、脂の多いスープに、三枚肉の脂分がさらに追加されるのでかなりしつこくなる。 メンマは、陰に隠れているが良くできたものである。たぶん手で裂いたもの。細目に仕上げているが、適度な食感を残す。 海苔は、名刺の半分くらいのものが、一枚。なんか寂しいぞ。ナルトはいいですね。醤油味のラーメンにはこれが入っていてもらいたい。 そして八王子系の特徴である、タマネギ。水にさらしたものだと思います。脂っぽいスープには、よく合います。口をさっぱりさせてくれる。 まあ、なかなかのラーメンであるし、リピータも多いと思う。麺の軟らかい感じは、昔からここのラーメンを食べているのなら、こんなもんだと思うのでは?スープはかなりのレベルだと思う。 あと、通常のラーメン600円に対して、チャーシュー麺1000円は、どう考えても高い。 たかい、タカイ、高い。 肉のボリュームがあるならわかるけど、ペラペラだもんな。 |