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コメント 給料日の後の週末。家族でラーメンを食べる。小さな楽しみである。 今回は私も未経験の店にいった。仙川駅近くのめでた屋。早めに終わる営業時間と、仙川駅の近所であることが、ここに来なかった理由。仙川の駅近辺は一方通行の道が複雑にからんでいる。 予想通り迷った(^_^;)。昼間のなのでなんとかなったけど。調布経堂停車場線なんて言ったってどの道かわからないでしょう。キューピーの工場裏から、青学の商学部の横を通って、烏山の清掃工場の方に抜ける細い道。甲州街道の抜け道に使う人もおおいでしょう。 桐朋の先の信号は、左折禁止の一歩通行出口。その次の角を左折します。目の前には、クイーンズ伊勢丹の建物が見えます。突き当たりを右折。しばらく行くとめでた屋がある。閑静な住宅街の中です。 内装は、普通のラーメン屋とは違い、明るく清潔感がある。女性にも受けるであろうお店。ただ、麺箱が積んであったり、雑然とした部分もある。この辺が親しみやすいとも言えるが、整理すればもっと上品な店になる。 時間は昼の2時前。遅めの昼食を取る客が4名ほど。かつお節の香りが店内に広がっている。 さてこのお店、浜田山のたんたん亭で修行したご主人がやっている店。つまりは、府中のふう屋とは、兄弟店と言うことになる。 老夫婦がとなりで、食事していた。お爺ちゃんが、スープまで飲み干す。それを見たおばあちゃんが、「あらまあ、よっぽど美味しかったのねえ」と一言。店主と共に、微笑んでしまった。 家族で色々頼んだが、私は中華そばの大盛に、玉子。さて感想です。 スープ トリガラベースの澄んだものにトンコツ、昆布、鰹節、煮干しなどが入っている。海産物の方が、味を強く感じる。特に鰹節。元だれは醤油ベース。醤油は、きりっとした生の感じがある。塩はきつめ。スープの表面には脂が膜を作っている。煮干しの苦味は弱い。 あっさりとしているが、旨みの元となるものは、たっぷりと入っている。まあ、それなりだが、飲み続けると、ちょっと飽きてしまった。 麺 中細のストレート麺。白っぽい感じのもの。腰はそんなにないが、固めに茹でてあった。 湯きりがちょっと悪かったが、この手の麺と、スープだと、あまり影響はないみたい。スープは、麺に良く染みて行った。予想外にのびないで、最後まで食べられた。 具 チャーシュー。サヤエンドウ、メンマ、海苔、白ネギ。 チャーシューは、本当の妬豚。周囲が赤いのは食紅ではなく、焼く前に漬け込むたれによるもの。サイズの小さい物1枚。もも肉なのですが、ちゃっと固かった。肉の旨みは、ちゃんとありました。味付けは薄目。メンマはあんまり良くないです。ラーメンにサヤエンドウは合わない。調理はよかったけど、あの青臭い感じはスープの味を壊してしまう。 メニュー構成、味ともに、ふうやとほぼ同じ。鰹節と、鯖節の違いくらいかな。 系統から言えば、超あっさり系の東京ラーメン。私には、ちょっと物足りない。ふうやで感じたのと同じ印象でした。 |