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コメント 長い間、食べて見たいのにふられ続けたお店。やっとありつけました。 環八の外回り、世田谷通りの先、小田急線のガードよりは手前。 一番簡単な目印は、隣の梅江飯店。(この店も古くからあって、繁盛しているお店です。そのうちレポートしたい)梅江飯店の手前のビルの一階が、日向屋です。 お店のガラスには、東京一週間などに掲載されたお店の記事が張り出されています。ラーメンの味は評判がいいのですが、場所が悪いのかご主人は、集客に苦労している様です。 ご主人は、宮崎の喜夢良で修行された人。東京には数少ない、宮崎のラーメンを出すお店です。 お店はカウンターのみ。掃除が行き届いて、綺麗です。店の中には、お店のラーメンに関する能書きがありました。 行ったのは、夜の8時半頃。客数は3人。今日は雨で寒かった割には、人少ない。 ラーメンの大盛を頼みました。 さて、感想です。 スープ 第一印象は、スープが少ない!! 大盛を頼んだせいもあるのでしょうが、出てきた時には、スープが見えなかった。 トンコツベースの白濁したものですが、長浜などのラーメンよりはずっとマイルドで粘性は低い。とんこつの匂いもほとんどありません。表面には脂が少量浮いています。 元だれの醤油の味がかなり強いです。 和歌山系にも似た感じのトンコツ醤油のスープになっていますが、和歌山系より粘性が低く、味もあっさりしています。化調は感じられなかったし、なかなかいいスープでした。 でも、量が少ないよ〜。私は、麺がスープの中に泳ぐようなラーメンの方が好き。 カウンターには、喜夢良とおなじにんにく醤油があった。これを入れて見たのだが大きな変化は感じられなかった。 麺 普通の太さのストレート麺です。ゆで加減は標準的なもの。スープをよく吸う。味もなかなか良く、結構気に入りました。 茹で方も丁寧でしたよ。茹でる前に、麺のからんでいる部分を1本1本ほどいてから茹でていました。 具 チャーシュー、メンマ、モヤシ、アサツキ、海苔。 チャーシューは、バラ肉。脂の処理はいい。ぱさついた感じもない。味付けは、醤油ベースでかなり濃い。苦味を感じたのは、一部焦げがあったのか? メンマは作り方はいい。臭みもない、味は甘めでした。この甘い味は、ちょっと好きになれなかった。 モヤシは、細目のものです。これがちょっと扱いずらかった。私、モヤシと麺は別々に口に運びたい。ここのは、モヤシが細いので麺とからんで一緒に口に入ってきます。 アサツキは、大量。スープが少なかったので、麺にうまく混ぜられなかった。 どうしてもきむらとの比較になってしまうのですが、きむらに比べると、スープが少ない、醤油味が濃い、具が豊富。と言う感じです。 宮崎のラーメンをそのまま出していると言うよりは、東京風にアレンジしたと言う感じでした。それにしても、スープはもっと多くてもいいのではないだろうか。 それと、にんにく醤油を入れたときに、大きな変化が感じられなかったのは、元だれの醤油がきむらより強いためだと思います。 きむらとの比較じゃないくて、「日向屋」のラーメンとして見れば、これはなかなかレベル高いですぞ。 |