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コメント 永山に、けっこう前からあるお店です。ラーメンが売りものにはなってますが、中華料理のお店。道からちょっと引っ込んだ所にあるので、車で走っていると見つけづらいです。ラーメンの幟が立っていますので、目印にするといいでしょう。諏訪下橋を曲がってから、2つ目のファミリーマートの手前です。 席数は、20ほど。8時頃に行きましたが、客は4人。店は明るく、厨房は綺麗に掃除されていて好感が持てます。カウンターに着くと、水とスポーツ新聞が運ばれて来た。まあ、のんびり夕御飯をと言うお店らしい。 頼んだのは、普通のラーメン。でも、メニューを見ていて気になったのは、カニ玉丼1000円。値段が高いので躊躇してしまったが、なんだか美味しそうな予感がした。次回はこっちを試してみたい。 さて、感想です。 スープ ラーメンは、中華そばとか、東京ラーメンと呼ばれるような、トリガラベースの澄んだスープのもの。 トリガラベースにトンコツと昆布、干しエビ?。ちょっと苦味を感じたのは、煮干しなのかな?それとも昆布のだしの取り方によるもの?。また、具のわかめの味を強く感じるのは、昆布と合わさって強調されているものでしょう。人によっては、この味が気になるかも。 化調はそんなに多くありません。全体としては、可もなく不可もないと言う感じ。 懐かしい味ではありますが、飛び抜けていいと言う物ではなかった。でも、最後まで飲んでしまった。飽きなかった。 麺 普通の太さの平打ち麺。縮れています。 かん水の効いたもので、見た目も半透明の黄色。腰は適度にある。味の方もかん水麺らしい物でした。 湯が完全に沸騰する前に、麺を投入したのが気になったのですが、食べてみるとそんなに悪くなかった。 具 チャーシュー、メンマ、海苔、わかめとネギ。 チャーシューは、ちょっと固い。豚の味は出ているが、臭いも出てしまっている。味は濃いめ。メンマは硬めで臭みがある。味は濃いめだがそれでも臭みが気になった。あんまり良くない。 海苔は、スープの上にべったりと置いているのですぐ溶けてしまった。でも、こう言うの好きだったりする。 わかめは、スープのところで書いたように、スープの味に影響を与えている。スープ自身の味を試すには、わかめ抜きで試して見るのがいいかも。私は嫌いな味ではなかった。 総評としては、まあまあのもの。遠くから来るほどのものではないが、近所にあるなら、リピータになる可能性があるといったところか。 昔ながらの、町の中華料理屋さんと言った感じのものでした。懐かしい感じもあるので、年輩の人には受けるかもしれません。スープを飲み物とするには、ちょっと深みがないかな。 00/1/28 多摩センタの店にふられ、前行ったときに気になったカニ玉丼を食べに行って来ました。 カニ玉丼、天津丼と呼ばれる食べ物。私好きなんです。言うなれば、中華風のオムレツである訳ですが、オムレツと同様に奥が深い。玉子に入る具や上にかかるたれも店ごとに特徴があってなかなか面白い。 高級中華料理店や、中華街の本格的な中華料理屋でたべるカニ玉もいいのだが、やっぱ天津丼は、町の中華屋さんの料理でしょう。私はトマトケチャップの入った、赤いタレが好き。甘酸っぱくて玉子にあうのだ。 そして、ラーメンがそれなりの店は、天津丼もなかなかと言うところが多い。これ、私の定説(ちょっと、古いか) そんな訳で、ここのカニ玉丼が気になっていたいのである。 さて感想です。 調理法は、正統派。しっかり熱した中華鍋に、多めの油を入れ、具とよく混ぜた玉子を入れる。玉子全体に熱が伝わるように、適当にませる。表面が焦げないうちに、鍋をあおってひっくちかえして、鍋肌から、少量の油を注ぐ。その後鍋を水平方向に回転させて玉子が鍋にくっつくことを避ける。 表面が対象焦げている所はあったもののなかなか出来映えでしたよ。表面はカリっと中は半熟。 具は、蟹、ネギ、椎茸。 火の通りは良くちゃんと出来上がっている。椎茸はなくてもいいな。シンプルな具の方が好き。1000円と言う値段に負けない量の蟹が入っていました。 玉子には味付けなし。これも好感が持てる。 タレ 御飯に盛りつけられた玉子の上にかかるタレ。これが天津丼の命でしょう。 ここのはちょっと変わったものでした。私の好みの赤い色で酸味のある甘いものなのですが、酸味はレモン。甘みは蜂蜜でした。 これは今までに食べたことにない味でした。フルーティーな感じがなかなか良かったのですが、甘すぎた。子供は大喜びしそうな味なのだが、40に近い親父には甘すぎてちょっと辛かった。 甘みを抑えた大人の味にすれば、これはかなりのレベルの天津丼なんだけどな〜〜〜。 タレはすでに調合済みのものを鍋で暖めてとろみを付けているので、甘みの注文は無理。これだけが残念だった。 あっさり目のスープとの相性もよかったのに、甘すぎたのが残念。 |