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コメント 今週は、風邪をひいて、味覚が麻痺状態にあるので、食べ歩きはやめようと思っていたのですが、仕事での移動中に、長崎出身の方と昼食を取る機会があったので、以前から行こうと思っていたお店に行って来ました。 今日は、風邪の方もだいぶん治ってきて、何とか物の味がわかるようになってきたし。 さて、今日のお店は、長崎チャンポンと博多ラーメンのお店です。これも石神チャンプの本で初めて知った店。何百回も店の前を通っていましたが、本で知るまでは入ろうと思ったことがありませんでした。近所に私の会社の寮があったのですが、寮の連中からも聞いたことがなかった。開店は1978年との事ですから、すでに20年以上、ここでやっていることになるようです。 店の前についたのは、昼の1時頃。食べ終わるまでに、4人ほどのお客さんが来た。 店の外では感じませんでしたが、店に入ると猛烈なトンコツ臭。慣れるまでにしばらくかかりました。 頼んだのは、普通のちゃんぽん。 おばちゃんが作っていました。2人でテーブル席に座ったのですが、どんぶりはカウンターの上にボンと置かれただけ。自分で席まで運びました。そう言えば、麦茶もセルフサービス。 常連の人が多いみたいです。後から入ってきたおばちゃんは、「いつものやつ」って言って注文していました。ラーメン屋さんで「いつものやつ」って注文は、すごいと思った。 一緒に行った方は、一口食べて「これは本物だ」って言っていました。気に入ってもらえたようで、私も嬉しいです。 ちゃんぽんって、調理法が独特ですよね。通常のラーメンとは別の世界。 野菜と海産物などの具を炒めて、スープを加えて煮込み、そこに太い麺を投入してさらに煮込む。麺をお湯で茹でないと言うのは、ほんとに不思議。ミソ煮込みうどんとか、ほうとうなんかもこれに近い調理法。麺にスープがしみこむと言うところが、結構好きです。 さて、感想です。 スープ トンコツは、これだと言うようなスープに、具からしみ出た魚介類の味が混ざったいいお味。一口目に、薬の様な粉っぽさを味を感じるのは、博多系トンコツの特徴なのでしょうか。食べ続けるとわからなくなってしまうのですが(^^;。 塩分も高くない。だしと言うかスープ自身の味を大切にする物でした。東京近辺で食べたちゃんぽんの中では一番美味しかった。海産物については、具の方で書きます。 胡椒をいれると更に味が引き立ちます。 麺 太麺のストレートで、かん水の弱い(入ってない?)もの。通常のラーメンの麺と比較したら、腰は全くない。 チャンポンの麺に、腰を期待することはしません。今まで食べた中で、腰ある麺なんてなかった。同行の氏にも聞きましたが、「俺だってそんな物食べたこと無い。」って言っていました。 スープの中で茹でた麺。しっかりとスープを吸ったチャンポンの麺好きです。具も、スープを吸っているわけで、どんぶりの中のものが、スープを中心に調和している感じで好きなんです。 ここのは、よくスープを吸っていました。よくスープを吸っているので、腰もまったくありません。 具 キャベツ、モヤシ、焼きちくわ、かまぼこ、イカ、タコ、豚バラ肉、エビ、椎茸、牡蛎。合わせて炒めてあるわけですから、個々の評価はあまり意味がないですね。 ただ、エビはあまりいい物ではありませんでした。特製ちゃんぽんの方は、もうちょっといいエビを使っているのかな? 牡蛎が入るのはいいですね。スープにこの味がかなり影響を与えていると思いました。 石神チャンプご推薦の博多ラーメンの方も試してみたくなった。 そうそう、店にはたくさんのサイン色紙がかざってありました。結構有名なんですね。誰のサインか私にはほとんどわからなかったけど(^^; |