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コメント このお店は、我が家の近所。新規開店のうわさを聞いて、行って来ました。写真を撮ろうと思ったら、電池切れ。近所なのでそのうち昼間に行って写真撮ってきます。 新店と言うことで、何の予備知識もないので、今回は聞き取り調査をしてきました。 開店したのは、5月25日。今日でちょうど3週間と言うことでした。 日野にあるラーメン屋さん(じゅうもやと聞こえたのだけど、それらしい店は知らない。インターネットでいろいろ調べたけど、わからなかった)で修行して、お店を出したそうです。 お店は自宅の駐車場に建てたもの。近所で借りられる店舗を探したそうですが、ラーメン屋に貸してくれるところが無かったそうです。 立地条件はよくないですね。主要な道から離れているし、駅からも遠い。 家賃がないだけ有利なのでしょうけど。 店は、カウンターのみ。10脚程度。厨房の換気が悪く、熱が店中にこもってます。 他のお客さんが、入口の扉を開けていいかと聞いていましたが、虫が入ってくるのでだめとか。 換気についての改善と、入口に網戸付ける必要がありそうです。あれじゃ、真夏になったら、誰も入らなく(入れなく)なってしまう。 ラーメンができあがるまでは、結構時間がかかります。理由は単純。ゆで時間が長い。この件は、麺のところで結果を書きます。 今日はラーメンの並をt頼みました。とんこつの醤油味。強いて分類するのなら、家系?と言うことで感想。 スープ トンコツが中心。後は野菜。人参とか玉葱。スープの寸胴は2つありました。1つの方から、油だけ注いで、もう一つの方からスープを入れていました。 もとだれは、醤油がベース。煮込んだものではないと思う。つんとした醤油の味がする。もとだれの量は多めで、全体に醤油味が支配するものでした。 化学調味料は多め。引きつけられるものはなかった。 いわゆる家系とはちょっと違う感じのスープでした。 油ともとだれは先にどんぶりにいれておいて、スープは麺が茹で上がる寸前にどんぶりにそそぎ込まれます。この手順は、アツアツを食べられていいですね。 麺 太麺です。味はそんなに悪くなかったし、かん水も強くない。でも、茹ですぎ。 茹で方に2つの問題。一つはもちろん茹で時間が長すぎること。もう一つは、湯の温度が低い事。 3食分の麺を投入した時、湯の温度が下がって沸騰してない状態がしばらくあった。 火力を絞っているためでしょう。 麺は、温度が低いと、内部まで熱が入ります。 うどんなど、太い麺を茹でるときに、差し水をするのは、お湯の温度を下げて、表面のゆでの進行を抑えて、内部まで熱を通すためです。 ラーメン程度の太さの場合は、高温で一気に茹でないと内部まで熱が伝わって腰がなくなってしまう。乾麺のパスタを茹でるときに、麺の中心に髪の毛ほどの生の部分がある状態をアルデンテと呼ぶように、ラーメンの場合も中心部に生に近い状態のところが必要なんです。 麺は悪くないのに、もったいない。 具 チャーシュー一枚、海苔3枚、茹でたほうれん草。 チャーシューは肩ロース。脂身はほとんどない。味は薄め。ぱさついた感じがあり、豚の臭みもでてしまっている。600円と言う値段の割には、量が少ない。 海苔の関しては、もうあまり言いませんが、もっといい海苔を使って下さい。 ほうれん草は、普通。 いろいろ書きましたが、全体としては適当にまとまっている。化調は多いけどまずまずでしょう。 ただ、立地条件を考えると、人を引きつける様なラーメンを作らないと苦しいと思う。今はそれなりに人が入っていますが、リピータを増やせるかどうかが勝負でしょう。 家の近所にラーメン専門店が少ないので、がんばってもらいたいと思っています。 |