No.59

らーめん一 (99/6/4)
ジャンル ラーメン
最寄り駅
電話番号 0426-75-1267
住所 東京都八王子市下柚木531−28
場所の目安 多摩センター方面から橋本方向に野猿街道を進む。野猿街道が右に曲がるT字路(下柚木)を右折して100mほど先、左側。
営業時間 11:00〜21:00ごろ
休み 火曜日
予約 不可
駐車場 4台
お品 らーめんいち550円、大根らーめん650円、とろろらーめん700円、角玉ねぎらーめん800円、チャーシューメン850円他
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コメント

 ここも、前から気になっていたお店です。評判は上々のようですよ。
 店の看板は、「らーめんいち」インターネットタウンページで見ると「らーめん一」。電話帳への登録の方が、たぶん正式名称だと思うので、そっちにしておきました。

 最寄り駅は書きませんでした。どこからも遠い。バスは走っていますが、どこから出ているか知らない。ごめんなさい。

 店の入口には網戸。周りが暗いので、開け放つと虫が入ってきてしまうのでしょう。看板の文字、店のメニュー。特徴のある、筆書きの物です。イスとカウンターが低めに作っていあるので、料理場が見渡せます。
 行ったのは、夜の8時半すぎ。営業時間を把握しないままで行ったのですが、9時頃までとのこと。危ないところだった。客は私一人。後から若い男性が2人。

 チャーシュー、ネギ、角煮、とろろ、大根が具のメイン。これを組み合わせて、たくさんの種類のメニューが列ぶ。角煮やとろろのどんぶりもあった。
 ただ、大根の煮付けは季節メニューの様で、今はありませんでした。10月頃から再開するそうです。

 さて、今日は角玉ねぎらーめんと言うのを頼みました。角煮、煮卵、ネギがラーメンに入った物。普通のラーメン+250円と言う価格に惹かれてしまった(^^;
 で、感想です。

スープ
 醤油味のスープで、若干の濁りはありましたが、透明に近いもの。。表面には脂の膜がある。また、透明系なのにスープにはとろみがあります。お味の方は...。ちょっと評価に自信がないのです。具だくさんの物を頼んでしまったので、具の味がスープに影響を与えてしまったようで(^^;。次回は、プレーンなラーメンで試してみます。

 トンコツベースで、トリガラ、昆布と野菜のうま味もある。化調は少量だけど入っている。醤油の味はまろやか。そして甘みが強い。この甘みの元が何なのかがわからなかった。角煮の影響で甘いのか、もとだれに元々入っているのものなのか。他のHPの記事などを読むと、普通のラーメンも甘いそうです。甘みの元は味醂だと思うのですがよくわからなかった。店内に大きな瓶があったから、蕎麦つゆの返しに近い製法でもとだれを作っているのかもしれない。醤油の味もツンと来なかったし。
 なかなかいいスープでした。甘みについては、好き嫌いが出てくると思いますが、そんなに嫌みなものではなかった。


 ちょっと細目のストレート麺。かん水臭も強くなく、あっさりした感じ。適度な腰はあったが、具と格闘しているうちに延びてしまいました。やっぱり、初めて行ったお店ではシンプルなメニューを試すべきですね。
 次に行くときは麺かためで頼みます。でも、悪くはなかったよ。


 角煮、煮卵、ネギ大量、メンマ。
 角煮は、適度に煮込んでありました。それなりに柔らかいし、脂の処理もいい。蒸すのではなく、煮込んだものです。豚の臭みもありませんでした。ここでチャーシューや角煮に使っている豚は無菌豚だそうです。無菌豚だから美味しいと言うわけではないでしょうが、そんなに悪い豚ではなかった。
 メンマもいいと思いました。適度な硬さ。味は濃いめですが、これも醤油のツン来る感じはない。長ネギの辛さもちょうどよかった。水にさらす時間がちょうど良いのでしょう。
 煮卵。これだけは、出来がよくなかった。使っている卵は悪い物ではないと思う。見かけ真っ黒だがそんなに味は濃くない。だだし、表面が固くなっていた。たぶん乾燥してしまったのだと思う。

 忘れるところだった。もう一つ。別皿で、茹でたモヤシが出てきます。その日の朝に取ったものだそうです。ついでに、モヤシはおかわり自由。
 上には、少量の胡麻の入った味噌が乗っている。これも味は甘い。そして、皿の下には酢醤油。モヤシ自身の味は濃い。別皿と言うのがいいですね。ラーメンの中にモヤシが直接入るとモヤシの味が他のものに移ってしまう。酢醤油と水分たっぷりのモヤシを途中で食べると、口の中の感覚をリセットしてくれるので非常によい。


 スープ、角煮、メンマ、煮卵。同じたれが使われていると思います。調味料を混ぜ合わせて煮込んだ後に、熟成の期間を取っているものだと思う。

 予備知識がなかったので、精算の時に、スープの材料等について聞きました。積極的に話してくれるご主人ではなかったので、「トンコツベースに、トリガラ?昆布も入っていますよね?タウンページには、お店を掲載してますか?」なんて、一方的に質問をしてしまった(^^;
 最後に「美味しいラーメンですね。」」って言ったら、満面の笑顔で答えてくれました。

 麺については、わかりませんが、他のものは、看板にあるように手作りのお店でしょう。味付けが、物語っています。また行きたくなった。

コメント追加(6月6日再食)

 具沢山のラーメンを食べたため、スープの評価に今一自信がなかった。美味しいラーメンであった事は確かなので、家族でもう一度食べに行って来ました。

 長男は、前回私の食べた角玉ねぎらーめん。他の3人は、らーめんいちと言う普通のラーメン。
 スープと麺は同じもの。具は、煮卵、チャーシュー、メンマ、ネギ。
 550円で、煮卵1個丸ごと入ってくるのは、コストパーフォーマンスがいい。

 さて、スープの味は、前回と変わりませんでした。やっぱり甘めで、ツンツン来ない。
 て、事で詳細は前回の時の感想のままです。

 そうそう、今回はお昼に行ったのですが、おかみさんと思われる人がいた。この人がテキパキした感じで実にいい。無口でおっとりした感じのご主人といいコンビネーションでした。

 それから、煮卵の表面が固い理由もわかりました。味付けの卵は、薄目の汁のなかである程度の色が付けられたあと、角煮と同じ鍋で煮ていました。たぶんこの時に濃い味がつくのだと思いますが、汁の量が少ないため、卵が乾燥して固くなっている様です。

 2日しか空けずに、同じラーメン屋に行ってしまうって、やっぱり普通じゃないのかな??
 最近、自分がラーメン中毒にかかっている気がして来た。(^^;)

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