No.55

いっせいらーめん (99/5/10)
ジャンル ラーメン
最寄り駅 新玉川線 二子玉川駅
電話番号 03-3708-3231
住所 京都世田谷区玉川3丁目15−12−104
場所の目安 高島屋の駐車場(西館)を出て、駐車場のビルに沿って南へ進み、駐車場のビルの角(三和銀行がある)を、左折。246バイパスの高架橋の下をくぐり、玉川商店街に入る。しばらく進み、四川飯店先、右側
営業時間 11:00〜23:00
休み 無休
予約 不可
駐車場 なし (路註不可 車は高島屋の駐車場へ)
お品 らーめん650円、ねぎらーめん800円、ちゃーしゅーめん850円、ねぎちゃーしゅーめん900円、角煮めん950円、替え玉、大盛150円他
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コメント

 ちょっと、用事があって平日のニコタマへ。
 うう。またデジカメを忘れた。なぜか私の生活圏内に密接した店には写真がない(^^;
 意図的にやっているのではないのですが、何も考えずにぶらっと入るような店に行くときは、カメラを忘れてしまうのです。今日もカメラは、車の中(;_;)

 玉川高島屋。何年前に出来たと思います?もう30年近くたってます。はやりのお店がたくさん入っていて、女性と来ると何時間でもつきあわされる。でも、男が行って面白いと思う店は少ないんですよね。

 その高島屋に比べれば、ずーと歴史の浅い店。地元民に言わさせてもらえば、知らぬ間に出来て、知らぬ間に有名になったラーメン屋。近所の「づばめ」なんて中華料理屋には、ずーっと昔から行っているけど、絶対有名にはならない。不思議なものです。(でも、つばめ 好きです)

 店内は綺麗に掃除されていて好感が持てます。若い人2人でやってました。
 お水の入って来たグラス1つ見ても、洗練されてます。(決して高価なグラスじゃないけど、それなりに知れたメーカのもの)
 一緒に行った女性は、どんぶりがかわいいと喜んでいた。
 
 お店はカウンターのみ14席ほど。すべての席から厨房が見渡せる。(逆に言えば、厨房からすべての客が見える(観察できる))
 こういうの、いいですね。

 巨大な寸胴で、スープの仕込みをやっていましたが、鍋の上には大きな布巾がかぶせてある。蒸発する量を押さえる工夫だと思うのですが初めて見た。面白い。

 さて、ラーメンの感想。今日は、ちゃーしゅーめんを食べました。

スープ
 店のメニューには、スープについての理書きがあります。この店のスープは、トンコツの白湯だが、九州系のスープではないと。

 スープは、トンコツとトリガラ。トンコツでなく白湯と言う店の主張がわかります。顔を近づけて匂いを嗅げば、トンコツと同じ香りがしますが、食べている時は、ほのかに香る程度。白濁はしているけど、あっさりしている。同行の女史は、トンコツが苦手なのですが、ここの店のなら、大丈夫と言っていた。

 豚と鶏のうまみを良く出している。化学調味料は、入っていても少量。スープの上に浮く油も、スープの上層から取ったものではなく、別にラード(or背油)を加えていた。しつこくない。

 元だれは、濃い口醤油がベース。投入される量は多め。醤油ストレートのきつさ(ツンツンした感じとでも言うのかな?)を感じないのは、日本蕎麦で言うところの返しに近いものを感じた。

 それでも醤油味がきつめですか、トンコツベースなら、これくらいでもいいような気がする。

私は好きな味でした。


 普通の太さの縮れ麺。卵の量が多い感じで、かん水臭さは少ない。適度の腰もあり、食べているうちにのびる事もあまりなかった。味もまろやか。

 でも、一部、くっついていました。1食分ずつ、ざるの中で茹でる方式でしたが、麺の投入直後しかかき混ぜていなかった。これが原因でしょう。ぬめりがあったのもこれが原因でしょう。



 チャーシュー、メンマ、煮卵、海苔。
 チャーシューは、焼豚ではなくて、たぶん煮豚でしょう。八角の味が効いている。固さは普通。脂身は少な目。豚臭さはなくまあまあの出来。メンマは、固さがバラバラ。非常にいいと思う部分と、固くてだめと言う部分が混在していた。こっちも八角の味がある。煮卵は普通。海苔は厚めのもので、安物ではない。許せる。

 同行の女史は、ねぎちゃーしゅーを頼んだが、こっちの長ネギの量は、半端でない。どんぶりから富士山の様に盛り上がっている。ただし白髪ネギの様に周囲の部分だけを使っているのではないので、食感がバラバラだった様だ。ネギラーメンにもメンマ、煮卵、海苔が入る。ネギラーメンの具としては、?が付く。

 また、ネギラーメン用に出てくるカラシ味噌は、なかなかいい。1さじ入れると、スープを味噌ラーメンの味に変える。

 一緒に、自家製の餃子を頼んだ。450円はちょっと高い。粗めに切ったニラ、ネギが効いた餃子。皮は厚め。小ぶりで太め。かわいい感じのする餃子だった。悪くはないが、特別うまいわけでもない。

 スープは私好み。麺と具に関しては、もうちょっと配慮が欲しい。コンビネーションに注意すれば、総合的にもっとレベルが上がると思う。

追加コメント(1999/5/11)
 訳ありで、コメント書いた翌日に、またいっせいに行って来ました。
 今日は、角煮めんを食べた。

 昨日と印象が違ったので、追加のコメントです。
 昨日スープでも醤油味が強いと思ったが、今日はさらに元だれの量が多かった。
 バランスをくずほどでもないので、いいのですが、どっちがほんとの味なんだろう。

 それから、麺。今日の方が断然良かったです。ぬめりもないし、からんでもいない。
 茹で方は昨日より硬めで、気持ちの良い食感があった。

 角煮は、適度に柔らかい、肉のうまみも出ていて、それなりによいと思うのですが、脂の処理が良くない。余計な脂分を取りきっていない。

 もう1つの問題は、冷たいままの角煮が乗せられて出てくる事。ゼラチン質のプルプル感を出すためには、やっぱり温かくないとだめ。でも、あの角煮。温かくして出されてきたら、きっと脂っこく感じると思う。
 圧力鍋を使って調理すると、ちょうどあんな感じになる。肉は軟らかくなるけど、脂は抜けないんですよね。

 やっぱり、具に一工夫が欲しいな〜〜〜

 そうだ。もう1つ。他のページの情報を参照して定休日を書いてしまったのですが、現在は無休で営業しているそうです。

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