No.21


山形めん王国天童(98/10/15)
ジャンル ラーメン
最寄り駅 南武線 南多摩
電話番号 042-379-4471
住所 東京都稲城市大丸939−15
場所の目安 府中街道と川崎街道が合流する三叉路から、川崎方面に20m
営業時間 平日:12:00〜15:00 17:00〜26:00 土日祝:12:00〜22:00
休み 月曜日
予約 不可
駐車場 3台
お品 天童中華そば550円、ネギラーメン650円、チャーシュー麺850円、からみそラーメン700円 、田舎麺(かっぺめん)700円 他
99/11 価格改定
天童中華そば600円(そば粉入りの麺だと+50円)、ネギラーメン(味噌、醤油)700円、辛味噌ラーメン750円、チャーシュー麺(味噌、醤油)850円、チャーシュー麺(辛味噌)900円、つけ麺500円、大600円、特盛700円、田舎麺700円、餃子350円、天童餃子400円他
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コメント

 さてと、今日も一軒行ってきました。また、ラーメン屋。ほんとは、他のジャンルのお店も書きたいんだけど、暇と金がない。
 この場所。何回も店が代わっている。「大丸」、「リトル・チャイナ」そして今度のお店。
  「大丸」の前も何かあった様な気がする。

 で、このお店、「アッコにおまかせ」で紹介されたそうな。見てないからどんな内容だったかわからない。
 店内には、「丸勝」の社長の写真が飾ってあったが、別に「丸勝」で修行したとか言うわけではないようだ。ラーメン博物館で話をしたことがある程度の内容が隣に書いてあった。

 夜の8時半ごろ。客は私の前に一人。私のすぐ後に、タクシーの運転手が一人入って来た。店内は、テレビの音がうるさい。
 天童中華そばと言うのを頼むが、ここのお勧めは、からみそラーメンらしい。次回、挑戦してみよう。

 出てきたラーメンは、喜多方に似た感じ。透き通った、色の薄いスープに、中太の縮れ麺。具は、チャーシュー、海苔、メンマ。

 スープは、あっさり系で、私好みの東京風に近い感じ。少量の背あぶらと、ラード。不思議なのは、青海苔とスリゴマが入っていること。コレは、トッピングじゃないですよね。ゴマも青海苔もあまり香りを感じませんでした。ラーメンみたいな香りの強い物には、新鮮な香りの強い物じゃないとダメですよね。

 お味の方ですが...。旨味は感じるのですが、ともダレとのコンビネーションが悪いのかな?途中で飽きてしまった。もうちょっと、醤油味が濃くてもいいよう気がします。

 だしに何を使っているのか聞いたのですが、豚骨以外がはっきり教えてくれなかった。海産物がいろいろ入っていると言っていたけど、煮干しも昆布も鰹の香りも感じなかったな。まあ、香りを大切にするか味を大切にするか製法にも寄りますからね。
 化学調味料を入れているようには見えなかったけ入っているな。ともダレに最初から仕込んであるのかな。
 なんかバランスの良くないスープだった。今後に期待。

 麺の方も特に特徴はなかったですね。ゆで方は良かった。平均的な所でしょうか。

 具は、メンマ、ちょっと臭い。チャーシュー。コレはダメ。堅くて豚の臭みが出てる。

 全体的にはバランス良くない。もうちょっと工夫すればいい線行くのではないかと思う。名物のからみそラーメンと言う方がおいしいのかな。もう一度行って試してみます。

 大丸から、矢野口にかけての川崎街道。ラーメン屋はたくさんあるのですが、なせかコレと言った店がない。このお店も橋を越えたら「にんにくや」がアルかと思うと、そんなにしょっちゅう通おうとは思わない。
 そんなところです。

追加コメント(98/11/2)

 本日(98/11/1)、家族とともに再挑戦してきました。このお店。
 何故かと言うと、とらさんの会議室で話題になっていたから。
 味の評価について、あまりにも食い違いがあったか。

 で、結果なのですが、今回は、ともダレの量が前回よりずっと多くて、バランスのいいスープになっていました。
 味があるから、だしの香りや味もちゃんと感じられた。ちょっと酸味のあるスープ。美味しいです。

 前回は、小さなレードルで、1回だったともダレ、今日は2回入れてたよ。コレが本来の味なんだろうな。スープの色も違っていた。
 また、スープに入れていた、ゴマだと思った物。とらさんの方では、鰹節とのコメント。
 今日、じっくり眺めたのですが、鱗の様な光沢のある物が入っているような気がする。いりこ?でも、鰹節も入っている様な気がするし、不思議です。

 店を出て、店の隣にあるゴミ置き場が目に入った。
 動物に荒らされた後があって、ゲンコツなんかが散らかっていた。(掃除した形跡はある)
 ゴミの回収がない日だったの仕方ないのかもしれないが、こう言うのって、近所の住民に嫌われる原因になるんだよな。動物に荒らされない対策取った方がいいと思う。それと、やっぱりテレビがうるさい。客の反応を見るなら、あれはやめた方がいいと思うな。

 食べた後、女房に感想を聞いた。「にんにく屋とここ、どっちに食べに行く?」
 女房の答え「にんいくや」

 私の様に頻繁にいろいろな店に食べに行くなら、ここにも来ると思う。
 月に一回なら、やっぱりにんにくやの方がいいだろうな。

99/1/8
 昨日の「テレビチャンピオン ラーメン王決定戦」に、天童がちょっとだけ出ました。
そのときのワンカットが気になって、今日行って来ました。
 
 そのシーンと言うのは、ラーメンを写したワンカット。湯気が立っていないのは、表面に油の膜があるからで、スープを冷まさないとの解説。

 まえは、湯気の沸き立つラーメンだったはず。って訳で、仕事してても気になった。

 店にたどり着いたの22時前。私の他に客3人。
 中華そばを注文したお店の人に声をかけた。「今日は忙しかったでしょう?」
 お店の人が、にやにゃっとして、「どっちのテレビですか?」と聞かれた。

 てな訳で、今日はちょっとお話を聞きました。いくつかのテレビに出たおかげで、首の皮一枚つながったなんて言ってました。
 今日は私の前で、、餃子は売り切れになったそうです。仕込みが間に合わないので、明日は、餃子なしで行くとか。
 たくさん、お客さんきたんだろうな。

 で、ラーメンの話。今日のラーメンには、ちゃんと油の膜が張ってました。最後の一滴まで熱いスープが飲めた。おかげで舌を火傷してしまった^_^;

 味は、確実に良くなってきていると思った。前回行ってから2ヶ月。それなりの努力しているの思う。スープも良くなっけど、チャーシューとメンマはずいぶん進歩した様な気がする。

99/11/19
 天童のコメント追加は久々。通常のラーメンは安定した味になって、安心して食べられる。お客さんが少ないのは相変わらずかな?

 本日、新メニューの田舎麺(かっぺめん)を食べてきました。
 ご報告です。

スープ
 スープは今までのものと同じです。ただし、あのふりかけは入っていません。また、具の紅花の香りと味がスープにとけ込むため、通常のラーメンとは、別の印象を受けます。


 これがこのメニューの最大の特徴です。そば粉が練り込まれた麺です。普通の太さの縮れ麺。一口噛むと、蕎麦の香りがかなり強く匂います。好き嫌いの分かれるところだと思いますが、私は好きです。

 食感に関しては、表現が難しいです。通常のラーメンの麺とは別のもの。プニプニした感じで、腰があると言う表現では、合わない。蕎麦の食感とももちろん別です。
 一度食べてみてもらわないと、わからないかもしれません。

 麺の味は、蕎麦が加わることで、これも独特のものです。つなぎの多い蕎麦とは違う。ラーメンの麺に近い物ではあるのですが、蕎麦の甘みが面白いです。


 チャーシュー、メンマ、山菜の水煮、紅花、海苔、揚げ玉。
 チャーシューは、他のメニューに乗るのと同じ物。今日のは、ちょっと筋張った所があった、山菜の水煮と紅花は、どんぶりの底に沈んでしまわない様に、チャーシューの上に乗っていた。

 山菜の水煮に関しては、必要性が感じられなかった。蕎麦らしいさ印象を与えるための具なのであろうか。
 紅花は、このメニューのいいアクセントである。スープでも書いたが味に大きな影響を与えている。柑橘系のフレーバーが入るラーメンはあるが、花を使った物は見たことがない。
 通年でフレッシュの物を手に入れることは難しいだろうから、水煮か塩蔵のものだと思うのだが、香りは良かった。

 スープに行浮く揚げ玉も、蕎麦らしさの演出であると思う。合ってはいるのだが、業務用のものであるのが惜しい。どこかの天ぷら屋さんから、ごま油で、エビを揚げているやつの揚げ玉でも入手出来ればもっと良くなると思った。


 今日はご主人がいなかったので、麺の製法や、具について、詳しいことが聞けなかった。また来週にでも行って、話を聞いてみます。 

00/2/6
 ラーメン関係のオフ会で多摩のラーメン食べ歩きがあった。4軒目に行ったのが天童。ここでも10数人がいっぺんにお店に入って、行列を作ってしまった。ダブ完(ラーメン2杯を完食)の一間で出て、好評でありました。

 本日は、醤油のつけ麺を、蕎麦の麺で食べました。
 今日は、久々にご主人と話が出来ました。蕎麦の麺は、白蕎麦(たぶん、二番粉の事を言っているのだと思う)2割、黒蕎麦(たぶん、甘皮まで挽いた挽きぐるみのこと)2割に小麦粉6割を、かん水をつなぎにして作っているそうです。
 蕎麦の有名な山形。蕎麦とラーメンの組み合わせで、ニューウェーブのご当地ラーメンで売り出したいと考えているそうです。

 蕎麦に近い天童のこの麺。つけ蕎麦で食べれば、ざるそばになると頭の中では思っていたのですが、実際に食べてみると、ホントにざるそばでした。でも、あの独特食感は蕎麦にはないもの。つけ汁は、辛味のあるもので、スープは天童の他のメニューと同じ物。鶏などの地上の動物系の味が入るのでは、蕎麦のつけ汁とは別のもの。田舎そばと呼ばれる、豚のバラ肉やネギを蕎麦の汁で煮込んだものでざる蕎麦を食べるのに似ていた。

 私は、田舎麺より、こっちの方が気に入ってしまいました。
 全員が食べ終わって、表で話していたら、ご主人の鏡さんが表に出てきて、挨拶してくれました。これで、ずいぶん好感度アップ。

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