「準、お前、買い過ぎ、だぞ」

主に女性客で賑わう2月13日の繁華街に、大量の紙袋を両手にぶら下げた雄真の恨み事が舞う。

その相手――ご機嫌な様子で雄真の前を歩く「渡良瀬 準」は、後ろを振り向きざま、その大きな瞳を笑顔に細めた。

「ごめんごめん。でも、なんだかんだで付き合ってくれる雄真は、やっぱり優しいよね。私、惚れ直しちゃった♪」

紫がかった長い髪に華奢な体。表情、仕草、服の着こなし。どれを取っても、傍から見れば一級品の美少女。

しなを作りながら雄真に愛の言葉を囁く準は、当然通行人からは雄真の彼女、という認識を受けていることであろう。

しかし・・・それはもう既に、根本から間違っていた。

「だぁーっ、くっつくな!それに、”男”に惚れられても嬉しくねー!!」

「やん、それを言わないでよ〜。きっと、神様がちょっと間違えちゃっただけなんだから〜」

そう、「渡良瀬 準」。彼は生物学的に見れば、紛うこと無き日本男児である。

もっとも、道行く人々に「こいつは実は男なんです」と雄真が説明したとしても、きっと誰も信じないだろうが。

【宜しいじゃないですか、雄真さん。いっそのこと、付き合ってしまえばどうでしょう?】

『・・・アリエス。頼むから、そんなテンションの下がるようなことは冗談だとしても言わないでくれ。軽く死にたくなるから』

アリエスからの念話にさらにやる気を削がれた雄真は、一層重く感じる紙袋を持ち直し、先ほどの「地獄」を思い出す。



2月13日といえば、恋する乙女たちにとって、とても重要な日である。

何故なら、翌日の14日は聖・バレンタインデー。思春期の女の子にとっては、まさにクリスマスと並んで外せないイベントだ。

そして、雄真の目の前をスキップ気分で歩く、見た目は美少女、心は乙女、生物学的には男の子である準は、毎年律儀にもクラスの男子全員にチョコレートを配っていた。

もちろんそれらは全て義理チョコのレベルなのだが、何故か毎年雄真にだけはバリバリの本命チョコを贈って来る。この分では、今年も綺麗にラッピングされた手作りチョコが、雄真の手に渡されることになるだろう。

雄真としては、準の気持ちがどの程度本気なのかはともかくとして、素直に喜んで受け取っている。だが注意しなければいけないのは、間違って教室などで受け取ってしまうと、あらぬ噂が一気に広まってしまうからだ。

過去に一度休み時間の教室で渡された時などは、その噂の火種を消すのに半年ほど費やした。他の学年の生徒が、なかなか準の性別を信じなかった結果だ。

さて、それはともかくとして。準に荷物係として電話で呼び出された雄真は、恋する乙女たちの荒波に揉まれ、彼女ら特有の気迫や執念をまざまざと見せつけられたのである。

さらに、女性に満ちた空間でただ一人男性だったという精神的な苦痛もあったのだろう。疲労困憊とは、今の雄真のためにある言葉ではないだろうか。

「なあ、準。後はもう帰るだけだろ?その前に、そこの公園で休憩していこうぜ」

帰るだけといっても、それぞれの家まではまだまだ歩かなければいけない。既に色々な意味で限界に近かった雄真は、先行く準にそう提案する。

「そうね、このまま帰っても味気ないし。ベンチにでも座りましょうか」

さて、やっと休める・・・と、意気揚揚と公園に入った雄真であったが、その公園の中心で展開されていた光景に、思わず目を見開き立ち止まった。





はぴねす! SS

            「Secret Wizard」

                             Written by 雅輝






<2>  瑞穂坂の才媛





「雄真?どうしたの、突然立ち止まって・・・あっ、あれ」

雄真の視線の先に目を向けた準も気づいたのだろう。端正なその顔が、若干強張る。

「やめて、返してよ〜」

「誰にやるんだ?教えたら返してやるよ!」

「そ、それは・・・」

「ほらっ、けんじ。パス!」

「オーライ、へへっ」

「や、やめて・・・」

3人の少年と1人の少女。雄真の記憶と被るその光景は、奇しくもあの頃のように、女の子が苛められている状況を示していた。

バレンタインの前日ということからも鑑みるに、彼らが投げ合っているのはその女の子が持っていたチョコレートだろう。おそらく、明日誰かに渡すためにお小遣いで購入した。

「ねえ。あれ、ちょっとやりすぎじゃない?」

「・・・ああ」

準の言葉に同意しつつ、雄真はこみ上げてきた怒りを抑えるように己のマジックワンドに念話で呼びかける。

『アリエス』

【わかってます、マスター。魔法を使うにしても気づかれないように、ですね】

『そういうことだ』

「準、ちょっと行ってくるわ」

「え?あっ、うん。・・・魔法、使うの?」

「必要であれば、な。なるべく使わないようにはする」

それだけ言い残して、雄真は足早にその現場へと駆けていく。

女の子はもう抵抗する元気も無くなってしまったのか、その場に座りこんでいた。

「こらっ、あなたたち!女の子を苛めちゃダメでしょ?」

その時だった。近づきつつ口を開こうとした雄真よりも先に、一人の女生徒が男の子たちを諫めたのは。

予想外の事態に若干呆然としつつも、すぐに目的を思い出した雄真は同じく言葉を発する。

「そうだぞ、お前たち。女の子にイジワルする男はモテないぜ?」

「うっ、なんだよ!おまえら!」

突然挟むようにして現れた二人の闖入者に、一瞬怯んだ少年たちであったが、彼らが何もしてこないと分かるとまた再開する。

「こらっ、やめなさい!」

「や、やなこった。ほらっ、パス」

「わっ、どこ投げてんだよ!」

少し怒気を絡めた女生徒の言葉に動揺したのか、リーダー格の少年が投げたチョコレートは、他の二人では決して届かない高さに投げられてしまう。

勿論、そのまま落下すれば粉々になってしまうだろう。女の子の悲しげな顔を想像してしまった雄真は、気づけばアリエスに念話を送っていた。

『アリエス!風でこっちに飛ばせ!』

【はい!ディ・シルフィス!】

雄真の指に嵌められた指輪が、赤く光輝く。

それと同時に突然強い風が横薙ぎに吹き荒れ、宙を舞っていたチョコを優しく雄真の元へと運んだ。



これがアリエスの持つ、形状変化とは異なったもう一つの特殊能力。

通常、マジックワンドは単体での魔法使用は叶わず、あくまでも術者の魔法を補助する魔具である。

しかし、ごく稀にだがマジックワンド自身が魔法を使えるというケースも確認されている。例えば、有名な魔法使いの家系などに伝わる式杖などは、まさにそれに当たる。

そしてアリエスも、術者である雄真自身には遠く及ばないものの、初歩的な魔法は一通り使える。

形状変化にしてもそうだが、これらの特殊能力はマジックワンド生成時に、雄真の莫大な魔力を注いだ結果の、紛れもない偶然の産物であった。



「おっと。・・・で、お前たち。まだ続けるのか?」

「くっ・・・逃げろ!」

パシッとしっかりとチョコをキャッチした雄真に対して、分が悪くなったと悟ったのだろう。少年たちは一目散に走り去っていった。

彼らを追いかけて叱りつけるのは簡単だが、今の雄真にはそれよりも優先すべきことがある。そう、目の前で未だ悲しげな表情をしている少女に、笑顔を取り戻すことだ。

「大丈夫か?」

「あっ・・・うん」

目尻の涙を手で拭い、気丈にも笑おうとしてみせる少女に、雄真は自然と微笑を浮かべて持っていたチョコレートを差し出そうとした。

しかしその瞬間、持っていたチョコのある異変に気づいて、思わず呟いてしまう。

「あっ・・・くそっ、ちょっと砕けちゃってるな」

『アリエス?』

【もちろん、風で運んだ際には十分に気を付けました。おそらく、少年たちが乱暴に投げ続けていた結果かと】

アリエスの言うとおり、もともと溶けかかっていたチョコは、男の子たちの乱暴なキャッチボールの末、ところどころ砕けてしまっていた。

雄真の呟きが聞こえてしまったのだろう。少女の顔に、再び影が戻る。

「い、いや。大丈夫だって。えっと・・・」

『どうするか・・・。修復魔法はあまり得意じゃないんだが、この子の事を思うと・・・』

「あの、すみません。ちょっといいですか?」

「ん?」

丁寧に包まれたチョコレートを眺めながら思案に耽っていた雄真は、その声にふと顔を上げる。

目の前には、先ほど自分と同じタイミングで苛めを諫めようと声を上げた女生徒の姿が。背中のマジックワンドから察するに、魔法科の生徒なのだろう。

彼女は雄真に一言掛けると、そのまましゃがみ込んで女の子と同じ目線になった。

「ねえ。あのチョコ、ちょっとだけお姉ちゃんに貸してくれないかな?」

「え?」

「今から、お姉ちゃんがおまじないを掛けてあげる」

「おまじない?」

「うん、そう。だから、ちょっとの間だけ目を閉じててもらえるかな?」

「・・・うん」

女の子は少し逡巡したようだが、やがて素直に頷くとそっと目を閉じた。

雄真もそれを見届けてから、何か考えのある様子の女生徒にチョコを渡す。

「ありがとうございます。・・・ソプラノ」

「はい、春姫」

彼女は雄真にペコリと頭を下げると、背中のマジックワンドを目の前に水平に浮かせ、受け取ったチョコを両手で柔らかく包んだ。

「エル・アムダルト・リ・エルス――」

そして、詠唱が紡がれる。整った彼女の外見によく似合う、澄み渡るような綺麗な声色で。

呪文の詠唱と同時に、彼女の手にあるチョコレートが淡く柔らかな光を放ち出す。

しかし雄真は、その一枚の絵画のような光景を間近で見ながら、頭の中では別のことを考えていた。

『俺や母さんと同じ呪文の構成・・・ってことは、彼女が母さんの言っていた”生徒”か』

雄真は母から何度か、彼女が教師として勤める「瑞穂坂学園」に通う、一人の優秀な魔法科の生徒――「神坂 春姫」について聞いていた。

『母さんが弟子を取るなんて珍しいと思ってたけど・・・これなら納得もいく。流石はClassBといったところかな』

【そうですね。魔法の構成速度、緻密な魔法式などは、マスターと同格か・・・それ以上です】

同じ魔法使いである雄真だからこそ分かる。彼女は・・・神坂春姫は「本物」だと。

「――ディ・アムンマルサス」

やがて最後のワードを受けて、光は徐々に収束していく。後に残ったのは、当然のように修復された、女の子の想いの結晶。

「はい、どうぞ」

「え?・・・わぁ〜!」

差し出された、まるで新品同様のチョコレートに、女の子が歓喜の声を上げる。

「ふふ、良かったね」

「うんっ!」

「好きな男の子にあげるの?」

「・・・う、うん」

恥ずかしげに頬を染め、消え入りそうな声で呟く女の子。

春姫はそんな彼女に、イメージ通りの柔らかな微笑みでエールを送った。

「そう・・・その想い、大切にしてね」

「ありがとう!お姉ちゃん!」

女の子は満面の笑みで春姫にお礼を告げると、クルリと雄真の方を振り返って同じく笑顔で言った。

「お兄ちゃんも、チョコを取り返してくれてありがとう!」

「いや、俺はほとんど何もしてないよ。風のいたずらさ。・・・頑張ってな」

「うん!」

女の子は最後に元気よく返事をすると、そのまま駈け出した。

そして公園の入り口で振り返って、大きく手を振る。当然その相手である二人も小さくながら振り返し、女の子は満足したような表情で去っていった。

後に残ったのは雄真と春姫の二人だけ。どう話しかければいいか迷っていた雄真に、おずおずと春姫の方から話しかけてきた。

「あの・・・ありがとうございました。あなたがいなかったらきっと、チョコも修復できないくらい砕けてたと思います」

「いやいや、俺は何もしてないよ。えっと・・・神坂春姫さんでいいのかな?」

「えっ?何で私の名前を?」

「それは・・・」

言ってから、雄真は内心でしまったと舌打ちを打った。

彼は今、とある事情より魔法使いであることを隠している身である。なので当然、母のことを話すわけにもいかず、言葉に詰まってしまう。

そんな雄真に助け船を出したのは、考えに耽る彼の背中にピョンと抱きついてきた準であった。

「そりゃ知ってるわよ〜♪あなたの噂は、普通科まで届いてるもん」

「あっ、ということは・・・」

「そ。私たちは、瑞穂坂学園の普通科の1年生よ。私が渡良瀬準で、こっちが小日向雄真。よろしくね、春姫ちゃん♪」

初対面だというのに、ハイテンションで自己紹介を始める準。雄真はやれやれと嘆息を吐くと同時に、内心では感謝しながら自らも挨拶をした。

「えっと、よろしく。神坂さん」

「あっ、はい。渡良瀬さんに小日向くんですね。こちらこそ、よろしくお願いします」

流石に準のように初対面の人物に対してファーストネームで呼ぶわけにもいかず、雄真と春姫は互いに無難な挨拶を済ませる。

すると準が、春姫に興味深々といった瞳で尋ねた。

「ねえねえ。それってマジックワンドでしょう?」

「はい。ソプラノと言います。ほら、ソプラノ。挨拶を」

「ソプラノと申します。春姫共々、よろしくお願いいたします。小日向様。渡良瀬様」

「よろしくね♪」

「ああ、よろしく。ソプラノ」

『やっぱり自我があるのか・・・』

口では挨拶を返しつつも、雄真は思考を分割する。



マジックワンドが成長を遂げると、自我を持つようになるというのは有名な話だが、その基準となるのはClassCと言われている。

そもそもClassとは、魔法協会で定められた、術者の魔法レベルを表す指標であり、Class試験を受けることによって魔法使いは自分の階級を定められる。

最も低く、魔力があることを示せば貰えるのがF。そこからE,Dと徐々に難易度は上がっていき、一般的に世に出ている魔法使いの平均は、ClassBからAといったところ。

さらにその上に、S、SS、Mと続いていくのだが、最高ランクであるMは、世界中でも3人しかおらず、またSSも両手の指で足りるほど。

つまり、この歳で既にClassBを取得しているということは非常に優秀であることを示し、そんな春姫に付いた通り名が「瑞穂坂の才媛」。

そんな彼女の持つマジックワンド「ソプラノ」は、少し年上の穏やかな女性の声で、またハッキリと喋っていることから自我の目覚めから結構経っていることが覗えた。





『・・・やっぱり、似てる』

その頃春姫は、思考に耽る雄真を見つめて、幼き日の記憶を思い出していた。

3人の男の子から、温かい魔法の光で春姫を救ってくれた、まさに彼女にとってはヒーローであり・・・同時に、初恋の相手でもある少年。

もう既にだいぶ記憶も風化してしまったが、あの時の彼の面影が雄真に重なってしょうがなかった。

「・・・ん?どうかした、神坂さん」

「え・・・あ、ごめんなさい」

『まさか・・・そんなはずないよね?』

雄真に気づかれて、恥ずかしさからペコリと頭を軽く下げた春姫は、確証もまるでない、まさに勘とも言える考えをすぐに打ち消した。

そもそも、あの時の男の子は、今頃立派な魔法使いになっているはず。とはいえ、あの日以来会っていないわけなので、断言は出来ないのだが。

でも、どうしても。先ほど自分と同じように苛めの現場へと乗り込んできた雄真が、あの日の少年と被ってしまう。

「あっ、それじゃあそろそろ私は行きますね。二人のデートの邪魔をしても悪いですし」

とりあえずそんな思考を振り払いたくて、春姫は二人に別れの挨拶を口にする。

雄真とその背中にべったりと張り付いている準の関係を完全に誤解した言葉だったのだが、今の彼らは誰から見ても「じゃれ合う恋人」なので、春姫の勘違いもしょうがないと言える。

「デートって・・・ハハハ、違うって、神坂さん。こいつは――ぐえっ」

「もう、雄真ったら照れちゃって♪バイバイ、春姫ちゃん。また会いましょうね♪」

「はい、さようなら。お二人とも」

雄真は咄嗟に誤解を解こうと思ったのだが、面白がった準から肘鉄を脇腹に貰い、春姫は結局勘違いをしたまま公園を出た。

そして歩くこと数分。そろそろ春姫の住む瑞穂坂学園の女子寮が見えてこようかという頃、背中で待機していたソプラノがおずおずと話し掛けてきた。

「・・・春姫」

「どうしたの?ソプラノ」

「いえ・・・さっきのことなんですが」

「さっきって・・・あの公園の?」

「はい」

ソプラノは、「私の勘違いかもしれませんが・・・」と一言置いてから語り始める。

「少年たちがチョコをあらぬ方向に投げて、地面に落ちようかとしてた時、突然突風が吹きましたよね?」

「ええ。それを小日向くんがキャッチしてくれたんだけど・・・それがどうかしたの?」

「・・・あの時。ほんの一瞬でしたけど、大きな魔力を感知しました」

「えっ――!」

「本当に一瞬です。コンマ一秒にも満たない時間。春姫も気づいていないようでしたので、私の勘違いだと思っていたのですが」

「まさか・・・小日向くんが?」

「あり得ない話ではありません。偶然にしては出来過ぎています」

確かに。いくら軽いチョコレートだからって、落ちそうになっていたそれが突風に押されて雄真のところまで運ぶ可能性は低い。

だからといって、その可能性が零というわけではないのだし、さらにここで問題になってくるのは。

「でも、小日向くんは普通科だって言ってたし。それにマジックワンドも持ってなかったわよ?」

                                                          マジックワンド
「あくまで可能性の話です。しかし春姫でも、あのくらいの魔法なら 私 無しでも出来るでしょう」

「それはそうだけど・・・」

いつの間にか、彼女は立ち止まっていた。

思わず、後ろを振り向く。当然、あの公園は既に見える場所には無くて、子供たちの遊び声も聞こえない。

仮にソプラノが感じた魔力が本物だったとしても、それが雄真のものとは限らない。もしかしたら準かもしれないし、はたまた別の誰かが全く無関係な場所で魔法を唱えたのかもしれない。

『小日向雄真くん、か・・・』

しかし、春姫が心にその名前を刻みこむのには、充分すぎる事件といえた。



3話へ続く


後書き

「Secret Wizard」、第2話をお送りします^^

今回は春姫との出会い。雄真が魔法使いという設定ゆえ、多少のアレンジは加わってますが、まあ本編通りですね。

これからもこんな感じで進んでいくと思います。基本は本編の流れに沿って、ということで。


流石に春姫は勘がいいので、少し感付き始めましたが・・・まだ「まさか」という気持ちが強く、疑いを掛けているレベルではありません。

現状、雄真の正体を知っている人間は7人だけです。まあ今回、一人は準だと明かされましたが、他も順次出てくる予定です。

ちなみに、オリキャラは出ません。登場人物は、原作登場キャラだけだと考えてもらって結構です。

それでは、また3話で!



2008.6.11  雅輝