空は快晴、そしてその蒼に映える桜の色。
朝倉家と芳乃家、両家に植えられている立派な桜の木の下。
「ハンカチとか持った〜?忘れ物は無い〜?」
そこには、先に玄関を出た義之たちを振り返りながら、芳乃家の施錠をする音姫の姿があった。
何故か昔からこうして芳乃家の施錠は音姫がすることが多く、義之が今世話になっている芳乃家の当主、芳乃さくら(よしの さくら)からも音姫は合鍵を貰っていた。
さくら曰く、「義之くんが起きて来ない場合は、この鍵を使って起こしてあげてね♪」とのことだ。
この際、弟くん(義之)の世話をするのが大好き――いや、もはや生き甲斐を感じていると言ってもいいくらいの音姫が二つ返事で了承したのは言うまでもない。
「ああ、俺は無いよ」
「私も無いかな」
義之と由夢もそんな世話好きの姉の性格をわかっているため、苦笑しつつもその問いに答えた。
「よしっ、それじゃあ出発〜」
そして音姫の元気な号令と共に、三人は並んで歩き出す。
「そういえば、今日はホームルームがあったなぁ・・・。で、何するんだっけ?」
「もうっ、弟くんたらそんなことも忘れちゃったの?クリスマスパーティーでするクラスの出し物の話し合いだよ」
「ふう、無駄だよお姉ちゃん。兄さんはどうでもいいことは1分で忘れるタイプだから」
「むっ、そこまで酷くないぞ?5分くらいなら覚えていられる」
「弟くん・・・威張って言うほど伸びてないよ」
他愛もないことを話しながら、義之を中央に挟み三人並んで登校する。
この風見学園全校男子生徒が心から渇望しそうなシチュエーション――右隣に音姫、左隣に由夢がいる両手に花状態が、義之にとっては昔から変わらない”日常”であった。
D.C.U〜ダ・カーポU〜 SS
「自由な夢を・・・」
Written by 雅輝
<2> 由夢の手帳
『・・・で、何でこんなことになっているんだ?』
ガヤガヤという騒がしい喧騒に目を覚ました義之は、寝ぼけ眼を擦りながら、いつの間にか突入していたホームルームの惨状を目の当たりにして唖然としていた。
「絶対人形劇よ!」
「いや、違う!お化け屋敷にするべきだ!」
「何よっ、お化け屋敷なんて!時代錯誤もいいところだし、第一作るのがめんどくさいじゃない!」
「何を〜〜?人形劇の方が時代錯誤じゃないか!それに今回はあまり練習している時間だってないだろ!?」
あちらこちらで響く、男子と女子が言い争う声。
状況を把握しようと義之がふと目を向けた黒板には、”議題 クリスマスパーティーの出し物”と几帳面な字で板書されていた。
「なあ、茜。いったい何がどうなってるんだ?」
義之はまだ理解できていないらしく、前の席の花咲茜(はなさき あかね)の背中をつついて状況を聞いてみる。
「も〜、義之くんまた寝てたんでしょ〜?今いいところなんだから、寝ないで欲しいなぁ」
豊満な胸を弾ませ、茜が頬を膨らませながら抗議する。
「ふふ、仕方ないわよ茜。義之の頭の脳細胞は、授業中に眠らないと一気に消し飛んじゃうらしいから」
そこに隣の席の雪村杏(ゆきむら あんず)が、相変わらずの毒舌と共に意地の悪い笑みを浮かべ話に入ってくる。
それに少しはカッとなる義之だが、杏に口では決して勝てないことはわかりきっているため、適当に流して二人に当初聞きたかった事を訊ねてみた。
「はいはい、そうですか。んで、今のこの状況を説明してくれると非常にありがたいんだが・・・」
「見てわからない?」
「わからないから聞いている」
「尤もね」
呆れたような曖昧な表情を浮かべる杏に対して、義之はちょっとニヒルに笑ってみせた。
・・・一応言っておくが、この義之の笑みに意味など無い。
「ん〜。簡潔に言うと、今はクリパのこのクラスでする出し物を決めている所なんだけど・・・杏ちゃんが出した人形劇って案と、杉並君が出したお化け屋敷っていう案で、綺麗に女子と男子で意見が分かれている状態かな?」
茜が指を顎の辺りに当てて、クラス中を見渡しながら言う。
「なるほど・・・杏が出した人形劇って、どんなものをやるんだ?」
「まだおおまかなストーリーしか決まって無いけど、クリスマスの話にしようと思ってるわ。ちなみに主役の二人は義之と小恋ね」
「ふ〜ん・・・って何だと!?」
「だから〜、私には無理だって言ってるでしょ〜〜」
義之が驚きの声を上げると同時にやってきたのは、先ほど杏に小恋と呼ばれた今にも泣きそうな顔をしている少女――月島小恋(つきしま ここ)だった。
ちなみに小恋と義之は幼馴染で、小学校の頃からクラスはおろか席すらも離れたことが無い・・・義之曰く「腐れ縁」らしい。
「も〜、小恋ちゃんてばぁ。何でそんなに情けない顔をしてるの?」
「だって主役だよ〜?私にそんな大役が務まるわけ無いよ〜」
「いいじゃない。小恋は努力家だから不可能なことなんてないわ」
「そうそう。そ・れ・に♪二人っきりになれる大義名分ができてよかったじゃな〜い」
「ふぇ!?な、な、何を言ってるのよ〜?」
茜のやけにウキウキとした言葉に、小恋は顔を赤らめて慌て始めた。
この三人――杏・小恋・茜は互いが親友同士で、その苗字の頭文字から取って周りからは”雪月花”と呼ばれている。
そしてそのスタイルは、イジられ役の小恋がいつも杏と茜にからかわれているというのが主なのだが・・・それでも友情が成り立っているということは、なんだかんだで小恋も楽しんでいるようだ。
「お〜い、何の話かは知らんが俺は主役なんてかったるいことやるつもりはないぞ?」
「そ、そうだよねっ?さすがは義之。話がわかるね〜」
「え〜〜、何でよ〜?」
「いや、何でって言われても・・・」
「人形劇の話は小恋と義之が主役と仮定して構想を進めているから、二人が主役になってもらわないと話にならないわ」
「そゆこと。ダイジョ〜ブ。私達がしっかりとカバーするから」
「それでもだな・・・」
杏と茜が迫力ある顔で義之に言い迫ってきたため、さすがの義之も少々たじろぐ。
正直この二人を敵に回すと色々と厄介なことが多いため、何とか上手い言い訳を考えようと思考を巡らせるが何も浮かんでは来なかった。
「はいはーいっ!!皆さん静かに!席に着いて!このままでは埒が明かないので、多数決でどちらにするか決めたいと思います!何か異論がある人は?」
そんな義之に、救いの手。
教壇の前に立っていたクラスの委員長――沢井麻耶(さわい まや)のよく通る声に、男子も女子も皆それぞれの席へと帰っていく。
それは雪月花も同様で、杏に至っては「後ちょっとだったのに・・・」と不満そうな顔で隣の席に着く。
『ありがとう委員長。今ならおまえが女神に見えるよ・・・』
いつもは堅物で義之たちに注意ばかりしている彼女だが、こんな時仕切ってくれるのはやはりリーダーシップに富んでいるからだろう。
そんな麻耶を視界に入れつつ、義之は再度黒板の字に目を通す。
『それにしてもお化け屋敷ねぇ・・・。杉並の発案だと言っていたが、何かあいつらしくないな。あいつなら「みんなでミステリーサークルでも作ろうじゃないか!」とか言いだしそうなんだが・・・』
義之はそんな事を考えつつ、いつも自分を良からぬ方向へと巻き込む悪友に目を向ける。
すると、まるで義之がこちらを向くことが分かっていたかのように、杉並はその端正な顔を歪めて握りこぶしに親指をグッと立てていた。
「・・・」
義之はその行為に冷ややかな怒りを覚え、とりあえず杉並と同じくサムズアップすると、そのまま180度回転させ思いっきり下に振り下ろす。
しかし杉並はその義之の行動を一笑の内にふせ、さして気にした様子もなく自信ある目を黒板の方へと向けるのだった。
「ふぁぁふ・・・あ〜、かったりい」
もう見上げた空は茜色になっており、義之は特大の欠伸をしながら心持ち早足で校門へと向かっていた。
あの後多数決を取ったのだがこれまた綺麗に票が分かれてしまい、結局お化け屋敷に決定するのにこんな時間まで掛かってしまった。
『しかしまあ、あいつもよくあんなに口が回るもんだ。あーゆーのを話術って言うんだろなぁ・・・』
そしてその決着を着けたのが杉並。
彼は巧みな言い回しでクラスの女子を説得し、最終的に過半数の票を獲得したのだ。
『それにしてもあの杉並がクラスの出し物に積極的になるなんて・・・絶対何か裏があるな』
義之はぼんやりとそんな事を考えながら、冬でも満開に咲き誇る桜並木の下を歩く。
12月というこの季節にはまるっきり不調和な光景だが、それでもこの初音島ではこれが普通の姿であった。
夏でも、秋でも、冬でも・・・もちろん春でも、当たり前のように桜が咲き誇る、不思議な島。
そんなこの島に義之が来てから、もう10年の時が過ぎようとしていた。
それ以前の記憶ははっきりとしない・・・気がつけばさくらと共に朝倉家の門をくぐっていた。
「・・・懐かしいな」
その時から始まった、幼い頃の音姫と由夢との日々。
前方を見据えながら想い出に浸っていた義之の目に、校門の壁に寄りかかっている一人の少女の姿が映る。
「ん?あれは・・・」
見覚えのある、頭についている二つのお団子。
暇そうに時計を確認しては、白い息を夕暮れの空に吐き出しているその姿は、まるで誰かを待っているようにも見えた。
「・・・こんなくそ寒い中、いったい何をやってるんだか」
とっくに平常授業が終わっているこの時間に何故彼女がここにいるのかはわからないが、義之はとりあえず声を掛けてみることにした。
「よっ、どうしたんだ?こんな時間に」
「え?」
寒そうに自分の体を両腕で抱いていたその少女――由夢は驚いたように声を出し、くるりとその愛らしい顔を義之に向ける。
「あっ、兄さん。奇遇だね」
「奇遇だねって・・・こんな所で、誰かと待ち合わせか?」
「まあ、そんなところかな」
軽い笑みを浮かべ、由夢は寄りかかっていた校門から体を起こした。
「まだ帰らないのか?」
「や、たまには兄さんと一緒に帰ろうかなとか思ってさ」
「・・・それで待ってたのか?」
「まあそういうことかな」
「そっか!それじゃあな、我が妹よ!」
さわやかな笑みを浮かべつつエスケープしようとする兄の襟首を、これまたさわやかな笑みを浮かべた妹が後ろからがっしりと掴む。
「ぐぇっ?!」
「や、たまには兄さんと一緒に帰ろうかなとか思ってさ」
満面の笑み。
しかしどこからか青白いオーラが出ているのを、義之はその肌で感じ取っていた。
「ゆ、由夢さん?」
「や、たまには兄さんと一緒に帰ろうかなとか思ってさ」
三度目になるその台詞は、「兄さん」という言葉がやけに強調されていた。
その笑顔も、心無し引き攣ってきているように見える。
そして――。
「・・・」
「・・・」
「・・・・・・」
「も、目的は何でございましょうか?」
無言のプレッシャーに堪えかねた義之が、年下の彼女に敬語で訊ねるまでそう時間は掛からなかった。
「おいし〜♪」
両手にクレープを持ち、それらを一口ずつ食べながら心底幸せそうな表情を浮かべる由夢を見て、義之は寒くなった懐を擦りながら呆れたような声を出した。
「そんなに食って、夕食が食えなくなっても知らんぞ?」
「大丈夫、甘いものは別腹だから」
「太るぞ?」
「や、それも大丈夫。私、太らない体質だし」
事も無げにそう返す由夢。
確かにそのスリムな体型を見ていると納得はいくが、それでもその”甘いもの”の出費元が自分となると素直に納得できなかった。
ここ桜公園のクレープは量も多いし味もいいと評判なのだが、その分値段が張っている。
そのクレープを2つも奢らされた義之の残金は、まさに雀の涙だった。
それもこれも、すべて目の前の妹が「おなか空いた〜〜」と義之の財布をねだってきたからだ。
「それより、兄さんは食べないの?」
「この状態で何を食べろと言うんだ?」
両手にクレープを持っている由夢とは対照的に、義之の両手は寒そうに制服のポケットに突っ込まれていた。
「俺の分もどっかの誰かさんが食べてるもんでね」
「そっか、それは残念だね。でも、じゃんけんで負けたんだから自業自得だね。負け犬だもんね」
義之の精一杯の皮肉も、由夢には一歩どころか千歩ほど及ばないようだ。
皮肉が3倍返しで返ってくる。
「くっ・・・」
何も言い返せない義之。
確かにじゃんけんをしようと言い出したのは、奢るのが癪だった義之の方なのだ。
その結果負けて、本来食べられるはずだった自分の分も、由夢の腹に収まっている。
・・・どこからどう見ても負け犬だった。
「・・・はぁ」
空を見上げる。
先ほどまで綺麗な茜色だった空も、次第に暗くなってきている。
後30分もすれば、もうすっかり夜の帳が下りているだろう。
『その前には帰らないとなぁ。音姉を心配させるわけにはいかないし・・・。さくらさんのご飯も用意しなくちゃいけないしなぁ』
義之は、お腹を押さえながら子供のようにご飯が出来るのを待っている保護者の姿を想像して、苦笑いを零した。
「もう、しょうがないな。・・・はいっ」
「ん?」
声と共に視線を空から戻してみると、目の前にかじった後が残るクレープが突きつけられていた。
「じゃんけんの弱い兄さんにも、一口あげるよ」
その持ち主――由夢の方を見てみると、少し照れた様な表情をしている。
「別にいいって」
「遠慮しない」
「間接キスだぞ?」
「兄妹なんだから、変なこと意識しない」
「んぐっ」
義之の言葉にまた少し頬を赤らめた由夢が、無理矢理彼の口にクレープを押し込む。
「ね?美味しいでしょ?」
口の中のそれを咀嚼している義之の顔を、満足そうな表情をした由夢が覗き込む。
「・・・ああ、そーだな」
そして義之は意地っ張りだが優しい妹の気遣いに、穏やかな笑みを浮かべて頷くのだった。
「それにしても兄さんって、ホントじゃんけん弱いよね」
桜公園から続く街道を、二人は家へと向かって歩いていた。
その歩みは時間的なものもあって、やや早足である。
「はっ、何を言ってやがりますかね、この小娘は。わざと負けてやっているのに気付いていないのか?」
少し先を行き振り返りながらバカにした口調でそう言った由夢に、義之はまさに”負け犬の遠吠え”と思われる台詞を吐く。
「へー、ふーーん?ほーーー」
もちろん、目の前には1ミクロンたりとも信じていないような、由夢の呆れた表情。
「な、なんですか?その疑いの眼差しは?」
敬語になっている時点で、もう既に怪しさ大爆発であった。
「じゃあ、次からは負けないでいい・・・あれっ?」
挑戦的な笑みを浮かべた由夢だが、台詞の途中で何かに気付きその場に立ち止まる。
「どうしたんだ?由夢」
「や、えっと・・・この景色は・・・」
義之の問いかけを誤魔化しつつ、急いで鞄から手帳を取り出しパラパラと捲る。
「えっと・・・」
「どうした?恥ずかしいポエムでも思いついたか?」
「そんな訳な・・・あっ!」
あるページで指を止めた由夢が周りをキョロキョロしだしたかと思うと、突然義之の方を向いて叫んだ。
「兄さん、危な――っ」
”ガツンッ!”
「ふはっ?!」
由夢の叫びが言い終わるか否かの瞬間、義之の後頭部に突然の衝撃が走る。
「あ、あはは〜、ちょっと遅かったか・・・」
後頭部を押さえながら何が起こったか把握出来ていない様子の義之を見て、由夢は苦笑しながらトントンと彼の後ろで弾んでいるサッカーボールを確認した。
どうやらダイレクトでそれが直撃したらしい。
「すいませーん」
遠くから子供がやって来て、すぐにボールを回収してまた踵を返す。
「・・・」
「み、見事なヘディングだったね?まるで目が後ろに付いているのかと思ったくらい見事だったよ」
何となく理不尽な気分に駆られた義之に掛けた由夢の言葉は、フォローになっているのかどうか微妙なところだった。
「ついでに、大丈夫?」
『ついでかよっ?』
義之は心の中で見事なツッコミを決めるが、まだ頭がぐらぐらしていて言葉にはならない。
「・・・ふう。ま、大丈夫だろ。コブにもなっていないみたいだし」
「ホントに大丈夫?」
由夢は心配そうにもう一度訊ねると、背伸びをして義之の後頭部に手を回す。
「大丈夫そうだけど、一応後で冷やしておいたほうがいいよ」
「ん、そうだな」
その行動に一瞬ドキッとした義之だが、すぐにいつもの調子に戻った。
インパクトの瞬間落としてしまった鞄を拾い上げ、パンパンと払って埃を落としている義之に、鞄の中に手帳をしまい終えた由夢が声を掛ける。
「それじゃ、帰ろっか?」
「ん?もういいのか?」
「何が?」
「ポエムだよ。思いついたのをメモしてるんだろ?」
何故そこまでポエムにこだわるのか・・・義之の脳内では、由夢=ポエマーの等号式が成り立っているらしい。
「してません!」
そんな義之に、由夢が呆れと怒りが交じったような声色で反論する。
「じゃあなんだ?そのメモ帳」
「や、内緒です」
「ま、いいけどさ」
見た目ではあっさりと言葉を返したように見えるが、義之の脳内では今まさに由夢の手帳の中身についてあらゆる妄想がされていた。
「なんか、兄さんから凄い嫌なオーラを感じるんだけど」
「気のせいだ、気のせい」
「なんか、兄さんの顔が凄いにやけてるんですけど?」
「生まれつきだ、生まれつき」
「それはそれで駄目なような気がするんだけど・・・」
昔から変わらない、兄妹としてのやりとり。
楽しく、それでいて穏やかな日常を噛み締めながら、二人はいつも通りそれぞれの家の前で別れたのだった。
3話へ続く
後書き
ども〜、雅輝です〜^^
ん〜、予定よりだいぶ早いペースで更新できました。
しかもなんか無駄に長くなって・・・最初は雪月花紹介で終わるつもりだったんですけど、2話に分けると繋げるのが難しくなるんですよねぇ(汗)
ってゆーか、キャラが多すぎですorz
次話も半分はキャラ紹介に使いそう・・・美夏もまだ出してないしなぁ。
それで今回の話の内容ですが、前半はほとんどオリジナルでしたが後半はゲームから引用ですね。
でも少しずつアレンジされているはずです。ゲームをやりながら読んでいただけると尚いいかも?
それではまた次話で^^