B&G MEMORIAL of SUMMER

BOYS and GIRLS in Long Vacation

 

 

 

 第九フレーム。総志がストライクを取り、また継もストライクを取った事で、各チームの一投目は全員女性となる。単純に実力のみ比較すれば、安定感の

ある冴霞が文句なしにハイスコアを出せるであろうが、その冴霞はまだ負傷中の身。そして要も愛もその時の気分でスコアが大きく上下するタイプなので、

残り二フレームでどのチームが勝利に近づくかは、彼女たちの腕に掛かっていると言っても決して過言ではない。

 そして第一投、一番ムラッ気のあるテンション型の愛がボールを放つ。

「てぃっ!!」

 助走はたどたどしいものの、コースは悪くない。しかし相変わらず遅めの球速が災いしたのか、勢いが足りないボールでは全てのピンを倒すことはできず、

二番、四番、七番、そして十番ピンを残してしまうというスプリットになってしまった。

「ご、ごめんね、総志くん……」

「いや、大丈夫だ。スペアは難しいが、ちゃんと九本にはするから」

 愛の失敗を慰める総志だが、実のところはある程度の予感はあった。二連続ストライク・ダブルで浮き足立っている愛が、力み過ぎて失敗する。または

逆に、慎重になり過ぎて勢いのある投球を避けるのではないか、という二通りの予想。その後者が見事にあてはまり、これにより総志・愛ペアが第二試合の

首位に立つ可能性はほぼ潰えたと言っていいだろう。だがそれを差し引いても百七十越えは確実である上に、まだ迎えていない第十フレームを早々に諦めて

しまうのはあまりにも早すぎる。

「最後まで、頑張ろうな。愛」

「う、うん!! がんばるよっ!!」

 胸の前でぐっとガッツポーズを取る愛。総志は彼女の頭をぽんぽんと撫で、そのままアドレス位置を取る。カーブボールも可能とする総志が選んだ位置は

中央。そこからやや早めのカーブをかけた投球で、宣言通りに三本を弾き飛ばし、わずかな欲を込めて狙って弾いた七番だったが、逆側にある十番を落とす

ことは出来なかった。

 これにより、第九フレーム終了時点で総志・愛ペアの得点は百七十。第十フレームでターキーを達成できれば二百という優秀なスコアである。

 

 

 続く投手である要は、やはり緊張を隠せないでいた。頑張るとは言ったものの、狙いはストライク一択しかないのだ。緊張するなという方が無理な相談と

いうものだろう。

「要、落ち着けって。ストライクは無理でもいいからさ。俺が何とかするし」

「継くん……ううん、いいのっ。あたしにちゃんとやらせて!!」

 継からの気遣いはとても嬉しいが、だからといって彼に甘えてばかりもいられない。確かに『勝ちたい』とは継の弁だが、要だって継と一緒にプレイする

以上は勝ちたいのだ。たとえ勝利の先に正体不明の罰ゲームが待ち構えていようと、継と一緒に勝つ事こそが要の望みなのだから。

 やや右寄りにアドレスを決め、大きく振りかぶらずに。ストライクを取った時と同じ感触で力まず、流れるように投げる。緩やかなナチュラルフックを

描くボールはストライクコースへと吸い込まれるように飛び込み、そのまま十本全てが倒れていく。

 総志・愛ペアに引き続いてのダブル。そして九フレームで通算六度目となるストライク。この時点で継・要ペアは仮に第十フレームでゼロだったとしても

百七十を超える。そして第十フレームの一投目にもう一度ストライクを――――つまりターキーを達成させれば、よほどの事がない限り単独一位となる。

「継くん、やったぁ!!」

「おおっ、すげぇぞ要ぇ!!」

 駆け寄ってくる要を抱き締めてしまい、そのまま背中をバンバンと叩く継。要は真っ赤になって抵抗するが、継の純粋な喜びをちゃんと受け止めたい

という気持ちの方が強いために、抵抗の力もそれほど強くはない。

 

 

そしてラスト。それぞれのチームが歓喜に沸く中で、ただ一組。負傷者を抱える謙悟・冴霞ペアの第一投は、やはり変わらず冴霞の番。謙悟の献身的な

マッサージと、腕に掛かる負担を軽減させたおかげで先程よりも心なしか楽になったような気がする。もちろん、気休めだという事は冴霞自身も分かっては

いるのだが、ここで少しくらいは無理をしておかないと、本当に最下位で『負け』てしまう。

「そんなの……絶対に、いや」

 くっ、と歯を食いしばり、微かに震える腕を抑え込む。肉体の痛みを精神で克服させ、ただ一度の無茶を。

 ストライクを取らない、と言っておきながら今から冴霞が狙うのは禁じたはずのストライク。後ろで見ている謙悟が冴霞の行為を知れば、きっと優しくは

ない叱責とそれ以上の心配をしてくれるだろう。それだけ冴霞の事を案じ、想ってくれている彼の事を裏切るような真似をするのは、とてつもなく辛い。

 ……だけど、あの時の言葉は紛れもない本心だから。

 

――――謙悟くんが見ている前では私、絶対に負けたくないから――――

 

その言葉に嘘はない。その相手が総志や愛、継や要ではなく。

 他ならぬ自分自身であるからこそ、負けられないのだ。

 試合開始直後を思わせる、勢いのある一投。八ポンドという軽さゆえの速さ。それは怪我人にはなし得ないはずのパワーさえも伴い。

 払った犠牲に見合うだけの結果を、冴霞に与えた。

 

 

森川 総志

秋月 愛

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1

6

5

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E

3

30

58

78

89

96

116

142

161

170

 

高平 継

柊木 要

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F

1

G

9

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30

60

87

105

113

121

141

 

新崎 謙悟

今村 冴霞

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30

59

79

95

110

127

145

165

 

 

37.男女混合十柱戯決戦 I

 

 

「冴霞っ!」

 無理矢理に近い形で謙悟が冴霞を引き寄せたかと思うと、すぐに中身が入ったまま開封していない炭酸の缶を腕に押しつけた。即席のアイシングであり、

筋肉の火照りを覚ますための応急処置である。鈍い痛みと熱は缶の冷たさに紛らわされ、冴霞は幾分か楽な気持ちになりながら、下を向いたままの謙悟に

声をかけた。

「……謙悟くん、私……」

「言い訳も説明も、後で聞くから……今は、黙っててくれ」

 無感情で、けれど悲しそうな声。冴霞は申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら、謙悟と同じように顔を伏せた。そしてその一方で、試合を続けられる

二組は一時中断し、冴霞と謙悟を囲むようにそれぞれ席に着く。

「冴霞さん、大丈夫ですか……?」

「今村センパイ……」

 要と愛が心配するように冴霞を見る。うつむいている事で長い髪が垂れ、おかげで表情は見えないが、謙悟の様子から察するにそれなりに深刻なのだろう。

継と総志もそれは察したようで、互いに顔を見合わせると、うんと頷いた。

「新崎くん。この試合、もう無効にしないか? 今村さんがその調子じゃ続けられないし、そこまで無理に続けるようなものでもない」

「なんか、手当てで必要な物があったら俺が買ってくるからよ。湿布とかでいいか?」

 総志の言う通り、試合といっても今日のは愛が提案したお遊びだ。競い合ってのものでもないし、怪我をしてまで続けるものでもない。皆が楽しく遊ぶ、

ということこそが主目的であるこのボウリングで、腕を痛めてまで続ける必要性はない。

 だが、冴霞は首を横に振る。

「確かに、そうなのかも知れません。でも折角、私達がこうして出会えて、ひとつの場所で互いに競って、遊んでいることは大切なことなんです。もしも

ここでボウリングを中断したら、私達はまた同じようにここで集まったときに、『途中でやめた』っていうイヤな思い出だけを思い返してしまう。……私、

そんなのはイヤなんです。だから中止するなんて言わないでください」

 冴霞の言い分は少々行き過ぎでもあるが、そう言い切れないものでもあった。人間、美しい思い出よりも苦い思い出の方が記憶に残るもので、今日という

出会いと交流の日も、中途半端に終わった日としての方がおそらく印象強く残るだろう。それはやはり楽しくはなく、また冴霞の言うように、同じように

集まった日にはこの場所を避けるようになるかも知れない。

「それに……こんな楽しい事を、今回だけにしたくない。これからもずっと、続けていきたい。だから……お願いします」

 それは、継たちだけではなく、謙悟に対しての言葉でもあった。一通りの処置が終われば、謙悟は間違いなく安静にするようにと冴霞に言うだろう、と

見越しての冴霞の言葉。それがただ「続けたい」という事以上の意味を持っている事を、謙悟は理解していた。

 要をはじめとして、ここにいる四人は冴霞の事を特別扱いしていない。陽ヶ崎高校の生徒会長だからという色眼鏡で冴霞を見ることなく、自分と同じ様に

ただ一人の『今村冴霞』として接してくれている。それが冴霞にとってどれほど得難いものであるか、謙悟自身が一番良く知っている。

「……じゃあ、俺から提案してもいいかな?」

 冷気の薄れた缶を冴霞の腕から離し、優しくマッサージを始めながら。

 誰も断る者のいない謙悟の提案は、呆れるほどあっさりと可決された。

 

 

 

 迎えた最終フレーム、第十フレーム。一番手を担うのは秋月愛である。彼女らしくゆったりとした、緩い投球はストライクには至らず、結果は六本。

今回はスプリットにはならなかったものの、これで総志・愛ペアの一位はなくなった。だが総志は最後まで油断せずにスペアを獲得。最後の一球である

三投目にまでなんとか持ち込む事には成功したが、ラストの愛が投じたボールは厚めのコースに入ってしまい、結果は無念の七本。

 続く二組目、継・要ペア。第九フレームに要がダブルを達成してくれたおかげで、一投目は継の番だ。その継は、利き腕の怪我を押してまで全力で試合に

臨んだ冴霞に敬意を表し、自分もまた全力で臨む事を公言し、言葉通りに初球からストライクを達成。二度目のターキーを成し遂げ、また要も継の勢いに

引っ張られる形で九本を倒し、最後には継がきっちりとスペアで締めるという形で幕を閉じた。これにより、第二試合の一位は継・要ペアで確定。

あとは謙悟・冴霞ペアがどこまでスコアを伸ばせるかだったのだが。

 

――――謙悟の提案により、謙悟・冴霞ペアの最終投球三投。その全てが、今村冴霞に託されていた。

 

 本当なら、謙悟自身もこんなことはしたくはなかった。常識的に考えるならば、怪我人である冴霞を下がらせて謙悟が三球を担うのが正しいだろうし、

謙悟も最初はそうしようと考えていた。

 だが、冴霞の言葉――――楽しいという彼女の言葉を優先し、またその思い出を残してやりたいという気持ちが謙悟の心変わりを生み、冴霞が悔いを残す

事がないようにという考えからこの提案をしたのだ。継も、要も、総志も愛も理由を説明すれば二つ返事で了承してくれたおかげでその提案はごくあっさり

通過し、そして冴霞の投球が始まろうとしている。

 ボールは八ポンドを選び、絶対に無理をしないという事を、謙悟は口を酸っぱくして何度も冴霞に注意している。冴霞も反省しているのか、謙悟の言葉に

全て頷き、無理のない投球をすると誓わされている。

「今はまだいいけど、痛むようだったらちゃんとシップと包帯巻くからな」と謙悟は冗談交じりに本気で忠告している。さすがにそれはイヤなので、冴霞は

ほっぺたを微妙に膨らませての可愛らしい抗議をすると、軽くウインクして。

「じゃあ、行ってきますね」

 と出陣し、本当にボールを転がすだけのプレイを二度繰り返して、全ての投球は終了となった。

 冴霞の結果は、四本と三本に終わった。助走をつけはするものの、ボールはスイングをほとんどせずに緩やかに前に転がすだけで、パワーもスピードも

必要不十分にしか発揮されていない投球では、ピンを倒しきる事は出来ず、またカーブをかけることもままならない。だが冴霞は最後までプレイ出来た事に

満足し、最後には謙悟をはじめとした五人とハイタッチして、スコアが印刷されてくるのを待ちながら乾杯していた。

 

10

合計

 

森川 総志

秋月 愛

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1

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E

3

6

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7

 

187

30

58

78

89

96

116

142

161

170

187

 

高平 継

柊木 要

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220

30

60

87

105

113

121

141

171

200

220

 

新崎 謙悟

今村 冴霞

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4

3

-

 

189

30

59

79

95

110

127

145

165

182

189

 

 終わってみれば、第二試合は継・要ペアの快勝となっていた。だが冴霞の負傷がなければ結果は変わっていたかもしれないし、また罰ゲームの存在がもし

なかったとしたら、こうはなっていなかったかも知れない。だが結果は覆らず、そして。

「それじゃあ、一試合目の合計と、今の試合の合計を足して、二で割って〜……結果がドン!!」

 

チーム

合計(二試合/平均

順位

 

森川 総志

秋月 愛

139

187

3位

326 / 163

 

高平 継

柊木 要

138

220

1位

358 / 179

 

新崎 謙悟

今村 冴霞

157

189

2位

346 / 173

 

「おめでと〜! 一位は継くんと要ちゃん! そして罰ゲームも、継くんと要ちゃん!!」

 陽気な愛の発言に、今更のように気がついた継は一瞬ハッとするも、それほど深く落ち込む事もなく、快活に笑うと。

「ま、罰ゲームなんざ軽〜くこなしてやるよ!! さぁ、いつでも来いって!!」

「いやいや、まだ発表はしないよ? 言ったじゃん、発表するのはいきなりだって。でもそんなに危ないものとかじゃないから、そこは大丈夫だよっ」

 びっ、と親指を立てる愛。その言葉に少なからず安堵する継と要だが、元々そこまで心配はしていなかった。自分たち自身が罰ゲームの対象になるかも

知れない条件で、リスクの高い罰則を用意するのは賢い考えとは言えないし、失礼ではあるが愛が考案するものである。危険はないとタカをくくっても、

それほど問題はないだろう。

「とりあえず、少し休憩してからどこに行くか決めようか。その気があれば、このまま個人戦をしてもかまわないし。今村さんも新崎くんも、それで良い

かな?」

 総志が声をかけると、謙悟にマッサージをしてもらっていた冴霞はうんと頷き、謙悟も同様に総志の方を見て首を縦に振る。

「はい、お任せします」

「同じく」

 謙悟がそう言うと、継が気合いを入れるように両手を打ち鳴らし、失礼にも謙悟を指差した。

「だったら、俺と一勝負しようぜ! ボウリングでならお前に負ける気はしねーからな!!」

「あ、悪いけどそれはパス。今はこっちで忙しいし」

 一秒で否定され、そのまま前のめりに跪く継。その姿に一同は爆笑し、また冴霞も例外ではなく楽しそうに笑っている。

 

 楽しい思い出。途中で中断していたら得られなかった、友人たちとの歓談。孤高の存在であった冴霞にとって、何よりも欲しかったもの。

 それが今、こうして築かれていく。そしてこれはまだ始まりに過ぎず、今日から何度も繰り返されていくことで、その純度を増していく。

 マッサージしていた謙悟の右手はいつしか冴霞の手の平に触れ、冴霞の指が絡むように謙悟のそれと組み合わされる。

 言葉にせずに、態度で伝えるただ一言の感謝。それを確かに受け取り、謙悟はきゅっと冴霞の手を握り返した。

 

 

 

継「さて! 長かったボウリングもこれで終わり……って、個人戦なしかよ!?」

要「仕方がないよ、時間割き過ぎだもん」

愛「それにどっち道、継くんと新崎くんの勝負でしょ?」

総志「見ている側は、退屈だしな」

冴霞「私は、退屈しませんけど……謙悟くんも嫌そうですね?」

謙悟「十中八九、負け戦だしな。冴霞がいたから何とかなったっていうのが大きいし」

愛「お、何気にお惚気ですね?」

要「だから、そういうこと言わないのっ!」

総志「まあ、嫌な物をさせても仕方がない。継くん、今日の所は諦めよう」

継「く〜……勝ち逃げされた気分だ」

謙悟「そんなんじゃないって。じゃあ冴霞、締めを頼む」

冴霞「はいっ。じゃあ皆さん、せぇので行きますよ? せーのっ!!」

全員「「「「「「まだまだ、続きます!!」」」」」」




あとがき:

長かったボウリングも、ようやくの終了。終わってみれば継・要ペアの圧勝に近い形でしたが、
途中のそれぞれの気持ち、特に冴霞の言葉は彼女の偽らざる本心。策を弄そうとしても、楽しい思い出に
したいという気持ちに嘘はない。だからこそ、謙悟も止めることはしなかった。
そして最終的な勝利者であり罰ゲームを実行するのは、継か要か、あるいは両方か。恐怖? の罰ゲームが
発表されるのはもうしばらく先なので、彼らのスポーツセンターでのやりとりを、もうしばらくご覧ください。



管理人の感想

ボウリング勝負の決着。一位はフォースとターキーをたたき出した継&要ペアでしたね。
そして二位三位決戦。
冴霞は負けたくないという気持ちと、このメンバーで楽しみたいという気持ちと、恋人にいいところを見せたいという気持ちが混ざって、普段の彼女なら決してやらないであろう無茶をする。それがたとえ、恋人の心配を誘うと分かっていても。
そして謙悟もその気持ちを汲み、決して無茶はしないという条件の元、最後のフレームを冴霞に託す。謙悟、最高にかっこいいですね。
結果的に、9フレーム目の冴霞の無茶が功を奏して、二位という結果に。しかしそんな結果などより、このメンツで楽しい時間を過ごせたことこそ、冴霞にとって何よりの財産になったことでしょう。
もちろん、冴霞のみならず、他のメンバーも同様に。
それでは、次回からのスポーツセンター編(?)を楽しみにしつつ。



2009.6.7