2006年7月
(樹:3歳7〜8ヶ月)

おめでたい話(いとこ誕生!) 2006,7,4
私の妹が、今日、無事に男の子を出産!樹たちに「いとこ」が出来た。
距離的にはかな〜り遠いけど、樹たちが大きくなった時、血のつながりのある同年代のいとこがいるって思うと、少しほっとする。近くだったら良かったのにな〜。
遠すぎて、すぐに会いに行けないのが残念だけど、ま、仕方ない。帰省の時までのお楽しみだね。

それにしても、陣痛来て1時間くらいで産んだらしいから、安産だったんだね〜。良かった良かった。
携帯で画像送ってきてくれたけど、かなり美形♪ 将来楽しみ♪だね。

高熱! 2006,7,13
樹がお昼寝中、よく寝てたので、ママは隣の部屋で(私の)妹に電話。ゆっくり話す時間もなかなか作れないので、ついつい長電話してしまった。
電話を終えてふと樹を見ると、真っ赤な顔!おでこを触ると熱い!慌てて熱を計る。38.9度!大変!
37.5度以上になったら、ダイアップ(痙攣止めの座薬)を使うように言われているけど‥でも痙攣は熱が急激に上がっていく時に起きやすい。すでに上がりきってる状態でもやっぱり使ったほうがいいのかな?
わからないことは、とりあえず病院に聞くべし!電話で問い合わせ、ダイアップを指示通り使った。
身体も手足も熱い。熱が上がりきってるようなので、両脇に保冷材を挟み、冷やす。
前触れのない高熱に、あまりにも慌ててしまって、考えなしに解熱剤を使ってしまったけど、病院の答えはそれで良し、とのことだった。

でもやっぱり、1回下がったものの、夜になってまたぶりかえしで上がってきた。
今度は慌てずにまずダイアップ。で、上がりきるまで、様子見。熱が上がる時が一番ツライんだよね。毛布でくるんでも、ガタガタ震えている。手足も冷たい。熱が上がりきるまで、ママがだっこ。
やがて手足が熱くなってきて、身体の震えが止まる。熱が上がりきったようだ。39℃。
ここまでは、なんとか痙攣も起きなかった。よかった。
眠れそうなので布団に寝かせ、タオルケット1枚にして、今度は身体を冷やし始める。

ママが隣の部屋で長電話してる時、樹はガタガタ震えて熱が出てたのかな‥。ごめんね。気づかなくて‥。隣からチラチラ時々覗いてたんだけど、樹は向こう向きに寝てて、顔が見えてなかったから全然気づかなかったよ。
その間に痙攣起こしてたら‥と思うと‥ ‥。

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翌日、妹にもうつったけど、熱はなく、鼻水少し垂らしたくらいで治りました。樹も、翌日には38度台、夜には36度台になり、今回は重くならずにすみました。

東京駅 2006,7,22
今日はお休みだったので、東京駅まで、皆で新幹線を見に行ってきた。
絵本とかDVDではいつも見てるけど、実物の新幹線を間近で見るのは初めて。さて、どうかな〜。
改札を抜けて、妹がベビーカーだったのでエレベーターを使い、ホームへ。
エレベーターのドアが開いた途端から、樹は尻込みしてエレベーターに入るのを恐がる。
仕方なくパパが抱えて中に入れたが、涙ポロポロ‥。ホームを歩くのを嫌がるので、パパがだっこ。
すぐに帰らないとダメか?と思ったけど、大好きな新幹線が左右のホームを出入りするのを見てるうちに、だんだん平気になってきたっぽい。
最後のほうでは余裕で、出発する新幹線に「ばいば〜〜い」なんてやってた!驚き!!

今日の樹を見てると、苦手な「音」を克服する、なにか‥ヒントのようなものが見えた気がした。
だって、けっこうものすごい音でうるさかったのに、大好きな新幹線を見ることに集中してたから。

妹「初立っち」&樹「初プール」 2006,7,26
妹が、10ヶ月と5日目の今日、初めて「立っち」出来た♪ 
ママの膝につかまって立ち上がって、そーっと、自分から手を離した。3秒くらいかな?
立っち出来たのが嬉しかったのか、何度も何度もやってた。

2週間くらい前から、ベビーサークルの中で「自主練」してる様子はあったので、近々立つだろうな〜とは思ってたけど、意外に早かったね。
‥やっぱりこういうのって「性格」にもよるものだね。樹は、(まぁもともと遅れはあったけど)かなりの慎重派だったから、確実に出来ると本人が自信を持つまで、なかなか次のステップにいかなかった。(ちなみに樹は1歳11ヶ月に初立っち)
でも妹はどうやら正反対。かなりのチャレンジャー(笑)。頭をぶつけようが、体勢崩して転がろうが、まったくのおかまいなしに、ガンガン突っ込んでいく性格のようだ。しかも、多少のことではめげない。何度でもしつこく、出来るまでチャレンジしている。

この前なんて、洗濯ものを干してる間に、積み上げたお布団の上に妹がちょこんとお座りしていた。
ええええ!?ど、どーやって??
近くにクッションが立てかけてあったのを倒して、それをハシゴ代わりによじ登ったらしい。樹が そのお布団の高さに自分で登れるようになったのは、つい最近なのに。
お‥恐ろしい。。目が離せないな。こりゃ・・。

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ここからは、樹の話。

今日、通園での初プールだった。(ホントは2回目だけど、前のプールの日には、熱でお休みした)
プール開きは参加したけど、その時は水遊び程度で、本格的にプールに入るのは今日が初。
半泣き状態からスタート。少しづつ慣らしていった。
最初は浮き輪ごとママに手も足も抱きついて、まるで「おサルさん状態」だったけど、そのうち一人で(浮き輪で)浮いてられるようになって、次は体勢をうつ伏せの形にしていって、ママが樹の後ろに回って、足をつかまえて、バタ足をさせて‥やっと余裕が出て、にっこり笑顔になったところで、今日は終了〜。
次回は最初から楽しめるといいね♪

ちなみに去年は、プールに近づくことも出来なかった。あれから1年。やっと初プール!長かったね〜〜。今年はいっぱい、お友達と泳いで楽しもうね♪

2006年8月
(樹:3歳8〜9ヶ月)

踊る樹(自閉症児とTV) 2006,8,13
幼児向けのテレビ番組とかアニメといった類を一切受け付けなかった樹に変化が!

ひたすら電車が走るDVDは樹は大好きなんだけど、妹は興味ないので見ない。
妹の後追いがひどくてパパママはゆっくり食事も出来ないので、最近はもっぱら○まじろうDVDを食事時などに妹に見せていた。そうすると、妹はテレビ画面にかじりつき、樹は黙々と絵本に没頭。で、その間にパパママはその隣で食事‥とまあ、そんな感じだった。

だけど、なんだかここ最近、樹がチラチラテレビ画面を見てるな〜と思ってたら、だんだん樹がテレビに集中する時間が増えてきた。
そして昨日!なんとDVDのリトミックに合わせて樹が楽しそうにピョンピョンジャンプして踊ってた!
ええええ?樹がテレビのダンスを「模倣(まねっこ)」してるぅぅぅっっ!!驚!

あまりにも楽しそうなので、何度もそのダンスのとこだけ巻き戻してあげたら、笑いながら飛び跳ねていた。もうお風呂の時間だったので、適当なとこで終了〜。
裸でお風呂に向かう時にも、そのダンスのお歌をハミングしてた。よっぽど気に入ったのね〜。

で、笑えたのは、樹、壊れた??って思うくらいに大興奮状態で飛び跳ねてずっと踊ってるのに、ダンスのコーナーが終わると、サッと座って絵本に没頭。 この変わり身の早さ!笑える!
通常、模倣して踊ったりするのって、1歳前後くらい?かな? ってことは、樹もやっとそのくらいのレベルに成長したってことなのかなぁ??

自閉症児は、TVを見出すと没頭しすぎてしまう(過集中する)ため、良くないとされているが、うちの場合は今のところ、TVを見せることはプラスに働いている気がする。
音への過敏さの軽減、ものをしっかり「見る」こと、模倣。どれも幼児向けDVDから得たものが大きい。
一般的に言われていることと、我が家に合っているやり方かどうか?は、また別の話だと私は思う。

まねっこ 2006,8,16
今日、お出かけした先でのこと。
階段が大好きな樹は、いつものように階段を見つけて、上ったり下りたり。
最初はママと手をつないで、もう片方の手は手すりをつかまえながら上り下り。
で、だんだん自信がついてきたら、ママの手を離して、手すりをつかまえながら上り下り。
そんなことを繰り返していたら、他の親子連れ2〜3組と、階段ですれ違った。
最後に樹の横を通って下りていった女の子は、見たところ樹とおない年くらいだった。
その女の子が下りてくる時、樹は階段のちょうど真ん中あたりにいたんだけど、女の子が下りてくると判った瞬間から、ばっと耳ふさぎ。
まぁでも、小さい子が自分に近づいてくると判ると、すぐに耳をふさいで「んんんんーー」と嫌がる。ここまではいつものこと。
そして耳をふさいだ状態で、女の子が見えなくなるまで目で追う。
女の子が見えなくなると、何事もなかったかのように、ふたたび階段を上り始めた。

‥で、ここから先がいつもと同じじゃなくて、ちょっとビックリ。
さっきの女の子は、手すりにも何もつかまらずに、ひとりで階段を下りていったのだけど、なんと樹も同じように手すりにつかまらずに上り始めた!
両手を広げてバランスを取りながら、ちょっとだけだけど、上った。
小鼻を広げて、目をまんまるにして、「出来た!」っていう得意げな顔がかわいくて面白かった。

家でも、最近また「お手伝い」(お片づけや、洗濯物をかごに入れたり、パパやママに物を渡したり‥)も するようになってきたし‥。一時、まったくしてくれなくなってたから、忘れちゃったかと思ってたんだけどね。単にやる気がなかったのかな?

なんだか最近の樹、「お兄ちゃん」に見えてきたなぁ。

保育園、決定! 2006,8,22
希望していた保育園に入れることになりました!良かったぁ。

知的障害児、自閉症児を一般保育園や幼稚園に入れることについては、いろんな意見があります。
専門の療育施設があるんだから、そこにいれば良い。とか、、親のエゴ(ミエ)で健常児に混ぜたとしても、どうせついていけないんだから、無理させられてかわいそう。とか。
親子共に嫌な思いをするだけなのに。とか。

まぁ、十人十色と言いますし、いろんな意見があっていいと思います。うん。
そういった反対意見も、参考にしてよーく考えました。で、よーく考えた結果、うちでは、保育園に入れてみることにしました。
作業療法とかの訓練は、今までの療育施設で継続。それ以外の日は、基本的に保育園。で、ママは仕事に復帰。パパもやっと仕事に専念出来ます。(たぶん)

確かに樹には、また厳しい環境にチャレンジさせることになる。健常の3歳児は、樹のスキルなどとは比較にならない。それは私たち親も自覚もしているし、心配でもある。
でも振り返ってみれば、樹をはじめて療育施設の通園に入れる時も同じ気持ちだった。でも樹はそこで期待以上に成長してくれた。
長くなるから書かないけど、いろんな面で「今」が、また新たなチャレンジの場を用意してやるべき「時期」なんじゃないか‥と思ったというのが、保育園に入れようと思った一番の理由かなぁ。
大事なのは樹だから、時期が来るのを待ってたんだ。
そんなシチュエーション(ママは仕事、樹は保育園)はないかも‥と思った時期もあったけどね‥。

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かわいい息子、樹へ
またしばらくは泣いちゃうね。つらいね。でも、頑張って慣れていこうね。ママ、厳しいかな?でもね、樹が大きくなって暮らしていく世界は、いっぱいいろんな音もあるし、いろんなタイプの人もいる。いろんなことがある。決して良いことばっかりじゃないんだ。悲しいけどね‥。ずっと病院や施設で暮らすお友達もいるけど、樹はそういった施設では、多分、断られちゃう。あなたは自分で生活してください。って言われちゃうと思うんだ。それまでパパママがいればいいんだけど、パパママはその頃にはもう樹の側にはいないと思う。だから、樹はなっちゃんに たまに手伝ってもらいながら、自分で生活出来るようになろうね。そのための、今は大事な練習の時なの。ずっと一緒にいて守ってあげたい気持ちはもちろんあるけど、それは樹のためにはならないと思うんだ。それに、パパママは一生懸命お仕事して、樹の生活に欠かせない「お金」を貯めなくちゃいけないんだ。樹は保険にも入れないし、都や国からの手当てもないに等しいもんね。樹だけにこっそり教えちゃうけど‥ママの貯金なくなっちゃったんだ。内緒だよ。だから、頑張らなくっちゃ。樹が大きくなった時に困っちゃうもんね。パパママも頑張るから、樹も一緒に頑張ろうね。いっぱい泣いて帰ってきたら、ぎゅっってハグしてあげるよ。いっぱいいっぱいお友達を作ろうね。そうしたら、寂しくないよ。きっと・・。

通園準備 2006,8,24
9月から保育園の通園予定なので、今日は園に行って、必要な書類やら、園の生活についてなどの説明を受けてきました。
樹のこと、いろいろ聞かれたけど、食事についての説明が一番難しかった。だって、何が食べれて、何が食べれないって‥樹のその時の気分次第なんだから説明のしようがない。
ただ、慣れない環境な上に、子供達と同席での食事は基本的に苦手なので、最初のうちはまったく食事が摂れないだろうなぁ。対処法は、今通ってる通園の時と同じように、別室で静かな環境で食事‥。またかぃな。って感じだが、まぁしょうがない。
食事の形態についても説明が難しい。舌触りの好み?みたいなのがあるので、この食材は常食で大丈夫だけど、こっちの食材だと離乳食中〜後期くらいの形態でないとダメ‥とか。そんな細かく言えないしね〜。。とりあえず肉、魚系は嫌いではないかもしれないけど食べが悪いとか、なんだかヘンな受け答えになってしまった。果たしてあれで通じたんだろうか?? 
最初はたぶん「噛まない」のは予測できるから、離乳後期くらいから始めてもらうことに、一応お願いした。そのほうがまだ飲み込めるから、少しはおなかに入りそうだしね。

排泄についても、これまた難しい。最近の樹は、ほぼオムツを濡らさなくなっているので、うまくいけば4歳でオムツが取れそう?って感じなんだけど、これにもコツがいる。
一日のタイムスケジュールを本人がある程度把握していて、大雑把でも、ほぼ予定通りに動いて、適当な時間にママが「トイレ行く?」とか「ち〜ち〜は?」とか聞くようにしていれば、自分から「ち〜ち〜」と、トイレまでママを引っ張って行ったりして、丸一日「おもらしナシ」なことも多い。
でも、スケジュールがいつもと違ったり、ストレスのかかること(子供の声で騒がしい中にいる)が多いと、排泄のお知らせをしなくなるし、ガマンも出来なくなるみたいで、おもらしも増える。
だから、またおもらしは増えちゃうかもなぁ。保育園の生活リズムを、本人が把握出来た頃にはまた復活出来ると思うけど。

また長くなっちゃったので、今日はここまで!

秋のような‥ 2006,8,28
まだ8月だというのに昨夜の気温、25℃。‥え?もう秋??と思ったら、天気予報によれば、明日はまた夏に逆戻りだそうで‥。
今日はお昼寝が長かったせいか、樹がなかなか寝てくれません。
タオルケットかぶって横になってはいるものの‥ ずっと「ドラえもん」の曲をハミングしてます。
それも、「アンアンアン♪とっても大好き♪ドラえ〜もん〜♪」のとこだけ、エンドレスで。
早く寝てくれないかなぁとは思うんだけど、その様子は、可愛くてちょっと笑えます。

歩くのいや! 2006,8,29
妹が「ぇあう〜ぅ!」と寝言!
赤ちゃんでも寝言って言うのね。。w
樹は寝言って ほとんど言わないから、ビックリした。
いったいなんて言ったのか、意味は不明だけど。
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今日は、帰省の際と、あと保育園用に使うものとかの買物に出かけた。
このところ、樹はまともに歩いてくれない。普通に歩いてたかと思うと、いきなり、つないでる手に自分の全体重を乗っけて、思いっきり引っ張る。
3歳児でも、全体重で急に引っ張られると、バランス崩して倒れそうになる。
たいていはエレベーターや自動ドアとか、気になるものが見えたから、そっちに急に行きたくなったとか、これから行く先に、苦手なものや嫌なものがある(と思って)行くのが嫌になったからとか。
でも、理由がまったくわからないことも。(たぶん樹には理由あるんだろうけど)
おかげで、100m歩くのに、えらく時間と手間がかかってしまう。
散歩を兼ねて来てるのに、そんな訳で結局、樹はショッピング・カートに乗せられる。
これじゃ散歩にはならないね。だからといって、外なら歩くかというと、外でも同じ。歩かない。で、結局なっちゃんをおぶって、なっちゃんのベビーカーには樹が乗る。
甘えてるのかな?でも歩かないのはちょっと困るなぁ。