次の「谷川米穀店」も、私がとても楽しみにしていた店の一つだ。この店は他の店とはずいぶんと離れた山の中にある。店名を読んで字のごとく、この店は本来は「お米屋さん」だったのだが、米を売る合間にうどんを打って客に食べさせたら、あっと言う間に評判になって、本業になってしまったらしい。店の脇には土器川が流れ、山に囲まれたのどかな環境にある。
11時頃到着すると、すでに20人くらい行列が出来ていた。しかし開店が早いのですぐ中に入ることができた。我々は「つめたいの(小)」(100円)を頼む。うどんの入った丼を受け取り、薬味のネギ
つめたいの
と名物「青唐辛子の佃煮」をのせて、醤油をかけて食べる。麺は細
めであまり固さはないが、しなやかで上品な感じがする。醤油はだしの入っていない普通の醤油で、中には「お酢」をかけて食べている人もいた。この店自家製の青唐辛子の佃煮はうどんに合っていて美味しかった。
ここのうどんはうまいことはうまいんだけど、期待してた分、インパクトがあまりなかったので、印象が薄くなってしまった。でも、また行きたい店であることは確かだ。
Y氏のコメント
先ほどの店から峠を越えた、山間にあいにこの店はあった。静かな町に並ぶ人の列、いっぱつでこのお店の場所がわかった。列はできているものの山越ほどではなく、10分も並ぶと中に入ることができた。メニューは大、小、たまごのみ。汁はなく、ネギと青唐辛子を載せ醤油をかけて食べる。素朴な感じで麺の味をよく味わうことができた。麺は少々やわらかめで、山越とは対照的であった。青唐辛子の漬物のアクセントが抜群!
住所 | 仲多度郡琴南町川東1490 |
営業時間 | 11:00〜13:00 |
定休日 | 毎週月曜 |
形態 | セルフ |