長田うどん


住所 仲多度郡満濃町吉野1290−1
営業時間 9:00〜17:30
定休日 毎週水、木曜
(祝日は営業)
形態 一般店

 ここは「釜あげ」うどん1本で勝負している店だ。一応メニューには「冷やし」もあるが、ほとんどの客は「釜あげ」を目当てにやって来る。私はこれまでに相当数のさぬきうどんを食べてきて、徐々に自分の中でのさぬきうどんの好みが確立されつつあった。夏場ということもあるかも知れないが、私は冷水でキュッと締めた麺に冷         釜あげ              冷やし
たいだしをかけたうどんが好みに
なっていた。だから、この店にはなんとなく抵抗があった、というか期待を持つことができなかった。

 とりあえず我々は名物の「釜あげ〈小〉」(250円)と「冷やし(小)」を頼む。店内は広く、大きなテーブルが学食のように規則正しく並べられている。今日は土曜日ということもあり、午後2時半だというのに店内は客でいっぱいだった。少し待たされた後、うどんが運ばれてきた。「釜あげ」をひと口食べる。麺は太めだが、水で締めていないのでやわらかくヌルヌルしている。私的にはうどんはヌルヌルよりツルツルであって欲しい。ここに来てようやく私は、さぬきうどんが愛される理由が、その食感にあることに気付いた。コシの強さばかりが強調されるさぬきうどんだが、本当のおいしさは、その食感にあると思う。だからここの「釜あげ」には少し苦労してしまった。「冷やし」のほうは良かったよ。まあ、単なる好みの問題なんだけどね。


Y氏のコメント
 先ほどの店から30分しかたっていないという強行軍。ここは一般店のため1人1品を注文する。両品とも麺は少々やわらかめであるが、コシはしっかりしている。汁が釜上げはしょっぱく、冷しがすっぱい感じがして、個人的には冷しの汁の方がすっきり食べることができた。ここのお店は今までの素朴なお店とは違い、有名店といった感じで雰囲気は今一であった。

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