←前のお店に戻る  次のお店に進む→

TOPページに戻る
住所 坂出市加茂町420−3
営業時間 9:00〜14:00
(麺終了次第)
(土・祝日)〜13:00前後
定休日 毎週日曜
形態 製麺所

 1件目でかなり満腹となってしまった我々は、次の店「がもううどん」へと向かった。隣では相棒が「太田胃散」を飲んでいる。「がもううどん」は高松市の隣の坂出市にある。1時間くらいかかるだろうから、その間に少しは胃袋にも空きができるだろうと思っていたら、30分で着いてしまった。恐るべし「田舎道」。

 「がもううどん」はとても分かりづらい場所にある。目印が何も無いうえに、道が恐ろしく狭い。しばらく周辺をグルグル回っていると、田んぼの中に突如、幻のように「うどん」の看板が現れた。店自体はとても小さいのに、不釣合いな程大きな駐車場を備えている。なんとも不思議な空間である。

 店の中はとても狭く、客は中で食べることができないため、丼を受け取ると、外のベンチかその辺にしゃがみ込んで食べる。「さか枝」でようやく学習した我々は2人で1杯の「かけうどん(温・小)」(100円)と「ちくわの天ぷら」(70円)を注文する。ちょうど入り口脇のベンチが空いたので、そこに腰掛けて食べた。脇には用水路が流れ、田んぼを眺めながら青空の下(実際には曇天)ですするうどんの味は格別だ。麺のコシは弱いが、しなやかでなめらかな舌触り。女性的な麺だ。だしは薄い醤油色をしていて、いままで食べた他店と比べると濃い目だが、甘辛い汁になれた関東人には、印象の薄い味だった。天ぷらはさすがに「竹清」の揚げたてには敵わないけれど、うどんに良く合っておいしかった。

 それにしても、よくこんな田んぼの中の一軒屋に次から次へと(我々も含めて)人が来るものだ。


Y氏のコメント
 高松市から車を飛ばして30分、お隣の坂出市にやってきました。国道11号線を降りて田園地帯の真ん中にあるのがこのお店。田園風景の中、外で食べるうどんはいい気もちでした。麺は少々やわらかめ、汁はこの旅始まって以来のしょっぱさ。関東人の私は今までの汁には物足りなさを感じていたのでちょうどいい感じだ。ちくわ天は揚げたてではないのでちょっとがっかり。でも全体的にはまとまったいい感じのお店でした。

がもううどん